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心意気
「明日迄の命の気持ちで、人生を!」
「不老不死の気持ちで、知識の習得を!」

生物はなぜ死ぬのか5(リボソームRNA遺伝子)

2022年04月04日 | 生物
🌸生物はなぜ死ぬのか5(リボソームRNA遺伝子)

リボソームRNA遺伝子
 ☆リボソームとは(復習)
 *生物が持つ細胞内でタンパク質を合成する装置
 *働きはリボームRNAが担っている
 ☆寿命に影響がある代表的な遺伝子(お互いに関係があり)
 *リボソームRNA遺伝子の安定性に関わる
 ☆リボソームRNA遺伝子(リボソームRNAを作る遺伝子)
 *真核細砲では同じ遺伝子が100コピー以上直列に連なる
 *繰り返し返し構造を取っているので、コピー数が多い
 *通常の遺伝子に比べて100倍以上の変異が入いる

リボソームRNAのコピーは不安定な領域
 (その安定性のメカニズム)
 ☆変異は正常なリボソームの働きを妨げる
 *コピー減少すると、必要量のリボソームRNAを生産できなる
 *細胞は正常に生育できない
 ☆細胞は、進化の過程で
 *リボソームRNA遺伝子はコピー数を増やす「遺伝子増幅作用」を獲得
 ☆増幅機構は精巧
 *DNAの複製では、細胞が分裂する前に1回だけ起こる
 *リボソームRNA遺伝子の増幅、部分的な複製が複数回起こる
 ☆真核生物は、減ったコピーを元に戻す「遺伝子増幅」能力を獲得し
 *リボソームをたくさん作ることが可能になった
 *細胞の巨大化に成功し、いろんな機能を持った細胞を
 *作れるようになった
 ☆ヒトの神経細胞は、長いもので1メートル以上のものもある

不安定な遺伝子が寿命を決める
 ☆寿命を変化させる遺伝子
 ☆複製を止めて組換えを起こす遺伝子FOB1
 *FOB1が壊れると、寿命が60%延長する
 ☆非コードの転写を抑えて「ずれた」組換えを防ぐSIR2
 *SIR2が壊れると寿命が半分に短縮する
 ☆酵母で見つかった寿命に関わる3つ遺伝子
 *GPR1、SIR2、FOB1

FOB1とSIR2の働きが、寿命の決定機構となる詳細
 ☆ヒトの早期老化症もゲノムの安定性が関わっている
 *FOB1が働かないと、複製が止まったりDNAが切れたりしない
 *組換えが起こらずリボソームRNA遺伝子は「安定化」する
 ☆SIR2が壊れると切れたDNAがあつちこつちにずれて
 *組換えを起こすため
 *リボソームRNA遺伝子のコピー数変動し「不安定化」する
 ☆リボソームRNA遺伝子以外のゲノム
 *複製阻害配列はなく、このような不安定化は起こらない
 ☆ヒト早期老化症の原因遺伝子
 *DNAの修復(ゲノムの安定化)に関わる遺伝子です
 *ゲノムが不安定化すると、がん化したら困るので
 *その前に増殖を止めるべく
 *細胞の老化スイツチをオンにして細胞の老化を誘導する
 ☆リボソームRNA遺伝子
 *ゲノムの中でいつもコピー数が減ったり増えたりしている
 *もっとも不安定な領域
 ☆安定性がはじめに悪化して、老化スイツチをオンにしている
 *「メインの老化スイッチ」として働いている
 ☆酵母のリボソームRNA遺伝子、ゲノム全体の約10%を占める
                       (敬称略)                                     
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『生物はなぜ死ぬ』





生物はなぜ死ぬのか5(リボソームRNA遺伝子)
『生物はなぜ死ぬ』記事、ネットより画像引用)
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第七波「中国新型株」が日本へ侵入

2022年04月04日 | コロナ
🌸第七波「中国新型株」が日本へ侵入

 ☆国産ワクチンや治療薬開発が求められている
 ☆厚労省や医師会の動きは鈍い

自治体は3回目接種を急げ
 ☆政府は「まん延防止等重点措置」の解除に踏み切った
 ☆新たな条件を設けたことが大きい
 *新規感染者数か病床使用率のいずれかが低下すれば解除できる
 ☆岸田首相が「GoToトラベル」適切な時期に再開する方針を出した
 *背景には高齢者への3回コワクチン接種が進み
 *医療従事者への負荷軽減が見込めることがあった
 ☆3回目接種をした高齢者も約75%
 *国民全体として見ると約35%と接種率低い

