樹庵のお気楽ナビ

チビデビル ルックと
天使キャラ セントの日記です。

マインドフルネス(できているのかいないのかわからないけど)

2016年10月31日 | 日記
マインドフルネスの続きです。
心のシールドを破壊する、強力なパワー、マインドフルネス。おおっかっこいいね。

この夏は、こんな本を読みました。
実は、ここ数年なかったのに2週間ぽっかり仕事がなんにもない時があったんですよ。
何しろその昔、苦しんだことがあるので、
その先に仕事は入っていたのですが、トラウマというかどうも居心地がよくない。
おおっラッキー!思いっきり休ませてもらおうって思えない悲しさがあってね。

そのとき読んだ本です。

からっぽ! 10分間瞑想が忙しいココロを楽にする  アンディ・プディコム(著) 
これも修行のうち 実践!あらゆる悩みに「反応」しない生活  草薙龍瞬(著)
反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超合理的な「考え方」草薙龍瞬(著)

どれも、振り回されている自分を立ち止まらせるためには、ありがたかったです。

特に、「これも修行のうち」は
具体的なマインドフルネスのトレーニング方法(プチ修行)がたくさん載っています。

でも最初に、読んでガーンと来たのは、
「ブッダの教えの根幹は 
①現実はつらいものである 
②しかしその辛さには理由がある
③そのつらさの理由は解消できる  
④その方法・手順がある」
というところの、「現実はつらいものである」 というところです。

人生は素晴らしいとか、人生は楽しいという言葉たちの輝きの影で
…でもね…という思いはいつもあったのですが
それをいきなり云われてしまって、嬉しいやら恥ずかしいやら。
そうだよね、つらいよね、つらくていいんだ。
ありがたいお言葉でした。

もし、興味のある方は立ち読みだけでもしてみてください。



2011年9月のふたり

そして最近のことです。
仕事が思い通りに進まないことってありますよね。
私の場合、そういうことはあまりないのですが、
つい最近、やば!振り回されそうでいやな感じがする!と思ったことがありました。
その時、無意識ですが仕事中に流している音楽を穏やかなボサノバに変えて、
机から離れてちょっと家事をしながら洗面所の鏡をのぞきました。
そして胸をトントンしながら、どうどう、どうどう…って(笑)自分に言っているんですよね。
気がついて驚きました。そして笑ってしまいましたが。
その瞬間、嫌な気分は吹っ飛んでしまいました。

る、せ:ああ~、やっぱり!!!
せ:そうだったんですね!
る:今まで、母さんはどうも人間ではないような気がしていたが…
せ:そうなんですよ。僕もそう思っていましたが…
る:馬だったんだ!!!
せ:馬ですね!!

母:ちょっ、ちょっと。やめて。
る:遠慮するな。
母:いや、遠慮はしてないが。
せ:どうどう、はなかなか出て来ないですよ。
母:やめてよ~、だって無意識に言ってたんだもん。鏡を見ながら心の中でね。
る:だからさ、それがほんとうの姿。
母:違うって。あっ、でも小学校で日記帳に名前をつけろと言われて、馬が好きといったら「馬っ子」ってつけられた。
る:ほらみろ。

母:いや~、でも、私ほんとうは馬だったんですなんて、今更…。
る、せ:ケラケラケラケラ。
せ:笑いすぎておなか痛いです。


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マインドフルネス(に入っているのかいないのか)

2016年10月24日 | 日記
えー、厄介なニンゲンのお話でしたね。

苦しい時、
人はなかなか現実を直視できないものだよなぁと、経験者の母は思います。
なんで?こんなはずではない!これは私ではない!(じゃあ誰だ)
一体私の何がいけないというのだ!と何かに当たり散らすことはできても
じっくり腰を据えて、
では現実はどうなっとるのかよくみてみぃ、ということが怖くてできません。

私も確実に減っている通帳を直視することがほんとに怖くて、
とにかくその場を繕うことで精一杯でした。
もちろん、こんな年になってほんとに情けない……と思ったし、
この先どうなるの?とも思いました。一瞬。
でも99%は現実から逃げていましたね。

これではイカンと思うまでに、けっこうかかりました。
粘り強い人ほどそうなんですって。(笑)

さて、マインドフルネスですが、
私、思うのですが、自分が空っぽになることで何かに気づくのかもしれませんね。

たとえば私の場合なら

◇ あれ?何に悩んでいるんだっけ?
◆ 苦しいから悩んでいるんじゃん、何言ってるのよ。
◇ 何が苦しいんだっけ?
◆ そりゃ決まってるでしょ。お金がないこと、仕事がないことでしょ。
◇ ふーん、それって誰かに相談してみた?お仕事ないですかって聞いてみた?
◆ ……いやぁ、それは。今まで黙っててもお仕事が来てたから営業は苦手で…。
◇ エーッやだー!何様だと思ってるのよ、どんな大会社だって、みんな毎日営業してるよ。営業なくして会社は成り立たん。
◆ ああ、そう言われたら…。
◇ そんな基本のキを…。外に出なさーい!!営業してきなさーい!!!!

