「トマシーナ」に続き、ポール・ギャリコの猫のお話です。
だけどこれはなんかタイトルが違うような気がするんだよなぁ。
いくら「猫の」「猫による」「全国の猫のための教科書」だと言っても、
当の猫は人間のタイプライターを使って打ったというのだから、
猫語で書いてあるとはいいにくいし。
猫語の教科書じゃ、英語の教科書と同じで
This is a pen.
みたいなもんじゃないかと思っちゃうじゃないですか。
ところが、目次を見てびっくり。
第1章は人間の家をのっとる方法ですよ、あなた。Σ(゜Д゜;)
This is a pen.どころではないっす。
第2章人間ってどういう生き物?では
男性については
「男性は、コツさえつかめは、操縦は簡単です。」
女性については
「けっして、(くりかえしますけど)けっして、
男性をおだててモノにする方法を奥さんに使ってはダメ。
うまくいくはずがないんだもの。
なぜなら、奥さんは前から猫と同じ方法で、
ご主人をあやつっているからです。」でございますよぉ。( ̄▽ ̄)
その他、タイトルで面白いのは
第15章別宅を持ってしまったらとかね。 (大笑)
猫は話になるねぇ~。 (・∀・)
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