太陽日記

北海道移住10年を機に、日記をこちらに引っ越しました。気が向いた時にひっそりと更新します(笑)

奇跡の残留へ!

2024-09-04 15:51:09 | 日記
 2カ月もブログをほったらかしにしてしまいましたが、元気に過ごしております。2両のタラコも天に召されてしまい、唯一の捕獲対象であるツートンもなかなかタイミングが合わず、最近は全く撮りに行けてません。キハ40が撮れるエリアで最も近いのは日高本線ですが、日高本線と言いつつも日高管内に乗り入れない現状では、イマイチ「地元路線」という愛着も湧かない。ただ、平日の始発列車に限っては函館地区以外で唯一の3連が見られるので、変なイロモノが混ざらない「純正北海道色3連」は撮ってみたいなと思っていました。日高本線の運用は3行程を6両のキハ40で回しているのですが、その6両のうち2両がイロモノ(むかわ竜&花の恵み)で、一度運用に入るとしばらく入り続けるから厄介。せっかく道色3連ビンゴが発生しても、土日は2連になってしまうので結局撮りに行けてない。そろそろ始発列車では明るさが厳しくなってくる時期なので撮れずじまいで終わってしまいそうだ。
 一方サッカー観戦ですが、こちらもしばらく行っていません。コンサドーレが全く勝てないから。シーズンが半分終わった19節時点ではたった2勝に終わりダントツの最下位。ゲンキンなヤツだと思われるかもしれませんが、札幌在住ならまだしも、クルマで片道2時間かけてガソリン代・高速代・駐車場代もかけて行って惨敗する姿を観させられたら、そりゃもうダメージがデカすぎるのです。ただ、クラブコンサドーレやオフィシャルファンメディア「Channel12」の会員は継続しているし、ここ最近は毎年買っているユニフォームも今年はレプリカじゃなくて高い方のオーセンティックを奮発。背番号は6、むかわ町出身の中村桐耶選手です。去年、チームメイトからも「今年一番伸びた選手」との声も上がった期待の若手。長らく福森選手が不動のレギュラーだった左CBのポジションを奪いましたが、自陣からスルスルッとボールを持ち運んで積極的に攻撃に参加する面白い選手です。しかし、今年はその成長曲線が鈍ってしまった様子。チームも勝てなくなって観戦に行く気力も失せ、「せっかく買ったユニフォームだけど、今年は一回も袖を通すことなく終わっちゃうのかなぁ」と思っていました。
 そんな中、夏のホームゲーム3戦(アビスパ福岡、サガン鳥栖、川崎フロンターレ)限定で選手が着用するスペシャルユニフォームが発表されました。胸のスポンサーロゴは2019年から「ISHIYA」表記でしたが、2018年までの「白い恋人」が復活。また、コンサドーレの1stユニフォームと言えば赤黒の縦縞が定番ですが、2001-02に限っては赤と黒の間に白いピンストライプが入っていました。今回はそのデザインも織り交ぜているのですが、当時の胸スポンサーはサッポロビールだったので、クラシカルな雰囲気を醸し出しながらも初めての組み合わせでなかなかにカッコイイ。いつも限定ユニフォームはレプリカではなくてオーセンティックのみの発売なのでちょっと高いのですが、グッズの中で最も利益率の高いのがユニフォームだと聞いたことがあるので、今年は一度も観戦に行っていないし、少しはクラブに貢献しないとと思って今年2枚目のオーセンティックを購入してしまいました。背番号は35、高卒ルーキーの原康介選手にしました。


 自分がユニフォームを買い始めた頃は胸スポンサーが「ISHIYA」になっていたので、「白い恋人」のユニフォームを買うのは初めて。去年の最終節、小野伸二ラストマッチで配られたTシャツも「白い恋人」だったけど、あれはあくまで記念Tシャツだったし。
 コンサドーレの1stユニはどうしても赤黒縦縞という縛りがあるのでデザインにオリジナリティーを出すのは大変だと思うけど、そこはクリエイティブディレクターの相沢陽介さん、細かいディテールにもこだわったカッコイイユニフォームになっています。今シーズンの残り試合、全部このユニでいいんじゃないかと思うほどです。


