太陽日記

北海道移住10年を機に、日記をこちらに引っ越しました。気が向いた時にひっそりと更新します(笑)

昔の再現・その2

2020-08-16 14:30:28 | 日記
 4年前に「昔の再現」というタイトルの記事を書いたので、今回は一応「その2」とします。以前の記事は中学生時代に撮った写真の編成をNゲージで再現したという記事でしたが、今回はひとつ前の記事でUPしたこの画像の再現。

 2013年11月2日にJR只見線会津坂下駅で撮影したキハ40 562とSL只見線紅葉号のC11 325

 で、Nゲージで再現したのがコチラ

 ちょうどロフトに常設してあるレイアウト(と言ってもコンパネの上にレールを敷いているだけで、ジオラマにはなっていない)に会津坂下のような駅があったので、そこでパチリ。
 それぞれモーター車だから通電すると走り出しちゃうので、Photoshopでテールランプとヘッドライトが点灯しているかのように加工してみた。C11のヘッドマークは作るのが面倒くさかったので↑の画像からコピペした(^_^;
 さすがに煙を再現するスキルは無かったので省略したけど、なかなか再現度高くない?
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ある指令

2020-08-09 19:22:34 | 日記
 先日、友人のササコジさんから「近いうちに荷物が届きます。自分には手強そうなので、あとはヨロシク」といった内容のメールが来た。なんのこっちゃ?と思いつつ、二日後に荷物が届いた。差出人は某ホビーショップで、依頼主がササコジさんだった。箱の中身を確認して状況が飲み込めた。中身はコレ。

 自分もササコジさんも非常に思い入れのあるJR只見線で活躍していたキハ40のNゲージだ。このトミックスのHGシリーズは実車の個体差に対応するために、ユーザーがパーツを選択して自分で取り付け、車番を貼り付けるなどの仕上げの作業が必要になる。玩具程度のグッズは持っていても、本格的な鉄道模型は未体験なササコジさんはその作業に自信が無く、度々鉄道模型ネタをブログにUPしている自分に助けを求めたのでした。早速「理解した。あとは任せろ!」とメールすると「かたじけない。ブログのネタにしていいからヨロシク」と返信が。また、先日只見線に新型車両が投入され、思い入れのあったキハ40が淘汰されてしまったのですが、ネット上で精密なその模型が販売されているのを見て思わずポチってしまったらしい。それにしても自分が購入したのに発送先をウチにするなんて(笑) まぁ、折角なので写真も撮りながら取り掛かりますか!
 と言っても、すぐには作業に取り掛かれない。まずは入念な下調べが必要。付属のインレタ(転写式の車番シール)はキハ40 559 それに562、581、571、572の5つ。559、562、581は郡山総合車両センターの所属で571と572は小牛田運輸区の所属だった。只見線のキハ40は通常は郡山総合車両センター会津若松派出所に常駐なので、当然559、562、581の中から選ぶのだが、主に個体差が出てくるのが衛星電話アンテナ。只見線は山深い路線なので衛星電話が運転室に装備されているのだが、そのアンテナが時代設定によって変わってくる。正確な年度は分からないけど、自分の手持ち画像やネット上の画像から察するに、少なくとも2000年頃までは設置なし、2001年には旧タイプが1基、2011年には新・旧1基づつが設置されているようだった。また、2基とも新タイプの車両もあるようだ。ちなみにこちらが旧タイプ。

 白い円盤状のものがアンテナ。その前にあるのがトンネル内のツララによるアンテナ破損を防ぐためのツララ切り。


 こちらが新タイプ。台座が厚みを増し、アンテナ自体も厚みを増したのでツララ切りも高くなった。旧タイプも今ではアンテナ部分だけが新タイプになった新・旧ハイブリッドタイプがほとんどのようだ。


 そして手持ち画像の中に562があった。2013年11月2日に運行されたSL只見線紅葉号の画像。自分もササコジさんも、そして呑み鐵さんも乗車した思い出の列車。その道中、会津坂下で交換したのがキハ40 562だった。もうコレは562で決まりでしょう。こちら側のアンテナは新・旧ハイブリッドタイプのようだ。また、反対側はネット上の画像で新タイプであることを確認した。


 最初に取り付けたのはタイフォン。付属品にはシャッター式やスリット式のパーツがあるが、ここは500番台共通の指定パーツを矢印の部分に装着。


 床下の動力ユニットを外し、ボディを下から見た状態。タイフォンは非常に小さなパーツだけど、このような理由からちゃんと左右の違いがあるので注意して装着する。


 装着完了。


 前面の行き先表示はデフォルトでは会津若松となっているが、他に小出と喜多方が付属している。ササコジさんは小出をご所望なのでランナーから切り出す。


 交換はこのように黒い部分を押すとパーツが出てくるので引き抜き、交換するパーツを差し込んで黒い部分を戻すと引き込まれる。この部分はライトユニットになっていて、レール上を走行させるとヘッドライトやテールランプ、そしてこの行き先表示も点灯するようになっている。


 次に台車を外して障排器を装着。左・装着前。2つの穴の部分にパーツをはめる。右・装着後。


 矢印の穴の部分にトイレタンクのパーツを装着。


 コレがトイレタンク。向きがあるので注意。


 装着状態。


 これまでは開いている穴にパーツを装着するだけだったが、ここからはピンバイスで穴を開けなくてはならない。ちょっとハードルが上がる。車体の頭頂部に治具を当て、0.5mmの穴を開ける。1つ穴は衛星電話アンテナ用。2つ穴は列車無線アンテナ用。列車無線アンテナ用は位置が2種類あり、ユーザーが選択する必要がある。562の画像を沢山見たが、真横からの画像が無くて苦労した。でも、恐らく前目の位置のようなので「2」の位置で開けた。


 穴あけ後。


 付属の衛星電話アンテナは新タイプが2個と新・旧ハイブリッドタイプが1個ある。実車に近付けるためにアンテナ部分をタミヤカラーのフラットホワイトで筆塗りした。


 装着完了。やっぱりアンテナ部分を塗るとグッとリアルさが増す。本当は衛星電話アンテナ部分まで凸形に屋根のグレー部分が伸びているんだけど、さすがにそこまでは再現できず。また、もともと開いていた穴には信号炎管を装着。それと、こちら側には幌も装着。


 そして最も緊張するのがインレタ貼り。爪楊枝とかボールペンでやる人もいるけど、一応専用のバーニッシャーという道具を使う。


 車番は予備も含めて3つしか無いので位置決めは慎重に。グレーの線を車体の裾に合わせ、ズレないようにセロテープで固定。余計な部分に転写してしまわないようにウラ紙で保護。バーニッシャーでこすって転写する。


 無事に転写できた。転写後にウラ紙の上から更にこすると剥がれにくくなる。トミックスのインレタは車番の周囲にも糊があるので光の向きによってはその糊の部分が気になってしまうけど、初心者にも転写しやすいという利点もある。


 完成したよ! 衛星電話アンテナが微妙に傾いてる気がしないでもない…(^_^;


 ん~、いいね!


 右は自分が持っているKATOのキハ40 東北地域本社色。20年位前の商品なので細部のクオリティは負ける。それにこちらは小牛田所属の2000番台なので、只見線のキハ40というにはチョット無理がある。所属標記も仙ココだし。自分もトミックスのやつ欲しくなっちゃったな(^_^;


 ただ、自分も先日こちらを入手していましたよ。車番を何番にしようか思案中。

コメント (4)
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