慶喜

心意気
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新薬アデュカヌマブ期待外れ他

2022年04月18日 | 認知症
🌸高齢者の「多剤服用」と「入院」は、2大リスクだ

 ☆高齢者の「多剤服用」
 *高齢者では服用薬が5種類以上になると副作用増える
 *高齢者は排泄機能弱く効きすぎが副作用となってあらわれる
 ☆高齢者の「入院」
 *肺炎や骨折で入院退院できても介護度が大きく悪化する
 *高齢者、退院できた人でも要介護度平均1.7悪化した

🌸新薬アデュカヌマブ期待外れ

 ☆医療現場や専門家から漏れる失望の声

新薬アデュカヌマブの開発状況
 ☆アデュカヌマブの作用機序
 *認知症の「アルツハイマー型」の原因アミロイドβに結合し
 *脳内の同物質を減少させるメカニズムを持つ抗アミロイドβ抗体
 ☆米国食品医薬品局(FDA)に薬事承認された
 *FDAが承認するアルツハイマー型認知症薬は約20年ぶり
 ☆既存薬とは異なり
 *「病気の進行を食い止める」効果があるという触れ込みの新薬
 ☆患者や市場の期待とは裏腹に、医療現場では旗色が悪い
 *有効性の根拠が改善されてから、価格を上げていくべきとの評価

新薬アデュカヌマブヘの医療現場からの評価は低い
 ☆FDAでの承認の根拠になった臨床試験結果
 *認知機能低下の進行を防ぐ効果が示されていなかった
 *アルツハイマー型認知症のバイオマーカ―
 *「アミロイドβプラーク減少」の効果臨床試験で認められた
 *アミロイドβのプラークが減少で、症状の悪化をきっと抑制する
 *”希望的観測”から迅速承認となった
 ☆米国での多くの民間保険会社の対応
 *「エビデンスが不足している」として
 *保険適用を見送る動きを見せている
 *現状富裕層の「ぜいたく薬」になっている
 ☆欧州では欧州医薬品庁(EMA)承認しない旨を勧告
 *アデュカヌマブは承認前に門前払いされた
 ☆日本でも承認が認められずに継続審議となった
 ☆認知症薬の開発の難しさ
 *FDAの新薬承認が約20年ぶりだったたことが如実に物語っている
 ☆難航する治療薬から撤退する製薬会社も出てきている
 *認知症向けには、デジタルツールや医療機器にかじを切る

年間600万円の高額薬価に見合う効果の証明が必要
 ☆アルツハイマー型認知症の原因物質がアミロイドβである
 *「アミロイドβ説」は、まだ仮説にすぎない
 *アミロイドβが原因なのか、単なる結果なのかは結論が出ていない
 ☆アミロイドβを除去する薬の開発は続いてきた
 *アミロイドβ以外にも
 *アルツハイマー型認知症の原因に着目した薬剤開発の動きはある
 *アルツハイマーの症状自体まだ未解明の点が多い
 ☆日本では、「認知症といえばアリセプト(ドネペジル)」
 *ドネペジルは「コリンエステラーゼ阻害薬」
 *意欲の低下や無関心、うつ症状を示す認知症の患者に投与し
 *行動や感情、言動などを活性化する
 ☆既存の認知症薬はいずれも症状を抑えることが目的
 *病気の進行自体を止めるわけではない
 *抗てんかん薬や抗精神病薬なども組み合わせて
 *認知症の症状をコントロールすることが
 *現在の治療のスタンダード

 ☆海外では既存の認知症の薬の効果より公的保険の適用から外した
 *フランスで外した、認知症薬4種類
 *ドネペジル、ガランタミン、リバステグミン、メマンチン
 
新薬アデュカヌマブの今後
 ☆アデュカヌマブが多くの患者にとって福音となるために
 *臨床症状の改善という効果の証明が大前提だ

 ☆認知症700万人時代、医療財政が逼迫する日本
 *年間600万円という高額な薬価、公的保険で受容できるのか
 *高齢者医療の在り方にも、大きな問いが突き付けられる
                      (敬称略)                                     
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
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 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
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⛳出典、週刊『ダイアモンド』










新薬アデュカヌマブ期待外れ他
週刊『ダイアモンド』記事より画像引用)
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老人支配国家日本の危機1(はじめに)

2022年04月18日 | 日本の脅威
🌸老人支配国家日本の危機1(はじめに)

筆者、エマニュエル・トッド 
 ☆フランスの人口統計学者、歴史学者、人類学者
 ☆研究分野は歴史人口学、家族人類学等
 ☆『帝国以後』は世界的なベストセラーとなった
 ☆経済現象ではなく人口動態を軸として人類史を捉え
 *ソ連の崩壊、英国のEU離脱
 *米国におけるトランプ政権の誕生などを予言した