 原選手は去年の全国高校サッカー選手権に愛知県代表の名古屋高校の選手として出場。北海道代表の北海高校と2回戦で対戦したため自分もテレビで見ていましたが、1G2Aと名古屋高校の全ての得点に絡む大活躍を見せました。しかしプロからの声はかからず。スポーツ推薦での大学進学の道もありましたが、将来のことを考えて一般入学での大学進学を目指していました。しかし名古屋高校のコーチとコンサドーレの強化担当スタッフとは以前から交流があり「面白い選手がいる」と情報をもらっていたので、急遽沖縄キャンプに練習生として参加が決定。その時点ではまだ大学受験をするつもりだったので参考書等も持参しての参加でした。そこでクラブも本来なら2人部屋のところ1人部屋を用意し、練習後は受験勉強に専念できる環境を整えました。そんな原選手ですが、もともと進学校の名古屋高校という事もあってか戦術理解度も高く、難解なミシャサッカーにも適応したようで見事にプロへの切符を手にしました。そしてシーズン序盤はケガ人続出でなかなかベストメンバーが組めない状況が続いたこともあり、土壇場でプロ入りした高卒ルーキーの原選手にも出場機会が訪れ、すでにリーグ戦で2Gも決めています。ただ、だんだんケガ人も戻ってきたり、夏には7人もの大型補強を行った影響で最近はベンチ入りも難しくなってきてしまいました。それでも近い将来、必ずコンサドーレを背負って立つ選手になってくれると信じています。がんばれ原選手!

 そんな訳で、シーズン前半は「こりゃあ観に行っても勝てそうにないし、今シーズンは一度も観戦に行かずに終わっちゃうかなぁ」と思っていましたが、限定ユニも買ったし、その最後の着用試合でもある9月1日の第29節、川崎フロンターレ戦のチケットを確保して観に行ってきました。実はホントの事を言うとチケットを確保した7月の時点では「もう残留は無理だろ。J1での試合はしばらく見れなくなりそうだから最後に行っとくか。今シーズン成績不振な川崎なら、もしかしたら勝てるかもしれないし」というだいぶ後ろ向きなモチベーションでいました。しかし、石屋製菓をはじめとするパートナー企業が強力にクラブをバックアップしてくれました。奇跡の残留を成し遂げるためには夏の移籍期間での戦力補強は不可欠ですが、後半戦のホームゲームのチケットを10万席分買い上げ、ファン・サポーターを無料招待するという策に打って出たのです。戦力補強に使うお金を提供するのならスポンサー料を増額するという方法もあるかと思いますが、この方法ならクラブにはチケット売り上げとしてキャッシュが入る、無料チケットを配る事で入場者が増えて選手を後押しする声援が大きくなる、という物凄い利点があるのです。また、ちょうど今、パートナー企業を応援するクラウドファンディングが行われているので、お礼の意味も込めて自分も参加しようと思いますし、そう思うファン・サポーターは少なからずいると思います。
 そしてそのおかげで、当初クラブとしては3人の補強を考えていたそうですが、結果的に前例のない7人もの補強が行われました。中でも大崎玲央選手とパク・ミンギュ選手は慣れるのに時間がかかると言われているミシャサッカーに早くもフィットし、攻守にわたって非常に効いている欠かせないレギュラーとなりました。そして直近のリーグ戦5戦では3勝1分け1敗。15得点11失点で得失点差は+4。前半の19戦で2勝しかできず、1試合平均の得点が1点未満、失点が2点を大きく上回っていたチームとは思えない復活ぶりです。相変わらず複数失点が多いのはミシャサッカーではある程度受け入れなければなりませんが、前節は久々のクリーンシート。絶望的だった残留にかすかな光が見えてきた感じです。


 札幌ドームあらため大和ハウス プレミストドームに参戦! 今日はパンまつりとしてたくさんのパン屋さんの出店がありましたが、自分はパンよりも米!肉!ということで十勝の豚丼をいただきました。先週仕事で十勝に行ったのですが、豚丼を食べそこなっていたので満足です。


 選手入場時のスタンドの様子。現在最下位にもかかわらず21,022人の入場者がありました。最近調子が上向きで残留の可能性が出てきたのもあるでしょうが、無料招待の影響も多分にあるでしょう。ただ、無料招待は席が選べないので自分は観たい席のチケットを購入しました。


