A Slow Life of Mister Masuda

定年退職後のスローライフを公開!

(23)プールサイド

2007年03月31日 23時13分39秒 | 南半球膝栗毛
第11日目  2月20
快晴の朝 船は東に転進 南大西洋の真ん中に浮かぶ小島 
英領セントヘレナ島に向かって20ノットで航行中。

これから6日間の航海で船上でのアクティビティーが活発化する。

上陸日やパーティの翌日は船内カメラショップの前に専属カメラマンの
撮ったスナップ写真が掲示され即売される。




上甲板デッキでジャグジ水温40度で気持ち良し。
プールは海水 平泳ぎでパチャ・パチャ。



プールサイドのチェアーで日光浴をしながら
手嶋龍一の小説「ウルトラ・ダラー」を読み始める。



フレデリック・フォーサイスばりの書き出しで興味をそそられる。
午後6時以降はフォーマルドレス。



皆 昼間とは見違えるようにシャキッとしている。
食後ギャラクシーで「ロジャース・ハマーステインのミュージカルショー」
シャル ウイ ダンス のステージが印象に残った。

バー「アベニューサルーン」でマルガリータ 就寝。


 


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(22)コパカバーナ

2007年03月30日 04時43分26秒 | 南半球膝栗毛
第10日目 2月19日 午後



アプト式の登山電車で下山。ミスターマスダは乗り物が大好きだ。

帰途ビーチめぐりをしたがコパカバーナやイパネラなどミスターマスダの勝手に作った
イメージとは大分違っていた。

コパカバーナの砂浜海岸には大勢の海水浴客がいるが高級リゾート
といった感じではなく鎌倉と大差なし。
岬を一つ廻ったところレブロン海岸から先はずっと美しい海岸線が数キロに渡って続き、
高級レジデンツとなってる。
我々が,以前より持っいるイメージはこれである。

この海岸の少し先には、山にへばりつくようにしてリオ最大の貧民屈があり、
この格差は、日本のそれとは比ぶべきもない。




海岸線に沿ってホテル、マンション、レストラン、ブティック,土産物店がならんでいるが
目に付いたものはホテル・コパカバーナパレスぐらいのものだ。




午後5時 出港式。
出港の音楽はサッチモの「素晴らしき世界」。

プールサイドではバンド演奏が始まりミスターマスダは
メキシコのカクテルを片手に離れ行くリオの街を眺める。



人の良さそうらブラジル人家族が話し掛けて来てくれて楽しいひと時を過ごせた。
リオの住人だがカーニバルの喧騒を避けてクルーズを楽しんでいるらしい。



カーニバルは地元企業もスポンサーになり当日はお得意先を特別席に招待し
結構商売の「接待」に利用しているとの事。

カーニバルを一番楽しんでいるのは勿論参加している踊り手達。
飲み喰い付きで特等席で見物している招待客。
海外からの観光客。
それらに群がる土産物屋、掏り・ひったくり、から売春婦まで。


ディナーはイタリアン「プレゴ」でオソブッコ。
ギャラクシーでのバイオリン、チェロ、ピアノのコンサートは途中で退席。
船内ショップを見て回ってから就寝。



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(21)リオのコルコバードの丘

2007年03月29日 23時08分17秒 | 南半球膝栗毛
第10日目  2月19日
リオデジャネーロ港の日の出。
大変美しい。
早起きして良かった。




今日はリオの観光案内に必ず出てくる「コルコバードの丘」へ。



ニョッキとした岩山の上に40メートルぐらいのキリストの立像が
バチカンの方向を向いて建っている例のやつだ。

ガイドさんが昨日の「シュガーロフ山」と、ここ「コルコバードの丘」は
映画「007」のロケ地としても有名だと説明あり。
そう言えばロープウエーの上でワイヤーにぶる下がったスりりングな
ジェームス・ボンドを観たことがあるなあ!




アプト式の登山電車、エレベーター、エスカレーターを乗り継ぎ標高500メーターの山頂へ。
昨日のシュガーローフの山頂がみえる。
昨日とは少し角度は変わるが同様に素晴らしいパノラマビュー。



市街地方向の俯瞰写真には画面左中ほどに円い建物が見えるはずだ。
立派なサッカー場「マラカナン・スタジアム」である。
勿論サッカーは大変盛んである。
ここではジーコは英雄だ。
日本に来る前、ジーコはブラジル国の「スポーツ大臣」をやっていたそうである。




