百日紅（サルスベリ）が満開です

今年はこんなに咲きました。嬉しいです。でもちょっと複雑。
毎年、きれいに咲きそうになるとお盆で、父がいる田舎に行っていたので
真夏に3～4日も留守にすると、どうしても花は枯れてしまいました。
今年は、ずっと在宅仕事の日々で
お水もたっぷり与えられたからだと思います。
そう、新盆にも行けませんでしたから。

去年父が、ごしたくてしょうがないで（だるくて仕方ないので）
今日は寝てる、と朝、私に電話をくれた日が、明後日に迫っています。
父は何とか頑張って車を運転してかかりつけ医に行き、
そこから総合病院に入院になりました。
そして、入院中に脳梗塞になりました。

父が亡くなったのは11月30日ですが、
私の中では、入院翌日に病院で父と話したのが最後だと思っています。



今はコロナの影響で、
入院患者さんと家族も簡単には会えない状況で、
去年、何度でも病院に行けた私はずっと幸せだと思いますが、
脳梗塞でどんどん認知症が進む父が、それはそれでつらかったです。

亡くなる少し前に、父が施設で弟と話していて
「○○（私のこと）は？死んだか？」と言ったというのを聞いて
すごくほっとした自分がいたのを覚えています。
そんなになってまで気がかりだったら、本当に申し訳ないと思ったので。

いろんな思いを乗せて、百日紅の花が風に揺れます。

月下美人が咲きました

昨夜のこと、テレワークが終わった夜10時過ぎ、振り向くと
月下美人が開きかけておりました。
おおー、開花だ開花だ、花見だ！！！！
で、ちょっと深夜までお花に付き合ってお花見をしました。



る：って花見はいいけど、何ここにいるやつ。
せ：この子はテディベアですね。
る：知ってる。押し入れの中にいた。
母：ルッくん、この子を見て吠えるからさ。隠してた。
せ：そして、知ってますか？うふ。
る：なに。
せ：この子の名前、せんとくんっていうんですよ。うふふ。
る：ケッ。
母：だってだって、これ、どう見ても、ルッくんには見えないもんね。
る：フン！



かんじんのお花からベアに話がそれてしまいましたが
月下美人が、私が背中を向けて仕事をしている間に咲いてしまわないか
ベアのせんとくんにお願いして見ていてもらったのです。

これが満開。午前2時。

今朝は月下美人さんはすっかり萎れておりました。
でも、花見はわいわいと楽しかった。