樹庵のお気楽ナビ

チビデビル ルックと
天使キャラ セントの日記です。

1月の気になった言葉 後編

2009年01月31日 | つれづれに

努力って、なんだろう?
新明解国語辞典をひいたら、
「ある目的を達成するために、途中で休んだり怠けたりせず、
持てる能力のすべてを傾けてすること」
って恐ろしいことが書いてあった。
(今まで一度もこの言葉をひいたことがないような気がする)

私の中では、努力=ちとネガティブなイメージ。
苦手なことを無理してやる時は、努力している感じになるだろう。
でも、どんなに厳しい環境にいても、
それが楽しくて仕方ない時には努力してるとは感じないもの。
人間ってイヤイヤがんばる努力だけで生きていけるものでしょうか?
そんなことしてたら体に悪いような気がする。(のは、私だけでしょうか。)

で、努力ねぇ…と、この言葉が頭のどこかにずっとあったのでしょう。
今週のいつかは忘れましたが、Amazonを歩き回っていて、
元駿台予備校のカリスマ講師だった、表三郎氏の本のタイトルが目に飛び込んできました。
「答えが見つかるまで考え抜く技術」という本でした。
考え抜く…
ちょうどワタクシ1週間ばかり毎日パソコンに向かって何時間も、
ハタから見ると苦しんでおりました。
何とは申しませんが、
毎日パソコンに向かうたびに違う考えが浮かんで、何十回となく書き直しをしていたのです。
考えが煮詰まってヒィーって感じになっても、次の日にはまたその画面を見てしまう。
そうすると、またはまり込む…。

で、その時思ったんですが、
ああ、努力ってもしかしたらこれのこと?とね。
考え抜くことはそうですね、エネルギー要りますね。
ただ、自分が興味のある好きなことはそれができます。
イヤイヤやっているわけじゃないからですね。
ああー、なるほど。努力って方向性の問題ね。
努力と感じないで努力してなくちゃ、人間続きません。

好きなことをやっている人、好きなことで目が輝いている人は、
自分でそうと気づかないうちに、けっこうな努力をしているのかもしれません。
いや、してるんでしょう。私はさて置いても。
人間は誰でも努力できるんですよね。好きなものを見つけたら。

さて、みなさんのワクワクする事は何ですか?人生楽しみましょう。
どんな些細なことでも自分を忘れるくらい入り込めれば、
それが努力するということだと思うんです。
努力すれば、ある程度までは行くと益川先生もおっしゃっていますよ。

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1月の気になった言葉 前編

2009年01月30日 | つれづれに

まだお正月の余韻に浸っていた頃だった。
NHKテレビで、
昨年ノーベル賞物理学賞を受賞した小林誠、益川敏英、南部陽一郎の3氏と
化学賞の下村脩氏の番組があり、
小林氏と益川氏がスタジオで学生から質問を受ける場面があった。

そこで、はなはだ記憶が曖昧で申し訳ないですけど、
学生から「どうしたらノーベル賞が取れるような学者になれるか?」
という内容の質問があって、
これに答えた益川氏の言葉が、今月の気になる言葉です。

益川氏いわく、
「誰でも努力さえすれば、ある程度までは行けるんです。
ただ、その先は、研究していたことがその時代と合っていたかどうか、
そこには運のようなものもある。」と。
ほんと、同時受賞の南部氏は小林・益川理論を何十年も先に提唱していた方ですが、
「彼は早過ぎた」と言われたのですから。

ここで樹庵は思ったのですよ。
そう、努力。努力すれば誰でも…なんだよね。
しかし、努力、小学生以来何百回となく聞いたり、口にしたり、習字で書いたり、
通知表に足りまへんと書かれたりしたこの文字!!
これはいったいなんであるか?

小学生の頃は毎日ドリルを何ページやると決めたら、
いやいや、泣きながらやることが努力だった。
(…ような?、ほとんど決めたとおりにやらなかったので自信がない。)

中学生の頃は毎日予習、復習をきちんとやることが努力だった。
(…のではなかっただろうか?普通は。)
そーゆー感じで学生時代は勉強することが努力だった。
(…のだろうねぇ。ますます自信がない。)

では、大人になってからの努力とは何でしょうか?
毎朝行きたくもない会社に、遅刻ギリギリで出勤することだったかもしれん。

でも、毎朝の出勤が嫌で、自由業に転じてしまってからは、
では、何が努力?
けっこう毎日好きなことやって暮らしていたわけで、
考えてみるとワタクシって努力らしいこと、してないのかも?
えーっこの年(ってどんな年かは秘密だけど)
になってそれはやばくないかい?