中国のワクチンは効果が薄い
 ☆中国で、再び感染が拡大している
 *吉林省の長春市、深洲市。上海なども広範囲な地域
 *市が、ロックダウンに追い込まれている
 ☆人口14億人の中国で”感染爆発″があれば
 *日本ヘの影響も甚大だ
 ☆欧米が「ウイズコロナ」を打ち出しても
 *中国は強権的に「ゼロコロナ」の封じ込め政策を続けたため
 *感染を疑われる人たちが地下に潜った可能性がある
 ☆習近平は、武漢をロックダウンし、コロナ沈静化させた
 *「ゼロコロナ策が習近平体制の成功の証」になった
 ☆中国のワクチンは防御力が低いとの指摘がある
 *オミクロン株は亜種『BA、2』に置き換わった
 *ステルスオミクロンに中国のワクチンは対応できていない
 ☆再び中国発の新型株が世界で猛威を振るう可能性がある

日本国産ワクチン開発に邁進せよ
 ☆新たな中国ウイルスが日本を襲う可能性もある
 *日本への第七波は避けられない
 ☆フラジルで「デルタクロン株」も報告された
 *さらなる変異株が出現することは間違いない
 ☆塩野義製薬が開発している特効薬注目されている
 *感染初期に服用し重症化阻止を狙う「抗ウイルス薬」
 ☆塩野義の新薬、日本では大規模治験が認められず
 *塩野義は海外で治験を行っている
 ☆厚労省、医師会、分科会
 *発想の転換をしないと、再び中国ウイルスの拡散を招く
                       (敬称略)                                     
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⛳出典『THEMIS4月号』





第七波「中国新型株」が日本へ侵入
『THEMIS4月号』記事、ネットより画像引用)
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国家神道による天皇親政の呪縛

2022年04月04日 | 宗教
🌸国家神道による天皇親政の呪縛
 (埋め込まれた密教が噴出した昭和期)

 ☆明治は、天皇親政の祭政一致の神道国家を目指して出発した
 *明治時代は、欧米列強に伍すため
 *近代国家としての装いを整えざるをえなかった
 *内閣制、憲法発布、議会制度の導入、殖産興業、富国強兵路線を歩む
 ☆天皇親政を志向する国家神道は封印されたが
 *封印されたマグマは間歌泉のごとく蘇り、昭和日本を迷走させた
 ☆明治という時代は、二重性を抱えていた
 *「近代日本の礎」「埋め込まれた神道国家」
 ☆それが、今日でも、日本人の歴史への向き合い方を悩ませている

天皇機関説問題(噴出したマグマ)
 ☆天皇機関説問題(美濃部の学説)
 *国民主権を主張する民主的学説ではなく
 *国家主権に立ち、その最高機関として天皇を位置付けるもの
 *明治憲法制定の伊藤博文に沿ったもの
 *「国家主権の最高機関としての天皇制」だった
 ☆天皇親政を「あるべき国体」とする主張が根強く存在していた
 *現人神としての神道神話的要素を体現している
 ☆日本が置かれた国際的な孤立を背景に
 *日本人の心理に「日本は天皇親政の特別の国だ」が芽生えていた
 ☆富国強兵の近代化路線を歩んだ日本
 *日清・日露の「戦勝」で自信を深めた
 *「朝鮮併合」「日英同盟」を理由に第一次世界大戦に参戦
 *日本自身が新手の植民地帝国に変身していく
 ☆「皇道派」対「統制派」の対立が陸軍内部で加速する
 ☆「皇道派」とは、軍の統帥権は大元帥天皇に直属を掲げる
 *内閣や議会を軽視する空気を有している
 *政治の混迷への苛立ちの中で行動を突出させ始めた
 *皇道長将校による二・二六事件へとつながっていく
 ☆殺伐とした閉塞感を背景に天皇機関説事件は起こった
 *貴族院本会議で天皇機関説が「皇国の国体に反する」と攻撃された
 *衆議院議員により、天皇機関説を不敬罪として告発された
 *東京地方裁判所検事局に受理された
 ☆政府は「国体明徴声明」を出し、著作の多くは発禁処分となった

明治なる時代の二重構造
 ☆昭和天皇自身は「天皇機関説」に賛成していた
 ☆日本では危機を迎えると
 *「現人神イデオロギー」が顕在化する
 ☆明治維新から1945年の敗戦までの77年間
 *「天皇親政の神道国家へ」という熱気を放っていたのは
 *明治期の最初と敗戦までの最後の10年である

天皇制の本質について冷静な認識を
 ☆1946年天皇の神格否定の詔勅(人間宣言)がなされた
 *日本国憲法の「象徴天皇制」へと繋がつていく
 ☆今の憲法改正論議における自民党案のごとく
 *第一条「象徴天皇制」を止め
 *天皇を元首とするという改正を目指す勢力が存在するが
 ☆歴史の教訓を直視するならば
 *政治権力を持ちうる天皇制への回帰は
 *必ずそれを利用する存在を生み歪んだ形での専制をもたらす
 ☆令和日本の課題
 *象徴天皇制を国民の共感と敬愛を基盤に定着させること
                       (敬称略)                                     
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国家神道による天皇親政の呪縛
(ネットより画像引用)
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