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A Slow Life of Mister Masuda

定年退職後のスローライフを公開!

Day 030

2005年12月04日 11時22分27秒 | 航海日誌
第30日目(6月19日)
朝からエジプト観光だ。
船客の7割700人ぐらいがバス十数台を連ねてカイロ、ピラミッド観光に出発だ。  

エジプト観光局はルクソールのテロ事件以来セキュリティーを大変厳しくしている。
バス隊列の先頭と最末尾にはパトカー、隊列の左右を数台の白バイに守られ
大変物々しい警備に守られての道行である。
更に各バスには拳銃を持った警官が添乗している。
また道々、街角、観光地にも警官、兵隊が警備に当たっている。
まず、これなら安心だろう。

ポート・サイードから3時間、ゆったり流れる「母なるナイル」の恵みのもと、
悠久の歴史を紡いできたエジプトの首都カイロ。
高層ビルが立ち並ぶエネルギッシュな大都会の顔の一方、
世界遺産にも指定され中世の面影が色濃く残っている旧市街を抜け、
煌びやかな財宝の数々が展示されている「エジプト考古学博物館」へ。

有名なミィーラも見学したが、ツタンカーメンの黄金のマスクには大感激、
そのレプリカを衝動買い。

続いて観光定番のギザの3大ピラッミッド・スフインクス見学だ。
ピラミッドは絵や写真でよく見ていたので実物を見ても意外なくらい感激が無かった。
ただ砂漠の真ん中によくもあんな途方も無く大きな物を造ったなあと驚いた。

砂漠には、お定だまりの土産物屋以外に駱駝に乗っての
ピラミッド観光サービスもあった。
しかし駱駝の御者が悪すぎる。
駱駝に乗る前に値段は決めてあるのだが、乗った途端に値上げ要求、
写真を撮ると写真代、降りる時は駱駝の座らせ料金。
まるで雲助のようだ。
観光立国としては少し取り締まりをしたほうがよい感じだ。

スフインクスは思ったより小さかった。


夜11時、次の寄港地ギリシャ・ピレウス港に向け出港。
気温が大変高く疲れたがMK御夫妻とご一緒で楽しい一日だった。

(この間から携帯の御機嫌が悪い。
専門店で見て貰っているが原因不明。
次の寄港地のギリシャ・ピレウスならボーダフォーンの大きな店があるので
何とかなりそうだと言ってくれる人もいたので、それに望みをつなぐ。)