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(20)リオのカーニバル

2007年03月28日 23時17分18秒 | 南半球膝栗毛
(リオのカーニバル)
2月18日
夕食後 リオでのハイライト 「リオのカーニバル」へ。
我々が「リオのカーニバル」と思っているのは、特設会場「サンボドロモ」で催される
サンバ・パレードのコンテストであり、街角どこでもサンバの踊りが観れるのかと思いきや
大掛りなパレードはこの特設会場でしか観れないことになっている。

リオのメインストリート・ブランコ大通りやコパカバーナ海岸の近くでは,
小規模な催しがあり、写真をいっしょに撮ったり、衣裳も借りて共に踊ること出来るようだ。
夜のことでもあり治安の問題も有るし、旅行者が、このような所に参加するのは無謀とのこと。

大きな道路の両側に7万人収容出来る観覧桟敷が設置されており
そこが会場「サンボドロモ」で優秀なサンバチームを決める審査会場でもある。

一つのサンバのチームは8台の山車と4000人のダンサーで構成されており
45分かけて我々観客の前をエネルギッシュな踊りを踊りながら通うり過ぎてゆく。
前年実績により後から出てくるチームほど上手でサンバの踊りもコスチュームも
露出度も過激になってゆくそうだ。



午後9時打ち上げ花火の合図でカーニバルは始まった。
打ち上げ花火は日本の打ち上げ花火に比べお粗末。
円く広がらないし光りかたもまばら、花火大会ではないので良しとしよう。

サンバのリズムにのってサンバチームが入って来る。
まず何千という踊り子が道いっぱいに広がって踊りながら行進。
行列の中心 物凄く飾りたてた山車にのって踊りくるっている
プリマドンナが入場してくると祭りも最高潮
大歓声が上がり これぞリオのカーニバル。

ミスターマスダの席は審査員席の丁度真上。
10万円以上払ったのだから特等席なのだろう。

それでもお目当てのサンバのプリマドンナの肉体美、健康美あふれる姿を
ま近かみ観ることは出来なかったのは残念。
望遠鏡を持っていったのはよいアイディアだった。

全部のチームの踊りを見学すると朝の3時まで掛かるようだが
残念ながら我々は12時ごろで船に帰る。











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(19) リオデジャネーロ

2007年03月28日 09時20分54秒 | 南半球膝栗毛
第9日  2月18日
リオデジャネーロ リオは河 ジャネーロは一月という意味。
リオデジャネーロを発見した人が狭い海域を河と勘違いして
一月に発見したので「一月の河」リオデジャネーロと命名したそうだ。

朝9時過ぎリオデジャネーロ港に接岸。
世界三大美港の一つと言われているだけのことはある。
ニョキニョキした山や島をバックにした美しい街だ。



港には既に5~6隻の超大型クルーザーの先客が居る。
お目当ては勿論カーニバル。


 
休む間もなく早速 観光に出発。
シュガーロウフ山の見学。
ロープウエーを二本乗り継いで海に突き出した標高400メートルの頂上へ。




リオデジャネーロの市街地が遠望できる。
息を呑む美しい眺望。



眼を転じれば郊外の森林、湾と点在する島々、白い海岸線はコパカバーナ海岸、
そして、にょきにょきした山々。



今まで色々美しい場所を見てきた積もりだが此処は一級品。

今夜はお目当て リオのカーニバル見学。
天気も良さそうだ。



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(18)素晴らしい日の出

2007年03月27日 23時09分14秒 | 南半球膝栗毛
第8日目  2月17日
良い日の出だ。



天気晴朗なれど南大西洋の波高し。
毎日三食特別の日を除いてクリスタルダイニングで食事をすることにした。
ホテルオークラにでも泊まっている気分だ。

船内色々なアクティビティがあるが今朝はPGAのプロによるゴルフレッスンをのぞいて見た。
実技より座学が主で小生に向かない。
自由練習にしよう。

家内は午後から刺繍の集まりとヨガに行くそうだ。
乗務員だけの避難訓練があった。
日頃我々に接していない裏方の乗務員もライフジャケットを着けて
廊下・デッキを早足に歩いている。
それらの人達は白人以外の人達だ。
乗務員も二重構造になっている。

救命ボートを見学したが大変大きい。一艘に120人ぐらい乗れるそうだ。
小回りの利くゴムボートもあればスピードボートもある。







午後からプールでひと泳ぎ、読書も始めた。

夕食は初めての「日本食」。
NYで超有名な「NOBU」の松久信幸氏監修の店だそうだ。
この間NYに行った時 「NOBU」は三ヶ月前の予約が必要といわれた店で
大いに期待していた。
銀座久兵ェ衛のようなオセンティックな寿司を期待すると違和感を感じるが
寿司のヌーベルキュイジーンと思えば大いに楽しめる。
ソフトシェルクラブの「握り」が秀逸。