(明日に続く)

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「100万回生きたねこ」

2009年01月27日 | 絵本

犬飼いがお薦めする、ネコの絵本ですが、
これはもー、誰もがご存知、敢えてご紹介も何もないもんですがね。

でも、ご紹介しましょうかね。
実は、毎日うちのルッくんが逢わないと気が済まないネコちゃんがおりましてね、
彼女は推定20歳のおばあちゃんなんですが、三毛の長毛です。
お顔は…どちらかというとぺちゃんこで、可愛いという言葉は似合わないかもしれません。
まあお年を重ねていることもありますし。

彼女は、大きなお屋敷の庭に棲みついていた由緒正しい野良さんです。
去年このお屋敷が取り壊されてしまい、駐車場になってしまいました。
今は、ねぐらは右隣のお宅の庭で、ご飯は左隣のお宅でいただいています。
左隣のお宅は、お屋敷のご親戚で、ネコちゃんとも20年来の知り合いなので、
おうちに入れようとするのですが、
長い野良暮らしは気が楽なのか、外に行ってしまうのだそうです。
そこのオタクの奥様が、夕方「ミーちゃん、ミーちゃん」と呼ぶと、やってきます。

ルッくんはミーちゃん、いやミーおばあちゃんにとても興味があるらしくて、
ねぐらのオタクを必ずのぞきます。
日向ぼっこをしているミーちゃんに逢った日は満足して帰ります。
ミーちゃんも、母が声をかけると、ミャ、ミャとお返事してくれます。
時には、ボールをくわえて興奮するルッくんを横目で見ながら、
いっしょに歩いてくれたりもします。

あら?これがなんで「100万回生きたねこ」のナビなのかしら?
まあ、こじつければ絵本の主人公のネコ(こちらは彼ですが)に
ミーちゃんが少々似ていることでしょうか。
天真爛漫で喜怒哀楽がすぐわかるワンに比べて、
何を考えているのかじっとうずくまるミーちゃんを見ていると、
ネコは奥が深いのう…と思う母でございます。
まあ、イヌが浅いというわけでもありませんが。()

へへッ僕は天真爛漫!! なに?奥が浅い?いやー、そうですかねぇ。 (ルック)

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こんな日に カメラ忘れる だめな母

2009年01月25日 | ペット

今日は、風もなく意外に暖かいよいお日和でした。
ルッくん、半年ぶり、いや、7ヶ月ぶりに
預かり親のパパ、ママと
同期だったひまわり姫、パパママ宅のクック王子、それに現在居候中のキッドと会いました。

八幡山駅に着いた母とバッグ詰めのルックを、
クック王子、キッドを乗せたパパとママのクルマが拾ってくれました。
ママの声が聞こえた途端、バッグの中で急にせわしなく動くルック。
オッこの声とにおいは!って思ったんでしょうね。
クルマを降りると、パパの足に絡みつくわ飛びつくわ。

クックには、オッス!!って言ったか言わないか。
キッドを見て、ふーんと思ったか思わないか。
とにかく、いつもワンちゃんに会うと激しく首を振る
例のスタイルは一切なしで、さあ蘆花恒春園へ。

しばらくして、ひまわりちゃんご一家も到着。
ひまちゃん、ルックを見て
(アラッ、昔よくかみつかれたわ。まだかみつくの?)と思ったか思わないか。

まあ、犬の言葉はわかりませんのでね。
ルックはワンワンうるさく、ボールを投げろというし、
クックはママー、パパーって甘えているし、
キッドはなんでも興味津々だし、
ひまちゃんはひまちゃんのパパとまったり…。

帰りは、パパママにうちまで送ってもらってしまいました。
ほんとうにありがとうございました。
車内で疲れて眠るクックとキッド。
…なのにルックはガサガサゴソゴソずっと動いておりました。
帰ったら部活の中学生みたいに、
ハラ減ったハラ減ったと…。とほほ。
楽しい冬の日でした。

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「経済は感情で動く」

2009年01月19日 | 本と雑誌

「はじめての行動経済学」とありますが、行動心理学とも呼べる内容です。
クイズ形式で、楽しく読めまする。

クイズでは、こんなのがありました。

問1 たとえばスキー旅行の予約をした。
あなたは馬鹿にならない金額を既に払い込んでいる。
しかし当日は寒くて風も強く、雪が降っていた。
家を一歩も出たくないのに、もうお金は払ってしまっている。さて、どうしますか?
1スキーに行きますか?
2それとも温かい家で過ごしますか?

問2 問1とほぼ状況は同じだが、一つだけ違いがあって、
スキー旅行の予約はプレゼントだったとする。さて、どうしますか?
1スキーに行きますか?
2それとも温かい家で過ごしますか?

問2の場合、多くの人が家で温かくしていることを選ぶらしいです。

秀雄さんはスーパーマーケットのレジのところに並んでいる。
彼の番が来たときレジの係りに言われた。
「あなたは幸運にも10万人目のお客様になったので、2万円差し上げます」

弘さんも他のスーパーマーケットの列のしっぽについていた。
彼の前にいた人は運よく100万人目のお客だったので20万円という賞金をもらった。
その人のすぐ後ろに並んでいた弘さんも3万円の賞金を受け取った。
どっちの方がうれしいと思いますか?

これは多くの人が秀雄さんになって(3万円より)2万円をもらうほうを選んだんですって。

面白いですよね。
今、景気悪いけど、景気って気とつくくらいで、人の気持ちなんですよね。
何かを発端にして、悪い現象が起きると、
人々の感情がどんどん増幅して手がつけられなくなる。
まあ、時期的に今は一番大変な時なのかもしれません。
だからそういう時こそ、慌てず騒がず
こんな本を読んで、やり過ごすってことかもしれない。


シッターさんが撮影してくれました。

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