A Slow Life of Mister Masuda

定年退職後のスローライフを公開!

魚谷清兵衛

2010年11月29日 19時33分18秒 | 陶芸
魚谷清兵衛 備前陶展 が横浜そごう6階美術画廊で
11月29日まで行われていた。
初日 朝一番に会場に行き魚谷清兵衛氏と
ゆっくりお話出来たことはラッキーであった。





陶芸家魚谷清兵衛氏(74歳)は陶芸家としては
変わった経歴の持ち主。
家業は海産物加工業 永年食品に携わって
その味覚を盛る器に興味を持ち 
55歳のとき食品会社の経営をしながら二足わらじの陶芸家を始めた。

そこで「焼き締め陶」の素朴さに魅せられ
備前焼の里に半地下式の穴窯を築いた。






前々から興味を持っていた陶芸家で10年ほど前の個展で作品を買ったりしたし
今回はこの2点を購入した。








シンプルで軽やかな備前焼 極限の薄手作りの器に挑み
形を炎に委ね「たわみ」を生かした作品を
経木手備前と名付けている。
下二つは、以前求めた器、愛用している。





マスダ窯でも何度かその作風を真似してみた。
薄い焼き物は不良率が高い。








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武相荘

2010年11月14日 20時03分52秒 | 老後
11月10日(水)




若い時にオーストラリア・シドニーに暮らした3家族が
日本に帰ってきてから年に一度定期的に集まっている。
「シドニー会」と名付けて今回で24回目の集まりとなる。

毎年どの様な集まりにするか考えるのが楽しい。
今回は前々より気になっていたが行く機会がなかった
白洲ji次郎の「旧白洲邸・武相荘」の見学となった。





この門は東京から移築したらしい

門の所に置いてある「臼」は新聞受け






門の先は母屋。
茅葺き屋根の田舎家を買取。
内部は田の字になっており入口が「たたき」
「馬小屋」囲炉裏の居間」「寝室」をラウンジとか客間に
リフォームされている。
戦争が始まったので食料を自給自足しようという白洲次郎の先見の明も
あったのだろうがイギリス生活で学んだイギリス貴族の真似ごとをして
カントリーに住んでみたかったのかもしれない。

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我々6人 シドニー会の面々
小春日和のなか 取り留めのないおしゃべりが延々と続く。






母屋の裏は小さな散歩道になっている。
次郎は松茸が好物だったようだがここではタケノコが採れそうだ










今は門の前のミュージアムショップとなっている建物は納屋だったそうだ。
御百姓道具から芝刈り機 掻き氷機まである。
当時としては随分ハイカラな御百姓さんだ。





















白洲正子は青山二郎に骨董の手ほどきを受け
文化人の仲間入りをしたのだろう。
家族が住んでいた時は増築したこの建物の一階が食堂 二階が子供部屋。
その後 子供部屋は正子の書斎となり平成7年正子が亡くなるまで
執筆活動の場として使っていたそうだ。




この建物は空襲で焼け出された河上徹太郎が2年間
転がり込んで住んでいたところ。




これでシドニー会の第一部は終わり。
第二部は小田急鶴川駅の近くの蕎麦屋に会場を移す。
何でも有りそうな飲み屋の様な蕎麦屋だが
不思議な事に天婦羅がない。
従って「天婦羅そば」はできない。
天婦羅そばのない蕎麦屋なんて存在するのだろうか?

蕎麦屋の女将は御愛想が大変よろしい。
しかし夫婦二人で切り盛りしているので中々注文の皿が出てこない。
そんなことはあまり気にせず我々6人は御話の続きで盛り上がる。
不思議な事に蕎麦屋の客席の片隅で「絵手紙」のレッスンをやっている。
1200円で絵手紙を上手に指導して描き上げさせてくれる。
絵手紙の先生・生徒さんともお話をしたり
ちょっと筆の使い方を教えてもらったり面白い蕎麦屋だった。
最後はスタバでコーヒー。
これで今年のシドニー会は無事終了。



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晴天

2010年11月07日 21時49分48秒 | ヨット
11月3日(水)