至極当たり前のことなんですけど、ここに来るのにほんとに時間がかかりました。

友達にそれを話したら、やっとわかったかって言われました。
エーッ!もっと早く言ってよ!と一瞬は思いましたが、
確かに、どん底でひがんでいる私に
友達が何をいっても聞く耳を持たなかったでしょうから、
結局、自分でそう思うまでは何も変わらなかったでしょう。
その証拠にその人は、けっこうそれらしいことをいつも言ってくれていたのです。
でも私には全然刺さってこなかった。強力なシールドがあったんですよね。

マインドフルネスは、この強力シールドを破壊するのかもしれません。



る:ふぅ~、長いな~。面倒くさいな~。
母:すみませんね。
せ:まあ、苦しかったんですよね。お腹が空いて。
母:えっお腹はそんなには…。贅沢は無理ですが、食べることは食べていましたから。
せ:食べられたんですか?それでそんなに悩んだの?わかりませんね~、ニンゲン。
母:食欲の鬼のセントくんに、そう言われると、何も返す言葉がありません。
る:俺が死んだ時も、ちょっと落ち込みそうになったよな。
母:そうそう。で、ルッくんが、何言ってるのって言ってくれたので立ち直れたんだよね。ありがとう。
る:では、次回はシールドを破壊するマインドフルネスの真髄に迫るぞ。
母:アーいや、そう言われても、なんにも悟っているわけでもなんでもないし~。
る:はい、次回よろしく。
母:エーッ。





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マインドフルネス(の前置き)

2016年10月17日 | 日記
前回、キンちゃんパパが、
自分にはやる気なんてなぁ~んにもないのに、周りの人をやる気にさせてしまうのがすごい。
キンちゃんパパは実は空っぽなんではないか?(おバカという意味ではなくね)と言う話から、
マインドフルネスに話題は移りそうになっておりました。

マインドフルネス、最近あちこちで聞きますよね。
この間はNHKの「ガッテン」でもやってました。
瞑想です、瞑想。空っぽにすること。

しかしながら、これが実に難しい。
もう次から次へと、いろんな思いが押し寄せて来て、
形ばかり座禅を組んだって、頭の中はああでもないこうでもない、
ああ、あれはああだった、こっちはどうなの?ってまあびっくりするくらいにぎやかなものです。

ただ普段は、自分の頭の中のその騒ぎさえも気づいていないのです。
そして、何か気がかりなこと、不安や恐れがあると、頭は一気にそれ一色に染められてしまう。

私も仕事が上手く行かなかった何年間は、
もうほんとに先が見えなくて怖かったし、なんで?なんでこうなるの?ということしか考えなかったので、
心から笑うこともなかった。
何を見ても憂鬱だし、世の中に楽しいことなんて何もなかった。
まるで自分だけが取り残されている感じがしました。

そんな時、私は怒りをぶつけるような勢いでA4で100枚を超える文章を書いていました。
自分では、これを書いている間はいろんなことを忘れられるな、
でも現実を直視してない私ってどうなのかな?
これって多分現実逃避じゃないのかな?と思いました。
そうだったと思います。
頭の中の恐れや不安を一時的にでも忘れるために、何かに集中しようとしていたのです。
それはたとえばネットのゲームとうい場合もあるだろうし、
人によっては霊感商法に捕まってしまうことだってあるかもしれません。

話を戻します。

私達の頭の中は、意識しているいないに関わらず
秒単位でいろいろなことを思い出したり考えたりしています。
仕事のこと、天気のこと、家族のこと、買い物のこと…。
食べているときでも、歩いてるときでも、顔を洗っているときでも、トイレでも…。

まあそれが人間だしね…といえばそうなんです。だから人間なんだよとね。

ただ、先程のつたない私の経験からも言えるのですが、
多分楽しい考えに頭が埋まっている人はきっと問題ないのでしょうけれど、
人間は誰にでも気がかりなこと、不安や恐れがあるのです。
(霊感商法ではそこをつけ込まれるのです)
それもまあねと思えるうちはよいのですが
何かのきっかけでそれが重くのしかかって来た時、
頭の中が不安や恐れでいっぱいになったときが問題なのですよね。


る:ふーん。ニンゲンって面倒臭いな。
せ:ほんとですね。目の前のことだけ見ていればいいのにね。
母:おおーっセントくん、素晴らしいことをいうね。そうなんだよ。





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「おじゃる丸」って時々すごい

2016年10月03日 | 日記
リニューアル宣言したばかりだけど、忘れないうちに書くね。

9月のいつかに見たETVのアニメ「おじゃる丸」
この番組は、時々すっごー!というほど哲学的で侮れない。

<ちょっとあらすじ>
おじゃる丸とカズマ一家が住む、月光町唯一の14階建てマンションのオーナーは
カズマのクラスメート、金の字の腹かけがよく似合う坂田のキンちゃんのパパ。

キンちゃんパパの会社は、いつも、ものすごい活気(やる気)に満ちています。
それは、キンちゃんパパの一言「いいんじゃな~い」によって、社員がみんなやる気になるから。