明日朝はリオデジャネーロ上陸。
早めにベッドイン。




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(17)LOG

2007年03月27日 22時38分25秒 | 南半球膝栗毛
(ログ)
2月16日
毎朝9時 「ベリー・グッド・モーニング・・・」から始まる船長の艦内放送がある。
現在の船のポジション、速度。
気温、風速,湿度、日の出・日没時間、波の高さ。
プール・ジャグジーの水温。
その他 船に関する情報を放送してくれる。

同時に船内廊下の壁にあるプラズマ超大型パネルに
その情報が表示される。












セレニティ号は



1月12日マイアミを出港
 世界一周の航海に出る。
2月15日ブエノスアイレスでミスターマスダが乗船。
3月2日ミスターマスダは下船するがその後も航海を続け
アラビア海を北上ドバイへ
紅海を巡ってスエズ運河を抜け地中海へ。
地中海沿岸の街々に立ち寄りマダガスカルを通うり大西洋へ。
最終寄港地はフランスのヴェルドン港。
大西洋を渡り5月1日イギリスのサウザンプトン港でこの航海は完結する。
マイアミを出港してから110日目のサウザンプトン入港予定である。

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(16)ウエルカム・アボード

2007年03月26日 21時54分58秒 | 南半球膝栗毛
第7日目    2月16日
船は昨日ブエノスアイレスを出帆 リオデジャネーロに向かっている。
18日朝入港予定だ。

我々のセレニティ号での旅程は
3月15日ブエノスアイレス港を出航
リオデジャネーロ、セントヘレナ
ナミビアのウォルビズベイに泊まって
3月2日ケープタウンに入港・下船の予定だ。

今朝も早く目が覚め多少雲の多い御来光を拝む。



船はモンテビデオを過ぎアフリカ大陸に沿い北上し始めた。
風は結構あると思うが海面に波頭が立つ程ではない。

今朝は朝食をメインダイニングのクリスタルダイニングでとることにした。
昨朝のリドカフェはビュフェスタイルだが食べ物をウエーターがテーブルに運ぶのを
手伝ってくれたり大変なサービスだったが今朝はNYの一流ホテル並みに
注文をとりに来るフルサービス。
エッグベネディクトを注文したことは勿論である。



船上の朝食は原則ここで決まりだな。

食後ブリッジ・クラブに行ったがとても歯が立たずゲームにならない。
昼食も試しにクリスタルダイニング 
メニューのセレクションも豊富にあり大満足。
問題は下船の時の体重が心配。

午後からカジノを覗く。手応えは上々。
潮風に当たりたくてプール・デッキに出てみる。
プールサイドのトロンボーン演奏が楽しい。



今日のドレスコードは フォーマル。
5時過ぎパームコートで船長主催のウエルカムドリンクとダンスを楽しむ。





偶々今回のツアーで御一緒しているK夫人の誕生日、
我々のグループは大いに盛り上がる。
夕食ではバースデイケーキが出て俄かカメラマンが大騒ぎ。

パーティでもディナーでも入り口でご婦人に対してウエイターが腕を貸して
エスコートしてくれる。
あまり経験がなかったので驚いたが気分の良いものだ。

夜はギャラクシでショウ「100萬弗のハリウッド」少し退屈、途中退席してカジノへ。
昼間のこともあり期待して行ったが見事惨敗。





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(15)出港

2007年03月26日 13時26分53秒 | 南半球膝栗毛
第6日目  2月15日
我がセレニティ号はブエノスアイレス港に停泊中。
船内泊 第一日目が明けた。

時差調整が上手くいっていない。
早く目が覚めたので船上より御来光を拝むことが出来た。
素晴らしい眺めだ。早起きは三文の得。



セレニティ号は
1月12日フロリダ・マイアミを出帆
カリブ海を巡って
パナマ運河をぬけ太平洋を南アメリカ大陸沿いに南下
更に南極海までクルーズし
其処から反転北上フォークランド経由
2月14日ブエノスアイレスに一ヶ月掛けてやってきたものだ。

さて船内での食事は色々のレストランを楽しんで見たい。
まず手始めに「リド・カフェ」。
ビュッフェスタイルだがウエーターがいて料理をテーブルに運ぶのを手伝ってくれる。