今日は文化の日で休日。
ヨットハーバーのラウンジで例によってビールを飲みながら
仲間が集まってくるのを待つ。
今日は5人 お世話役のOさんが糖尿病関係か
ドクターストップで当分乗船禁止だそうだ。

それでは5人で出掛けるか。
風は北
風速は3メートルから5メートル。
休日なのにハーバーは静かだ。








横浜港の入口に出てきた。
思ったより風は吹いている。
良いセーリングになりそうだ。




ビールで火照った頬に当たる風が気持ちがいい。
Yさんがコストコからシャンペンを仕入れてきた。
見たこともないラベルでどうも[怪しげなシャンパン]だ。
良く冷えているのだけが取りえだ。
早速船上の乾杯となった。



気の合った仲間との酒はどんな酒でも美味い。



海も静かだし一人ひとりスキッパーをしているところを
撮ろうと云う事になり替わるがわるテラーを握る。



















大きなクレーン船とすれ違った。
一艘のタグボートが引っ張りもう一艘のタグボートが後ろから押している。







寒くなる前にそろそろ帰ろうか






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ミューザ川崎

2010年11月06日 17時52分33秒 | 老後
11月1日(月)




今年はショパン生誕200年だそうである。
昔人気のあった「ブーニン」のショパンを聴きに
2~3年前にJR川崎駅前に出来た本格音楽ホールに
行ってみようと云う事になった。
ホールの名前は「ミューザ川崎シンフォニーホール」








切符はインターネットでミセスマスダが簡単にゲット。
才能である・大したものである。
インターネットの使い方にはミスターマスダも一目置いている。







まず腹ごしらえ ラゾーナのお気に入りの「千房」高級お好み焼きである。
とりあえず「パリパリ餃子」とよく冷えた白のハウスワインがお勧め。




銘柄ものではなくお好み焼きには若いハウスワインがよく似合う。






建物の内部に入るとホールへの入口まで
廊下が印象的。








ロビーは広々としており地元川崎市出身の岡本太郎画伯の
タイルのモザイク画「空の散歩」が飾ってある。



サンドウイッチやシャンパンのカウンターもあり
インターミッションの時の一杯が楽しみだ。





聴衆の7割は女性
音響効果の良さそうなホールである。
正面に大層立派なパイプオルガン。
ステージを聴衆がぐるりと取り囲むレイアウトとなっている。









ショパンの生演奏を聴くのは「マジョルカ島」以来である。
ブーニンの演奏は軍隊ポロネーズから始まった。
インターミッション後は
ノクターンヘ長調
ピアノソナタ(葬送行進曲つき)

アンコール曲はワルツ(7番)





我々の座席は一階正面 前から5列目ですこし左より
ブーニンの手の動きもよく見えるベストポジション。
久し振りのコンサートを堪能した。

ミューザ川崎シンフォニーホールの前からは
鶴見駅前行きのバスが出ている。
家の近くを通るのでこれは便利だ。
これからも良い演奏会があったらまた来ようと云う事になった。




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ギター合奏フェスティバル

2010年11月02日 09時06分05秒 | 老後
10月30日(日)



特にギターが好きだと云うわけではない。
友達に対する激励である。
ゴルフ仲間のEさんが本格的趣味の「書道」に続いて
3年ほど前から習っているギターの発表会があるという。
義理で聴きに行こうというのではなく、友達が一生懸命やっている姿を見て
みたい衝動に駆られたからである。
見られる人は励みにもなるし見ている人は刺激を受ける。
Eさんはミスターマスダの陶芸を応援してくれている。
お互いに定年後始めた趣味を応援しあって行きたい。

Eさんのギター合奏演奏は品川区民会館大ホールで行われた。
会場には関係者・親類縁者だろうと思うが結構観客が入っている。



Eさん 演奏前の武者震い


プログラムが進んでゆく。
ひと組一曲で6~7分の演奏である。























愈々Eさん達の出番となった。バンド名は「ヴァンベール」
指揮者は篠原正志氏 ギター演奏者は16名(男子5名女子11名)
演奏曲名はゲレンミラーで有名な「イン・ザ・ムード」。

演奏前 緊張の一瞬











演奏は大成功。
ロビーに集まり記念撮影。
皆の顔に充実感があらわれている。





ミスターマスダも指揮者の篠原さんと御一緒に


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