木村忠啓の大江戸百花繚乱

スポーツ時代小説を中心に書いている木村忠啓のブログです。

米良美一

2010年01月24日 | ポップマニア
ジブリ映画「もののけ姫」の主題歌を歌ったのは米良美一であった。
中性的なキャラクターで、彼の歌は妙なくらいジブリの世界にマッチしていた。
いろいろスキャンダルもあり、最近名前を聞かなくなったなと思っていたら、「どらく」という朝日新聞のブログのインタビュー記事が掲載されていた。
なにかの病気だと聞いていたが、インタビューを読むと「先天性骨形成不全症」という大変な病気だと分かった。
思春期に寝たきりだった時期もあるらしく、鬱屈した青春時代だったという。
それが「もののけ姫」で大ブレイク。
だが、「売れっ子」という虚像に無理に自分を合わせようとして、心も体もボロボロになってしまう。

「米良さんの問題は自分の人生を受け入れず全部背を向けて、人のせいにしていること。親のせい、神様のせい、世間のせい、その恨みを払拭しない限り、米良さんの人生は始まらない」

東洋医学の先生から言われた言葉。その言葉で、米良は段々変わって行ったそうだ。
彼が女子刑務所で歌う「ヨイトマケの唄」は鬼気迫るものがある。
歌の力、というものを感じさせる歌だ。

米良美一インタビ
ュー



ヨイトマケの唄

(おまけ)もののけ姫

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