午後から海上避難訓練 ライフジャケットを着込んで訓練に参加。

午後5時 見送りの人一人も居ない、別れのテープも一本もない
寂しい船出。



船はゆっくり泥水の海(実際は河らしい)へ。
正確にはここは河口 河口の範囲はモンテビデオ沖まで続いている。
水深が浅いのでブイの誘導路を進んで行く。



水路も狭くアルゼンチン海軍の軍艦とすれ違ったが殆どニヤミス状態。



夕食はクリスタル・ダイニングルームでボンボヤージ・ディナー、流しの音楽士付き。
食後酒にサンブーカ チーズプレートもとり大いに盛り上がった。
 
夕食後 ギャラクシーでショー”懐かしのブロードウエー”を楽しむ。
「煙が目にしみる」から「オペラ座の怪人」まで観衆の年齢に合わせた良い企画だ。
うねりが出てきたのか船が少しローリングをしている。



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(14)キャビン

2007年03月25日 22時33分09秒 | 南半球膝栗毛
(キャビン)
2月14日



船名 クリスタル・セレニティ
船籍 バハマ
総トン数  6万9千トン
全長 250メートル
航海速力 21ノット
乗客定員 1080名
乗組員定員 655名
客室数 548室(全室海側)

我々のキャビンは8階ホライズンデッキにある。
2名用のスイート、バス・トイレ付き、ベランダあり。
11階にあるペントハウス以外は部屋の大きさは同じ。
違いはベランダが付いているか いないかだ。






ベランダで寛ぐミスターマスダ




ベランダから外を見ているミスターマスダ。



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(13)乗船 

2007年03月24日 22時47分12秒 | 南半球膝栗毛
第5日目  2月14日  夕方
午後3時愈々今回の旅の大目的
クリスタル・セレニティに乗船。



乗船すると思った通うり吹き抜けの大きなエントランスホール。



午後のお茶の時間かラウンジのクリスタル・コートでは
乗客が優雅にダンスを楽しんでいる。
今までのツアーコンダクターに引率された忙しい見学旅行から一変して
優雅な船内生活が始まるのだ。



船内、ベランダ付きキャビン、デッキ何処も彼処もすばらしい。
メイド スチュワード ソムリエ 色々な人に挨拶を受けて船上生活が始まった。

ママ は早速船内ランドリーで今回のツアー 第一回目の洗濯を始めた。
ミスターマスダはマジックショウの見物。

一応船内の探検を終え船内地図を頭に入れたところでデッキに出てみる。
多少曇り空ではあるが南大西洋に沈む夕日が美しい。



夕食は5Fのメインダイニングルーム「クリスタル・ダイニングルーム」。
これからズーットお世話になる場所だ。
入口でヘッドウエーターたちの出迎えを受ける。 
女性客に対しては、係りのウエーターが腕を貸して席までエスコートする。
音楽の演奏のなか、席に案内される女性達も満更ではなさそう。




今日はこのままブエノスアイレス港に停泊、出港は明日の午後の予定。



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(12)カミニート

2007年03月23日 23時22分18秒 | 南半球膝栗毛
第5日目  2月14日  午後
(カミニート)
アルゼンチンタンゴの名曲「カミニート」はミスターマスダが若い頃
よくダンスで踊ったものだ。
大変期待をしてカミニートの街を訪ねた。



ブエノスアイレス旧港の前 タンゴ発祥の町。
残念ながらニューオルリーンズの
ラテンクオーターのようにピリザベーションホールような場所もないし
タンゴを本格的に聞かせる街ではないらしい。

タンゴは市内のタンゲリア(タンゴ酒場)でしか楽しめないようだ。
土産もの店、バー、カフェ、レストランがひしめいている。




漁師が自分の船に塗った塗料の余ったものを
自分の家の壁に塗る。
従って各家違った色に塗られている。
この話 本当かな?
ママはこの話 妙に納得して気に入っているようだ。



街の雰囲気を盛り上げるためか
踊りの衣装を着た女性が街を踊りながら練り歩いている。
また広場ではタンゴではないがラテン系の音楽を奏でている。




カミニート観光が終われば愈々今回の旅のハイライト
ブエノスアイレス港に向かいクリスタルセレニティー号へ乗船だ。




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(11)市内観光

2007年03月23日 22時10分29秒 | 南半球膝栗毛
第5日目   2月14日  午前中
(ブエノスアイレス市内観光)
昨日イグアスから戻り再びブエノスアイレスのシェラトンに宿泊。

ホテルの前はその昔在住の英国人社会から友好の証として贈られた
ビッグベーンと同じ時計の時計台の建っている広場。
名前がフォークランド紛争後「イギリス広場」から「ネービー広場?」に変わった。
イギリスへの敵愾心は大変なものだ。



ブエノスとは「綺麗な」 アイレスとは「空気」という意味だそうだ。
この時期 ブラジルのリオのカーニバルもあり
アルゼンチンのブエノスアイレスを訪れる観光客も最も多いそうだ。