そこで月光町住民にもやる気を出してもらおうと言う企画がだされ
キンちゃんパパは選挙遊説よろしく、町のあちこちでみんなに「いいんじゃな~い」を連発。

自分の描く漫画にイマイチ自信の持てない薄井幸代さんや、
自分探しを続けるフリーターのケンさん、遅刻常習の川上さんなど、みんながこの一言で元気になります。

月光町がガンガン活気にあふれる様子に、あら?と思ったのは
満願神社にお住まいの貧乏神の貧ちゃん。
(つぎはぎの三角おにぎりのような愛らしいキャラ、声も可愛い)

貧ちゃんのお仕事は、みんなからやる気を吸い取ることですから。
これはいけません。
こうなったら、キンちゃんパパのやる気を吸い取ってしまいましょう、
と貧乏神にしては珍しく意気込みます。

遊説の休憩でベンチに座ってパンをほおばるキンちゃんパパ
「おいしいな~」と満面の笑み。

そこに、思いっきりやる気を出して取り憑いた貧ちゃんだったのですが、
アラ?アレ?…どこに取り憑いてもやる気が吸い取れません。
「やる気が、ありません…」
愕然とする貧ちゃんに、そんなこと全然気がつかないキンちゃんパパが一言。
「やる気って何だっけ?」

「やる気を出した私が恥ずかしい…」と真っ赤になる貧ちゃんでした。


<母とルックとセントの感想>

母:ね、ね、すごいでしょ!侮れないよね、この番組。
せ:そうですか?どこが?
母:だって。キンちゃんパパはみんなのやる気を出すけど、自分はやる気はないんだよ。
る:でも口先だけじゃないだろ。「いいんじゃな~い」って。
母:うん、そうだよね。口先だけじゃないんだよ。でも、キンちゃんパパは「やる気」を持ってない。何というか、からっぽというか。
る:からっぽね。なんか最近そんな本読んでたよな。
母:ああそうだ、「からっぽ」(アンディ・ブディコム著 辰巳出版)ね。あれはマインドフルネスの本だけど。ああ…、そういうこと?
る:それに近いものを感じるけどね。
母:なぁるほどね。だから惹かれるのかな、これに。
る:じゃあ。次回は「マインドフルネス」(瞑想から宗教性を取り除いたもの)の話だな。



セントくんがうちに来たばかりの2010年5月

母:ところでルッくん、セントくんのことなんだけどさ。
せ:えー、なんですか?
母:最近、散歩を嫌がって歩かないんだよ。ルックといっしょのときはどんどん歩いたのにさ。
せ:だって~、ひとりじゃつまらないですよ。
母:まあそうだけどさ。わかるけどさ。身体のためということもあるのでさ。
る:俺も最後の頃は、歩くのがほんとしんどかった。だけど外に出るのは楽しかったな。
母:そうだよね。ずっと家の中なんてつまんないよね。
る:セント、遠くまで行かなくていいから毎日散歩しろよ。(耳元で)母さん、奥の手でちょっとおやつ持って行ったら?
母:食欲の鬼であるセントくんを食べ物で釣るのは気が引けるけどね。まあ、ちょっとならいいかね。今度からやってみるよ。


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ちょっとリニューアル

2016年10月02日 | 日記
ルッくん、おはよう!
昨日、ほんとうに久しぶりにこのブログの最初の方を読んでしまったですよ。

「樹庵のお気楽ナビ」は、ルッくんが来る前までは、
読んだ本とか見た映画(DVDも)やテレビ番組のことを書くブログでした。
ああ、こんなこと書いてたんだ!って、それはそれでちょっと楽しかったね。

ルッくんが来てからは、ルッくんとの攻防のブログになり、
セントくんが加わってからは、
さらに三者入り乱れての混戦を中継するブログになった「樹庵のおきらくナビ」ですが

ルッくんが遠くに行ってしまった(ような、そうでもないような)今、
振り返ると、大人になった(?)ルッくんは、
「あのさ~、もっと別の話をしない?哲学とかさ~」って時々言っていたんだよね。

それでさ、これからはセントくんのことも書くし、
また、読んだ本とか見た映画のことも書こうかなと思うんだ。
だいたいルッくんは、そういうの好きだし、
セントくんだって案外好きだと思う。

そんなところでどうでしょうか?



2015年7月のふたり

ルック
今日は久しぶりに晴れた日曜の朝だな。
俺が旅立ったのもこんな日曜日の朝だったよな。
でも、まあこうしてブログに登場する俺がいるから、
母も気を引き締めてもらいたい。(はい、はい)
読んだ本や観た映画の話、いいね。
そういうものがないと、母がどのくらい勉強をしているかわからん。
俺は賛成、いくらでも話に突っ込みを入れられますから、よろしく。

セント
ええ~、本とか映画とかその他ですか?いいですよ。
特に食べ物の話は嬉しいですね。(はい、わかりました)


ということで、
これからはいろいろな話題あふれる「樹庵のお気楽ナビ」で行こうと思います。
みなさん、どうぞよろしくお願いいたします。






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