 前半はフロンターレに押され気味で苦しい時間帯が続きましたがDF陣が耐えてくれて0-0で折り返し。後半は自分が観ている側に攻め込みます。このコーナーキックは弾き返されてしまいましたが、71分に待望の先制点。途中から投入された中村桐耶選手がボールを受けると敵陣中央に侵入し、右サイドにいた髙尾瑠選手にパス。ドリブルで中にカットインするとフロンターレの選手が止めようと3人ぐらい集まってきました。そこで左サイドにいた青木亮太選手が完全にフリーな状態になり、それを見逃さなかった髙尾選手がパスを出す。撃つ直前にボールがバウンドしたので決して簡単ではなかったと思うけど、ダイレクトで撃ったシュートはゴールネットに突き刺さりました。もうスタジアム内は大歓声です。


 ミシャのコンサドーレは失点すると短時間に立て続けに失点してしまう悪いクセがあって、たとえ前半3-0でリードしていても決して安心できないというサポーターには強い心臓を要求する特殊なチームなので、早く追加点が欲しかった。フロンターレのベンチには「札幌絶対殺すマン」の小林悠選手がいるし。しかし今日の試合はそんな心配は必要なかった。80分には中盤のボールの奪い合いを制して右サイドにいた青木選手にボールが出る。するとゴール前に駆け上がる鈴木武蔵選手にピンポイントのクロスボールを上げた。相手DFも2人がかりで競り合ったが、最も高く飛んだのは鈴木選手。ドンピシャで叩きつけたヘディングシュートは相手GKのチョン・ソンリョン選手が一歩も動けない完璧なゴールとなりました。もちろん自分も両手を突き上げて大絶叫。やっぱりコレを味わっちゃうとスタジアム観戦はやめられませんね。結局2-0と2試合連続のクリーンシートで3連勝。前日に19位のサガン鳥栖が負けていたので順位が入れ替わり3カ月ぶりの最下位脱出です。ただ、残留圏17位の湘南ベルマーレも勝っているので勝ち点差は7のまま。勝ち点差が残り試合数を上回ってしまうと逆転はほぼ不可能と言われているけど、残り試合は9戦。奇跡の残留はまだまだ可能だ。奇跡は実現させてこそ奇跡。♪バモ札幌~行こうぜ~!我らと共に~自らのチカラ信じ~熱い気持ち見せて闘え~!
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タラコ フォーエバー

2024-07-01 16:47:33 | 日記
 5月30日に通常運行でのダブルタラコを撮影しましたが、翌31日に富良野発滝川行きの始発列車もダブルになった後、1758が旭川運転所に回送。1749も通常の運行をこなして6月2日に旭川運転所に回送。その後は団臨での運行や旭川運転所での撮影会に借り出されるなどで通常の運用に入る事は無く、その運行をもって引退なのでは?とウワサされる6月30日の富良野線経由芦別行きの団臨の日を迎える事となりました。団臨なので主催者から「ダイヤなどのお漏らしはダメよ」と言われていたのか、暗黙の了解でツアー参加者たちの口が堅かったのか、なかなか具体的なダイヤの情報が出てきませんでしたが、大雑把な情報が出てきたので自分なりにスジを引いて予想を立ててみました。こういう場合、単線だと予想を立てやすいですよね。パターンAからCぐらいの予想を立て、ストリートビューで駐車可能な位置なども含めてロケハンをして撮影に行ってきました。
 まずは富良野線での撮影ですが、赤い屋根の家などの超メジャーポイントは撮ってみたい場所ではあるものの、農道のような道に大量の路上駐車があふれる事が容易に予想できたのでパス。2年前に撮ったふらのワインハウス手前のラベンダー畑は広い駐車場もあるし、ラベンダーが咲いていたら絶対に押さえておきたい場所だったので一番最初に現地チェック。すると、濃い紫のラベンダーが結構咲いていた。欲を言えばもうちょっと花の密度というかボリュームが欲しいところではあるけど、時期を考えたら上出来だ。ただ午前中は逆光で全然ダメ。返しの頃には陽もまわってきてバッチリだろう。最後の撮影地は決まった。続いて往路の撮影地だが、線路沿いに北上してチェックしていったものの、線路端の雑草が伸びすぎていてなかなかイイ場所が見つからない。ストリートビューで「上手く行ったら背後になだらかな畑が入るかも」とチェックしていた場所も全然ダメだった。結局最初のほうでキープにしていた場所に戻って来た。


