太陽日記

北海道移住10年を機に、日記をこちらに引っ越しました。気が向いた時にひっそりと更新します(笑)

命日と先日のこと

2023-11-01 17:35:01 | 日記
 今日はMiyukiさんの命日です。あの日からもう18年の月日が経ちました。二十数年前に漠然と北海道の田舎暮らしに憧れて、たまたま覗いたMiyukiさんのサイトがきっかけとなって今こうして北海道に暮らしているわけですが、日々移り行く季節を感じながら、北海道に移住して本当に良かったなと実感しています。これも全てMiyukiさんのおかげです。

 このブログも最近ではすっかり鉄道関係かコンサドーレ関係の投稿ばかりとなってしまいましたが、今日はコンサドーレです。今シーズン前半は攻撃力が爆発し、得点数ではリーグ1~2位をキープしていました。3~4点を挙げる試合も多く、失点してもすぐに逆転できるというムードがありました。
 ミシャ(ミハイロ・ペトロビッチ)が監督になってからは「攻撃こそ最大の防御」とばかりにマンツーマンでプレスをかけ、GKも含めた11人でビルドアップをして攻撃を仕掛けるようになりました。高い位置でボールを奪えた時はショートカウンターで素早くゴールを奪う事もありますが、自陣で引いて守ってロングボール1本でカウンターという攻撃はあまりやりません。パスをつないて相手を食いつかせ、ここぞというタイミングで対角へのロングパスで左右に相手を揺さぶり、前後の深さも使ってゴール前へクロスを供給してフィニッシュというパターンが多いです。これが上手くいけば面白いようにゴールが決まるのですが、左右の両センターバックが高い位置をとる事が多く、最後尾のDFが1~2枚しかいないので広大なスペースが生まれ、相手にボールが渡ってカウンターを発動されるとあっという間にGKと1対1に持ち込まれて失点というパターンも多く発生してしまいます。これはミシャサッカーをやる以上、ある程度は仕方がない部分もあって、シーズン終了時に得失点差がプラスで終わる事はほとんどありません。また、打ち合いを仕掛けてくるチームとは比較的相性が良く、両チームに複数得点が入る事が多くて他サポも最近は「コンサの試合は面白い」と認識してくれているようです。ただ、ゴール前にDFを5枚並べたりしてガチガチに守って来るチームとは相性があまり良くなく、なかなかゴールをこじ開ける事が出来ません。
 今シーズンの前半は小柏・浅野・金子の右サイドのアタッカー陣のコンビネーションが際立っていてリーグ屈指の得点力を誇っていましたが、同時に失点数も常にワースト3位内に入るほどでした。そんな中、金子が夏にクロアチア1部のディナモ・ザグレブに期限付き移籍。小柏はケガで離脱することが多く、浅野もゴールから遠ざかる時期があって得点力は一気にトーンダウン。そのくせ失点は相変わらずなので、後半戦だけに限ったらコンサドーレはダントツ最下位という状態でした。ただ、現在18チームのJ1が来シーズンから20チームに増える関係で、今シーズンJ2に降格するのは1チームのみ。前半戦の貯金のおかげで降格は余程の事が起こらない限り無いとは思いますが、10月28日の第31節、現在最下位の横浜FCに負けるような事があったら「もしかしたらもしかして…」なんて状態にもなりかねないので、行ってきました。


 ハロウィンが近いという事で、なにかとハロウィンがらみのイベントが多くありました。ハロウィンのコスチュームに身を包んだドーレくんの他にゾンベアー(知らなかったけど北海道発のキャラクターらしい)、バスケットボールB1リーグ、レバンガ北海道のマスコットキャラクター、レバード、夕張のキャラクター、メロン熊がいました。ほかにもコアックマ&アックマ(これも知らなかったけど北海道発のキャラクターらしい)も来ていて、あちこちでカメラに囲まれていました。他にもコンサドールズのジュニアの子たちがゾンビとかメイドさんのコスチュームで撮影に応じていましたが、さすがに50代のオヤジがニヤニヤしながら10代の少女たちを撮影したら犯罪なので(いや、犯罪とまでは言わないけど自分でもキモイと思うので)やめておきました。
 

