母：あ～、頭痛いし寒気がするよ。なーんにもやる気がしないなぁ。
せ：はいはい、お母さんの花粉症はヒノキの方がひどくなるんですよね。お薬は？
母：うーん、やっぱ飲まないとダメだよね。
る：早く飲めよ。やる気がしないのは困る。
母：でもさ、また胃が痛くなったらいやだしさ。
せ：いつも春に胃痛が来るのは、2月から飲む鼻炎薬のせいだったんですからね。
母：そうだよ。今年も3月に胃痛で鼻炎薬を止めたじゃん。胃が痛いのも、いやだよ～～。
る：ふん、結局のところどっちも痛いわけだ。どっちかで妥協しろよ。
母：どっちも妥協できません。
せ：では、鼻炎薬と胃薬を一緒に飲むってことじゃないでしょうか。
母：え～～、薬ばっかり飲みたくないよ～～。
る：それじゃ好きなように痛がってるんだな。
母：ひ～～。
俺たちは寝るぞ。（る）
お大事に。（せ）
嗚呼～、気がつけばもう4月10日。
年度末の嵐から解放されたのが4月7日で、
今日までの4日間が、心うきうきのお休みだった。
そうだよ、休みなんだからもっと遊べ。（る）
つい嬉しくて5冊も本を買ってしまった。
そのうちの2冊はザーッと読むには読んで、
あとの1冊はNHKオンデマンドの「100分de名著」のお世話になって、
ちょっと読んだ気になって保留。
はぁ～、あと2冊（村上春樹）はたどり着きさえしない。
芝生では、ナメクジのようになるのが気持ちいいです。（せ）
「100分de名著」のお世話になったフランクルの「夜と霧」は、
ほんとはこれだけは絶対読むぞと思った深いテーマなのに、
目先のガイドブックの方が急ぎ読まなくてはいけないなんて、
なんて情けない…。
セントよ、こっちを向けっての。（母）
みなさんフランクルの「夜と霧」は、
発売されてから日本ですでに100万部を突破していた本ですが、
東日本大震災以降またまた読まれているそうです。
アウシュビッツを含めた収容所生活を生き抜いた
ユダヤ人精神医学者の体験記です。
世の中のスピリチュアルの本がふわふわとささやく言葉に、
「あ～ら、またまたそんなことおっしゃって……、わかりますけど。ホホホ」
と思うようになってしまった私が求めていた感動が、
偶然見た「100分de名著」の「夜と霧」にあったのです。
はやいとこ、ガイドブックを読破して、なんとしてでも「夜と霧」を。
サボテンの花が咲きました。文と画像が全然バラバラ。すみません。