 麦畑越しにサイド気味に狙いました。ホントはもうちょっと広めに撮りたかったのですが、24-70mmのレンズを修理に出しているので70-200mmの70mm側で無理くり撮影。


 続いて丘を越えて根室本線側にやって来ました。いつものラベンダー大橋の下です。先客がいて野花南方面にカメラを構えています。ケツ撃ちになるけど順光を優先しているのかな?と思っていましたが、ダイヤを確認すると臨時のラベンダーエクスプレスがそろそろやって来る時刻。彼はそっち目当ての人でした。まぁ、あまり興味は無いけど行き掛けの駄賃だから撮りますか。あら、気付いたのが直前だったからシャッタースピードを遅くするのを忘れていた。LEDのヘッドマークキライ!


 しっかりケツ撃ちも頂きましたけどね(^^;
 はまなす編成のピンクよりは上品な色だと思いますが、こういうのはついでに撮れれば十分です。


 で、本命はコチラ。今日の富良野は真夏日予想が出ていたので、橋の下の日陰で待機できるこの場所はありがたいのです。また、ココでご一緒した方は詳しい時刻を知っていました。やはり出回るところには出回るのですね。


 窓から手を出してはイケマセン! と言っても、そもそも今時窓から手を出せる車両自体少数派なんですけどね。また、個人的には看ナシのほうがイイのですが団臨なので文句は言えません。それに旭川の看板は国鉄味のあるデザインなので好感は持てます。


 と思ったら反対側の看板はずいぶんスッキリとしたデザインだな。言っちゃ悪いけど手抜き?(^^;


 撮り鉄側の目線で言わせてもらうと、今日はずっとこちら側に陽が当たっていて凝ったデザインの側はずっと陰になるので、できれば取り付け位置を逆にしてもらいたかったなぁ。


 今日は天気もいいし日曜日だから富良野周辺はクルマの数も多く、サンデードライバーも多いから追っかけは無理だと思っていたし合計で4回撮れたらOKと思っていました。しかし先程教えてもらった具体的な時刻によると、島ノ下信号場と野花南で数分ずつ停車するというではないか。実際、流れに乗って走っていただけなのに島ノ下トンネルの撮影ポイントの同業者の動きを見てみたら、まだカメラを構えて待っている様子。すでに列車より先行しているようだ。次は上芦別で返しの列車を待つつもりでいたけれど、そのまま流れに乗って走っていたら現地の踏切ではまだカメラを持って待ち構えている人たちがいた。やっぱり間に合っちゃった。1~2分後に踏切が鳴り、ケツ撃ちだけどココで撮ろうと思っていたカットが撮れてしまいました。


 同じアングルで撮ってもしょうがないので田んぼ越しにサイドで狙う事にしました。その前に2478Dがやって来ます。宗谷色の1747でした。稲の伸び具合が中途半端なので田んぼなのか牧草地なのか分かりづらいですが、稲の揺らめき具合で風を感じていただけるのではないでしょうか?


 そしてダブルタラコが戻ってきました。17-35mmの広角レンズが活躍します。


 爽やかな北海道の初夏です。


 さぁ、最後は本日のメインカット。ラベンダー越しのダブルタラコです。今日は今までの撮影ポイントでは多くても10人程度でしたが、皆さん考える事は一緒のようでココには50人ほどが集結しました。しかし、観光客にはあまり知られていないラベンダー畑なので99%は撮り鉄の人たち。トラブルもなく撮影出来ました。


 現地で聞いた話によると、この団臨をもって2両のタラコが引退するというウワサはホントのようで、早くも7月5日には廃車回送として釧路送りになるそうです。ツアー参加者たちがネット上に上げた画像を見ると、特製のサボには「ありがとうキハ40国鉄色
<キハ40 1749><キハ40 1758>北の大地を走り続けて45年間おつかれさまでした。2024.6.30ラストラン」と書かれていました。公式なアナウンスはありませんが、コレも最近流行りのサイレント引退というやつでしょうか。まぁ、キハ40という形式が引退するわけではなく、あくまで2両のキハ40が引退するだけなので特にアナウンスされるものでも無いのかもしれませんが、魅力的な車両がまた引退してしまいました。ますます趣味対象の車両が減っていきます。
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ダブルタラコ

