樹庵のお気楽ナビ

チビデビル ルックと
天使キャラ セントの日記です。

空き家の実家の話 その3

2023年10月26日 | 日記
何かこの1ヶ月、
ものすごく仕事が忙しくて、前回何を書いたのか
改めて読んでみて思い出したくらいで、ご無沙汰しております。

賃貸のケースは、どう考えても難しい……ような気がする。
しからば売買のケースは。

……と、これを読んで、
この人ってけっこうドライね。
実家が空き家になってまだ1年でしょうに、
さっさと賃貸だの売買だの。
家族の思い出とかないのかしらね。
と思われた方もおられるのではないでしょうか。

ううーん、こういうのをドライと言うのかよくわからないけど、
私がこの家に家族と住んだのは、小6の夏休みから高3の春休みまで。
6年と少し。
その前に生まれてから小6の1学期まで住んでいたのは、
実はもっと山奥の家で……。そこが12年と少し。
18歳で東京に出てきてから、
あっちこっち住み替えて50年にならんとしている。
嗚呼、人生の半分以上はだって東京ですもん。

田舎に実家があって家族がいて、
それは大きな心の支えではあったと思います。
仕事がなぜか上手く行かなかった時期、
思い切って電話をすればポンとお金を貸してくれた父。
(亡くなる前に返済できてよかったと心から思ってます)
季節の野菜や果物を箱いっぱい送ってくれた母。
祖父母や弟の思い出だってそりゃあ山ほどありますよ。

それはそうなのです。だからといって残されたこの家を
私がどうすりゃいいの?って話ですよ。
放っておいたら傷むでしょうよ。
人が住まなくなると家の傷みはどんどん進みます。
庭木が伸びて隣に迷惑がかかるからと、
叔父が切ってくれて肩を痛めました。
管理だけでも大変なことなんです。

父と母が働いて建てたこの家。
どんどん増築して大きくなった家。
しかし、もう手放すときなのかもしれません。

以前にも書きましたが、
ふと目をやると目の前の何軒かは一人暮らしのお宅。
それもみんな70代80代です。
ぐずぐずしていたら、売ることすら難しくなるのでは……?

そんなことを考えて、2月に
弟の一周忌、父の追善供養、先祖の位牌の御霊移しを終えて
売る方向に舵を切ったのでした。







コメント
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