オーシャンライナーも80隻入港を予定しているそうだ。
ブエノスアイレス港からモンテビデオ港一帯は海のように見えるが
ラプラタ川の河口で幅が220キロあるそうだ。
河の全長360キロ 最大河幅220キロという何とも変な河だ。
水深は浅く水が流れているので河だそうだ。
大型オーシャンライナーは掘った水路を航行しているので
コースから逸れると座礁、先週も一隻座礁したそうだ。

子供のころ観た映画「戦艦シュペー号の最後」を思い出した。
第一次世界大戦で中立国ウルグアイのモンテビデオ港に逃げ込んだ
ドイツの戦艦シュペー号が色々な外交駆け引きが成功せず
モンテビデオ港に留まる事が許されなくなった。
止む無くシュペー号艦長は最小限の乗組員と共に連合艦隊の待ち構えている
モンテビデオ沖合いに出て行き自沈するストーリー。
ウルガイ・ラウンドは有名だがウルガイはその昔から外交の舞台だったようだ。

街は南米のパリーといわれているだけあり立派な建物がある。
しかし世界3大劇場の一つと言われるコロン劇場前など相当治安が悪い。
今日も「引ったくり」の被害にあった観光客がいた。
画面右端に少し見えているのがコロン劇場。


 
ブロードウエーミュージカルで有名な「エビータ」の墓地が観光名所になっている。
金持ちから多く税金を取り、貧乏人に手厚くしたので人気があった。


 


昼食はアルゼンチンの肉料理。
前菜は内臓、ブラットソーセージ。
同行の仲間は黒い血のソーセージなど敬遠気味であったが
ミスターマスダは平気で味わっていた。 


メインはスペアーリブ 羊など 炭焼きの美味。



店の前の囲炉裏で「仔羊のひらき?」などを串にして火に炙っている。

アルゼンチンの地ビールによく合う。




午後からタンゴ発祥の地カミニート見物。




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(10)再びブエノスアイレスへ

2007年03月23日 10時02分27秒 | 南半球膝栗毛
第4日目  2月13日  夕方
長年の夢である世界一の瀑布イグアスの見学がかなった満足感を持って
再びトロッコ列車に揺られ公園出口に向かう。





空港への帰途 イグアス川とパラマ川の合流点
アルゼンチン、ブラジル、パラガイが国境を接している場所を見学。

左岸ブラジル 右岸パラガイ 手前アルゼンチン
右側の建物はウルガイラウンドの際の会議場だったそうだ。




イグアス空港のターミナルビルはどう見てもターミナルビルとは見えない。



安定したフライトでブエノスアイレスに帰り
ふただびシェラトン泊。



帰りの飛行機窓から水煙を上げるイグアスの滝の全貌が俯瞰できた。ラッキー。




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(9)イグアスの滝・・・アルゼンチン側

2007年03月22日 20時44分46秒 | 南半球膝栗毛
第4日目  2月13日  午後
(イグアスの滝 アルゼンチン側 見学)
ブラジル側に対しアルゼンチン側は「滝の舞台裏」と言われている。

バスで国境を越えアルゼンチン側へ。
トロッコ列車で滝に流れ込む川に沿って15分の乗車。

そこから川の上に架けられた遊歩橋を辿って往復4キロ
通路の橋の欄干にはトロピカルの蝶。
木々には鳥達が止まっている。
川の中には鰐がゆっくり泳いでいる。



草むらにはモグラか?



インディージョーンズの世界だ。
保護地区ではあるが全部天然ものだ。

「悪魔の喉笛」と言われる最大の滝の「流れ落ち地点」を見学。



もうもうたる水煙でカメラもぬれてくる。
大迫力。大音響。
万羽(文学的表現)の鷹群が水煙の中、上方へと飛翔をしている。

自然の驚異とはこのことか。





(ナイアガラとの比較)
広範囲で見渡す限り滝だらけ。
悪魔の喉笛」以外の滝一つ一つは小規模。
滝の数は無数にある。
一つの滝として水量は少ない。
しかし見渡す限り全部 滝 というのは凄い。

ナイヤガラはコンパクトに纏っているので見学しやすい。
ナイヤガラは船から見たり裏側から見たり楽しませる。
ホテルと周りの街、お店など含めエンターテイメント性が高い。

それに比べるとイグアスは「手付かずの自然」がある。
総合点でも世界一のことはある。

ナイアガラは3度ほど訪れているがまた行ってみたい。
イグアスは一度は行って見たらよいが遠いしワンス・イズ・イナフ。



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