太陽日記

北海道移住10年を機に、日記をこちらに引っ越しました。気が向いた時にひっそりと更新します(笑)

19年

2023-03-30 18:59:58 | 日記
 2004年3月30日に新冠に移住してきて、今日で丸19年。明日からいよいよ北海道生活20年目に突入です。憧れていた北海道の田舎暮らしに身を投じ、最初の頃は見るもの全てが感動で写真を撮りまくっていましたが、いつしかそれらも見慣れた日常の光景となり、すっかりカメラを向ける事も無くなってしまいました。しかし、今日だけは初心に帰って家の周りで写真を撮ってみました。


 この時期に咲いている花と言えば福寿草くらい。道端で群生しています。


 フキノトウもあちこちで顔を出しています。


 家の裏から見えるリビラ山(かな? 山は詳しくありません ^_^;)。今年は平地の雪解けが早かったから、山の雪も少なめかもしれません。
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浜田浦

2023-03-17 22:13:01 | 日記
 明日、JR北海道のダイヤ改正がありますが、それを機に日高本線の浜田浦駅が廃止されます。目の前に国道235号があってビュンビュンとクルマが通過していきますが周囲に建物は無く、線路の反対側に数件の農家が点在しているのみの秘境駅として有名です。ちょうど昨日と今日、競走馬の撮影の仕事で近くに行くので、その前に立ち寄ってみました。ホントは個人的には「葬式鉄」は趣味じゃないので、そっち系の人やマスコミが集まりそうな最終日は避けて昨日来ようと思ったのですが、雨模様だったので今日になってしまいました。


 昨日たまたまネットで「駅周辺の住民有志が最終日の列車や乗客を出迎えたり見送ったりする。オリジナルグッズの販売も行う」という記事を見ていたので、もう日常の光景は見られないと覚悟していたが、やはりちょっとしたイベント会場と化していた。まぁ、最終日だから仕方がないね。地元の人たちが精いっぱいやっていることに文句を言ってはイケマセン。一番左の建物が待合室。普段はそれしかない場所です。


 鵡川駅のひとつ先にあって去年廃止になった汐見駅と「姉妹駅」なんて言われることもあったのは、砂利敷きのホームと少し離れたところにあるコンクリートブロック製の待合室という組み合わせが似ているからか。


 その待合室の内部。


 待合室とホームの位置関係。


 数時間後の最終列車が行った後にはすぐに外されてしまうであろう駅名板。


 ホームから苫小牧方向を望む。


 同じく鵡川方向を望む。ちょうど27キロポストがある。


 この浜田浦駅は、64年前に地域住民の要望によって作られた駅だそう。しかし64年にのあいだに過疎化やクルマ社会が進み、すっかり地元住民でさえ利用しなくなってしまった。それでも「自分たちが要望して作ってもらった駅なのだから、最後はしっかりと見送りたい」と、このような催しを行ったと聞く。敬意を表してグッズを2点購入した。




 浜田浦駅到着証明書と入場券風の記念カード。その裏表。


 ちょうど12:51着の鵡川行き、むかわ竜ラッピングのキハ40 1706がやってきた。テレビクルーがたくさんいるな、と思ったら安田大サーカスの団長さんがいてホームで列車を出迎える。テレビ東京の所さんのアノ番組だな。


 ぞろぞろと下車する乗客はいるけど、みんなお別れ目当ての人ばかり。生活利用者は現れず、去り行く列車を見送る団長さん。アノ番組でよく見る光景ですね。


 この直後、団長さんと目が合って話しかけられた。少し会話はしたけど、「九州からこのために来ました!」みたいなパワーコメントもないし、当たり障りのない会話だったので、カメラは向けられていたものの「オンエア対象じゃないな」とスタッフに見切られたようで、承諾を求められることも無かった。確実にボツですね。でもまぁカメラ片手にうろうろしている姿が見切れているかもしれないので、放送はチェックしますよ!
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