2024-05-31 18:59:17 | 日記
 日々、タラコとツートンの動向をチェックしていますが、タラコは2両ともソコソコ運用に入るものの、ツートンがサッパリ入りません。4月7日に釧路での検査を終えて旭川に戻ってきましたが、5日で一周する滝川口の運用に2回入っただけでもう一カ月以上も音沙汰がありません。そんな中、引退が近いとウワサされているタラコが精力的に動いていて、ダブルも発生しているようです。そして5月30日には日中の運行のほとんどを2両のタラコが受け持ち、夕方の2483Dはダブルになりそうな展開になりました。天気予報はイマイチでしたが、ラストチャンスかもしれないので行ってきました。以下は全て昨日(5月30日)の出来事です。


 今日は頑張って早起きして始発列車から撮らなくても十分に本数を撮れるので、自宅で朝食を食べてから出発。一発目は2476Dを富良野~野花南間のラベンダー大橋から。左は富良野名産の玉ねぎ畑。


 先程のタラコは1749でしたが、次の2475Dは1758のタラコ。上芦別を出てから程なくのカーブをアウト側から。今日はこの後、しばらく1758が行ったり来たりします。


 今回撮ってみたかったカットその1。上金剛山展望台からの大俯瞰。豆粒ほどのタラコがいる地点は富良野(島ノ下信号場)~野花南間で、左下に野花南駅が見えています。


 続いて野花南駅発車直後。


 木々の間を抜けて上芦別駅を目指します。


 所々で見え隠れするタラコを撮り続けます。


 この辺りは一面田んぼが広がります。田植え直後の田んぼには小さいながらもタラコが水鏡に映っています。稲穂が黄金色に輝く時期にも撮りたい場所ですが、その頃にはもうタラコはいないのでしょう。


 上芦別駅を発車し、市街地のはずれを芦別駅に向かって走ります。


 芦別の市街地に入ってきました。スポット的に抜けた地点をタラコが走ります。右側の白いマンションの横が芦別駅です。芦別駅を発車した後のタラコも撮影しましたが、さすがに豆粒過ぎるので上げるのはやめておきます。それにしても最初のカットから15分も走行シーンが見られるなんて、国内ではそうそう無いと思います。


 今回撮ってみたかったカットその2は田んぼの水鏡。撮れそうな場所を探していましたが、見つからないうちに2477Dの時刻が迫ってきてしまいました。結局無難なアウトカーブで撮影。


 芦別の星槎国際高校の裏手のカーブでした。相変わらずドン曇りですが、晴れたら晴れたで陰になりそうな場所なので結果オーライか。


 今回撮ってみたかったカットその3はタラコ同士の交換風景。しばし滝川で昼寝をしていた1749が活動を始め、芦別駅で1758と交換します。まずは1749が滝川方面から到着。晴れてきました。


 下車1名。乗車はいませんでした。


 2分ほどして富良野方面から1758が到着。


 こちらは下車する人はいませんでしたが3名が乗車。もうこの風景も見納めですね。


 ようやく水鏡が撮れそうな田んぼを発見。少し風が吹いて若干のさざ波が立ってしまいましたが、ギリOK。


 本命のタラコまで50分ほど待ったのですが、風が出てきてしまい見事に撃沈。やはり水鏡を狙うなら早朝に撮らなきゃダメですね。


 今回撮ってみたかったカットその4は最大のミッションであるダブルタラコ。しかし完全に晴れてしまい、向かってくる列車を前から撮る順撃ちのポイントはことごとくド逆光。ケツ撃ちでもいいから光線状態のイイ場所を探しながら富良野方面に走りましたが、なかなかイイ場所が見つかりません。富良野に近づけば近づくほど時間も遅くなって日没が迫ります。結局野花南まで来てしまいましたが、駅なら撮れそう。程なく2484Dが来るので撮影しました。しかしこの頃には雲が出てきて陽の向きはあまり関係なくなってきました。


 結局ダブルタラコがやってくる頃にはドン曇り。


 とりあえず前後を撮れましたが、イマイチ不完全燃焼となってしまいました。1749はもう検査が切れると思うのですが、6月30日にダブルタラコの団臨が旭川~芦別間で、しかも富良野線経由で走るというウワサも聞きましたし、はたしてもう一度チャンスはあるのでしょうか? でも、富良野線経由のダブルタラコなんて激パ必至だろうしなぁ。今日なんて全ての撮影地は自分一人だけだったし。本来、北海道の撮り鉄なんてそういうもんだったんだけどなぁ。
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バードストライク