 選手のコスプレもありました。分かる人には分かるグリズリー小柏。なんでも、SNSの名前を友人に勝手にグリズリー小柏と書き換えられてしまったそうです。しかしこのクマ、グリズリーというには可愛すぎないか? 今日はケガでメンバー外でした。


 コレも分かる人には分かるシャーク浅野。今日はキャリアハイを更新する11得点目を決めました。


 もともと視力があまり良くなかったそうですが、シーズンが始まってから生まれて初めてコンタクトを作ったらしく、「良く見えるわ~」と言ったところ日刊スポーツの記者さんに「今まであまり良く見えてなかったのにゴールを決めていたんですか!?」と驚かれ、おでこの辺りを指して「サメ並みにアンテナ張ってるんで」と答えたところからシャーク浅野と呼ばれるようになりました。今シーズン、サンフレッチェ広島から移籍してきましたが、底抜けに明るいキャラクターで一気にサポーターの心を掴みました。このコスプレも面白過ぎるだろ! ってか、よくこんなの見つけて来たな。


 一時期、もみあげを長くしていた時に見た目が似ているという事でルパン青木と呼ばれるようになりましたが、このコスプレもハマり過ぎだろ。今シーズンはケガや体調不良でメンバー外が多かったけど、今日は久々のスタメン。攻撃にもよく絡んでいたけどまだ本調子じゃないな。コスプレだけじゃなくてゴールを盗んでくれ!


 今日は前半に駒井と浅野のゴールで2-0として優位に試合を進めていましたが、相変わらずチャンスは多く作るものの追加点を決められずに後半アディショナルタイムに1点決められ、その2分後にもあわや同点弾を決められそうになるなど最後はヒヤヒヤもんでしたが2-1で勝利。その結果、7年連続でJ1残留を決めました。ヒーローインタビューは先制点を挙げた駒井選手です。しかし、シーズンの前半戦を見ている限りではトップハーフには入れると思っていましたが、難しいもんですね。それにしても今日は隣の席に座っていたオヤジにイライラしました。コンサドーレの選手がミスをするたび、いちいち「何やってんだよ~」とか「ドコに出してんだよ~」とか文句を言っていた。確かに中には「おい!それはダメだろ」と言いたくなるミスもあるけど、ちょっとしたミスにもいちいち文句を言っていた。そもそもサッカーなんてミスが多く起こるスポーツだ。それに対してことごとく文句を言っていたら見ていても面白くないと思うんだけどな。


 今日の来場者プレゼント。クッションとして使える2WAYバッグとオリジナルエディトリアルブック『四方田修平、歩んだ道とその先へ。』。クッションは早速観戦時に使わせていただきました。エディトリアルブックの四方田修平とは今日の対戦相手、横浜FCの監督です。なぜ対戦相手の監督を冊子にするのか? それはヨモさん(コンサポは親しみを込めてそう呼びます)がコンサドーレととても深い係わりがあるからです。99年にコンサドーレは岡田武史監督を招聘しましたが、その時にコーチとして一緒にやって来たのがヨモさんです。その後、02年からはU-18のコーチ、04年には監督となってユース世代を長い間指導してきました。15年、当時コンサドーレはJ2で戦っていましたが、シーズン途中の監督解任に伴ってヨモさんがトップチームの監督に就任しました。そして翌16年にはチームをJ1に昇格させ、17年には残留も果たしました。ところがクラブは浦和レッズをシーズン途中で解任になったペトロビッチ氏を18年の監督に招聘。ヨモさんにはヘッドコーチのポストを打診しました。残留を果たした監督に対しては残忍なオファーとも思えますが、コンサドーレがJ1に居続けるには攻撃的なサッカーを目指す必要があり、クラブもヨモさんに「ミシャの下でそこを学んでほしい」との思いがあっての事だと思われます。そしてヨモさんもクラブの思いに納得し、21年までの4シーズンをヘッドコーチとして過ごしました。コンサポもミシャの後任はヨモさんが既定路線と思っていましたが、21年のシーズンオフに横浜FCからオファーがあり、ヨモさんも悩んだ末にチャレンジを選びました。そして見事に横浜FCをJ1に復帰させました。そのヨモさんが対戦相手として初めて札幌ドームに凱旋するので、敬意を表す冊子を作ったのでした。でもコレって「シビアな話、ミシャもそう長くは監督を続けられないだろうから、その時は帰ってきてね!」って意味だよね?
コメント
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