日本の読者へ
 ☆同盟は不可欠でも「米国の危うさ」に注意せよ
 ☆今の世界を見ていて強く感じるのは
 *将来を安易に予測するよりも、時代の不確かさに耐えること
 *行動する前に従来の常識や方針もゼロから疑うことが求められている
 ☆筆者は、欧米の主流派メディアと異なり
 *米国でのトランプ大統領の誕生
 *英国のEU離脱を評価している
 ☆いずれも自由貿易から保護貿易への転換
 *「民主主義の″失地回復〃」を体現するものだから
 ☆筆者はフランス人だが、英米の経験主義に敬意と共感を抱いている
 ☆筆者は、最近の米国の対外政策に不安を感じる
 *リアリズムから逸脱してアフガニスタンやイラクに侵攻する米国
 *現在の米国の外交や同盟国への振る舞いを見ていると
 *「米国はどこまで信頼できるのか」との疑念を抱く
 ☆筆者の直観が正しいとすれば
 *これは、米国と緊密な同盟関係にある日本には特に重大な意味をもつ

中国の急速な少子化
 ☆米中の対立が今後も長く続き、世界の二極化が進むだろう
 ☆しかし、中国が米国を凌ぐ大国となり
 *世界の覇権を握るようなことはあり得ない
 ☆中国の発表された2020年の合計特殊出生率
 *1.3人という衝撃的な数値
 ☆女性一人あたりの出生率は2人に近い水準でなければ
 *その社会は現状の人口規模を維持できず
 *数十年後に多大な影響を被り、少子高齢化が進む
 ☆中国の人口規模から
 *人口減少を他国からの移民で補うことも不可能
 ☆中国で、更に懸念される出生率の男女比
 *中国では、女子の選択的堕胎が行なわれている
 *必ず将来の人口構成に大きな歪みをもたらす

冷戦後に不安定化した米国
 ☆米国も人口動態上の脆弱さを抱えている
 *一定数の移民を受け入れ、健全な出生率を保っている米国
 *人口減少と無縁ですが、中間層の一教育水準が低いので
 *国内産業の担い手とはなれない
 *現在の米国には、意欲のある中間層が国内に見当たらない
 ☆移民大国である米国この欠落を
 *教育水準の高いアジア系移民で補ってきた
 ☆人口が3億人を超え、今後も増える見込みの米国
 *そのニーズはこれまで以上に高まっていく
 ☆アジア諸国の大部分は出生率が低い
 *これまでのようにはアジア系移民を当てにできなくなる
 ☆米国はソ連と競合した時期、最も良い時代を謳歌していた
 *共産主義との競合は、米国での黒人解放を促した
 *白人間の平等意識を破壊し新自由主義への道を開いた
 *「黒人差別は米国民主主義の原点」だが
 *共産主義の圧力なしにはあり得なかった
                      (敬称略)                                     
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⛳出典、『老人支配大国日本の危機』


老人支配国家日本の危機1(はじめに)
(『老人支配大国日本の危機』より画像引用)
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人気作家林真理子の「人たらし」

2022年04月18日 | 有名人
🌸人気作家林真理子の「人たらし」(政財界からメディアまで)

自らの人脈を駆使して小説を創作する
 ☆林真理子氏の新著『奇跡』が話題になっている
 *写真家・田原桂一氏と梨園の妻だった博子さんを実名で描いた
 *「奇跡のような恋愛」作品
 ☆林氏のように自らの人脈を駆使し小説を書くケースは珍しい
 ☆戦後の女流文壇(曽野綾子、有吉佐和子、山崎豊子各氏ら)
 *その様な題材を描きベストセラー作家として話題になった
 ☆林氏の行動範囲、その人達に比べるとはるかに広い
 ☆林氏、小説以外の話題を振りまくところがユニークだ
 ☆林氏にとって人脈は作家生命のカギである

瀬戸内寂聴氏と最後の対談も
 ☆彼女は文壇でも宮尾登美子氏や田辺聖子氏などから可愛がられ
 *女性初の日本文芸家協会理事長を務めている
 *昨年死去した瀬戸内寂聴氏とも親交があった
 *瀬戸内氏の最後の対談相手となったのが林氏(婦人公論)だ
 *同誌に『瀬戸内寂聴伝記』が連載される予定だった
 ☆彼女の交友関係は文化人の枠にとどまらない
 *林氏の最近の著書には文化戦略会議のメンバーがよく出てくる
 ☆彼女の”人脈づくり”として知られるのが
 *『週刊朝日』対談コーナー『マリコのゲストコレクション』
 *俳優や作家以外、志位委員長、林外相、昭恵夫人等政治関係者も多い

働き盛りの作家が対談を続け
 ☆林氏は″人たらし術″を執筆に活かすというのも人気の秘訣である
 ☆作家は年を取ると、早い人は60代から小説が書けなくなる
 *人生論や対談に逃げるようになる
 *人生論なら小説のようにテーマや構成に苦労することはない
 *テーマに沿って喋っていれば、編集者が一冊の本にまとめる
 ☆林氏は29歳の若さで『週刊文春』対談も引き受けた
 *これは老齢作家の対談とは違う
 *毎週、さまざまな分野の人に会う
 *それなりの準備も必要だし、毎週だから体力もいる
 ☆現役で働き盛りの作家
 *週刊誌の対談のホスト役を続けるというのは林氏が最初
 *各方面の人たちと広く交わる林氏
                      (敬称略)                                     
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⛳出典、週刊『THEMIS4月号』


人気作家林真理子の「人たらし」
(ネットより画像引用)
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