2024-05-18 16:13:05 | 日記
 田舎の、しかも森が近くにあるような所に住んでいると、ごくたまに「バン!」と大きな音で窓ガラスに鳥がぶつかってビックリする事があります。森の木々が窓ガラスに反射して、森が続いていると錯覚するのでしょうか? だいたい年に1~2回はありますが、それが今朝ありました。突然なのでビックリはしますが、「あぁ、またか」といった感じです。そういう時はぶつかった窓の下を見ると、だいたい脳震とう状態の鳥がクラ~ッとしています。小さな鳥だとスズメくらいの大きさのコガラの事が多いですが、たまにムクドリやツグミ、アカゲラといったソコソコ大きな鳥がぶつかってノビている事もあります。ウチはちょっと特殊なサイズの二重ガラスなので、もし割れたら結構な出費になります。毎回「やめてよ~」と思うのですが、こればかりは避けようがありません。また、だいたいはしばらくすると復活して飛んでいきますが、ごくたまに死んでしまう事もあります。そして今朝のはアカゲラくらいのソコソコ大きな鳥でした。でも、今まで見た事の無い鳥。お腹側の模様はアカゲラに似ていますが、頭頂部は赤くないし背中側は全体的に赤茶色なので「何だこりゃ?」でした。そこでGoogleの画像検索をしてみると、どうやらツツドリの赤色型というヤツみたいです。今の時期に日本にやって来て子育てをする夏鳥で、基本的には灰色をしていますが、中には赤茶色をした赤色型と呼ばれる個体がいて、それらはみんなメスらしいです。


 例え弱っていても、いろんな意味で野鳥をむやみに触るのは避けた方がいいので、基本的には放っておいて復活してくれるのを待ちます。今朝は仕事があったので、出かける時に様子を見てみました。画像検索をしたツツドリはまん丸パッチリお目目でしたが、脳震とうで半分意識が飛んでいる状態なので目がヤバイことになっていました。


 スマホで接近して撮影すると顔をこちらに向けましたが、「飛んで逃げなきゃ!」という意識には到達しないようで、ぼ~っとしていました。お昼に仕事を終えて帰って来ると1メートルくらい移動して所でまだ佇んでいましたが、家に入って5分くらいしたところで無事に飛び立っていきました。とりあえず良かったけど、もうぶつからないでね。
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オーロラ

2024-05-12 14:54:25 | 日記
 大規模な太陽フレアの発生により、昨夜は北海道でもオーロラが見られるかもしれないと言われていました。夜8時過ぎに「あ、そう言えば…」と思い出したので北側の空を見てみると、なんとな~く普段の夜空よりも赤っぽい気がする。北海道でたまに観測される低緯度オーロラは主に赤紫色をしているのは知っていたので、「もしかしてアレってオーロラかな? カメラで撮ったら写るかも」と思って撮影してみました。最初、玄関を出てすぐの所で撮影してみましたが、確かに夜空の一部が赤紫色をしている。「コレは間違いない!」と思いましたが、電線や木が邪魔になる。200mほど行けば見通しのいい場所があるけど、そこまで歩いて行って撮影するのはクマに遭遇するリスクがあるので怖くてできない。そういうトコロに住んでおります(^^;
 で、たった200mですがクルマで行き、クルマのすぐそばで撮影しました。


 肉眼ではこんなふうには見えませんが、30秒シャッターを開けて撮影すると見事に写っていました。


 何枚か撮影した中には流れ星が写っているカットもありましたが、この右上にある光跡は恐らく人工衛星だと思います。流れ星はもっと細くてうっすらとしか写りませんから。あと、このカットだけなぜか上のほうに横に一本黒い筋のようなものが写ってるんだよな。20枚くらい撮った中でこのカットだけ。謎だ。


 月明かりとの色の差がハッキリと分かるかと思います。月は細い三日月だったのですが、シャッターを30秒も開けていたので満月のように写っています。それにしてもホントにオーロラが撮影できると思ってなかったのでビックリです。肉眼でこんなふうに見えたらもっと良かったんですけどね。
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