A Slow Life of Mister Masuda

定年退職後のスローライフを公開!

ベスト オブ ザ ベスト

2015年04月28日 10時52分24秒 | 老後
4月26日(日)

久し振りにSG御夫妻とのランチ。
前回よりプラス・ワンでこれもシドニー時代を一緒に過ごした
TK夫人も参加、5人である。
ランチをしてお喋りをするだけでは芸が無いので美術館賞をひとつ。
東京駅から徒歩10分ブリジストン美術館入口が集合場所。


絵描きのSGさんの希望でベスト オブ ザ ベスト見学となった。
ブリジストンビルは老朽化の為、建替えで2~3年は休館になるらしい。


展覧会のピカソのポスター
青木繁のポスター 会場で久し振りに対面出来た。



過去の展覧会のポスター。
ブリジストン美術館のアクティビティの歴史である。
上野の西洋美術館共々西洋画の啓蒙に貢献した
無くてはならぬ美術館であった。







パンフレットから流用した展示されていた絵の一部。
セザンヌのサント・ヴィクトワール山
モネ ヴェニスの黄昏
ルオーのキリスト
マネの自画像
御存じルノアール
ジャックソン・ポロック
藤島武二
安井曾太郎の薔薇

ブリジストン美術館も当分閉館と言う事で来場者は多い。
センチメンタルな気持ちで来ている人も多いのだろう。
最近は海外の大美術館展やマニヤックな絵画展が開催されているので
今日は絵を観終わって愉しかったが、画家のガイドブックの様な感じで
又、いかにも昔のコレクションで古臭い。
最近購入した絵は無いのではないか。
しかし日本人の西洋画理解に大いに貢献したことは疑いない。



ランチは銀座の路地裏のフレンチ。
表通りにある豪奢なレストランではなくガタビシした木造の建物
銀座にもこの様な場所があるのだと驚くが
巴里の裏町のカフェの雰囲気がある。
ワインはシャルドネ スターターはリエット スープはエンドウ豆 メインはヒラメ
コーヒーはワンちゃんの絵でかざったカプチーノ
ワインセラーには良い物がありそう ディナーに来れば愉しいかも。

レストランはセカンドシッティングだったので食後ゆっくりさせてもらい
充分にお喋りすることが出来た。

食後 銀座の歩行者天国をブラブラ散歩。


ラオックスの前はパリのシャンゼリゼの様だ。
中国からの観光客で大混雑。
未だに爆買いが続いているのだろうか。
最後に黒田陶苑で陶磁器を鑑賞。
新橋のアーケイド街の骨董店を冷やかしてから帰宅。


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八重桜

2015年04月25日 08時33分21秒 | ゴルフ
4月24日(金)

久し振りの青空、気温も上がって絶好のゴルフ日和。
一カ月ぶりに厚木国際カントリー倶楽部にやって来た。
染井吉野はとうの昔に散ってしまったが八重桜は盛りである。
ほろ酔い機嫌で八重桜を見ながらの乙なゴルフであった。













願はくば 花の下にて春死なん あの如月の望月の頃 西行
ミスターマスダの好きな歌だ。


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中野童男 作陶展

2015年04月21日 16時42分50秒 | 陶芸
4月21日(火)


横浜高島屋7階・美術画廊で「中野童男 作陶展」を見学。

中野童男(なかの をぐな)は越後上布の販売から転じ、
セールスマン生活から一念発起 茨城県にて陶芸を志す。

1991年 45歳、茨城県城里町に木葉下(あぼっけ)古窯(六世紀)を再現、
独学にて焼締めによる「自然釉」の追求をはじめる。
ユニークなフォルムが特徴で、高島屋・三越等、各地デパート
及びギャラリーにて時々作陶展を開催している。
お値段は今が買い時。
中野童男氏とのお話は愉しかった




陶器売り場の展示場でちょっと目を引いたもの。
廣内俊之 作陶展
マヨルカ風の焼きものだし何か河井寛次郎の作品にも似ている。
会場に居合わせた作者の横内さんに訊ねた所
はっきりたは云わなかったがボソボソどうも
河井寛次郎の孫弟子だった様な事を云っている様だ。
心なしか河井寛次郎の作風に似ているはずだ。

美術品と言う訳にはゆかぬが普段使いには良いと思う。

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琳派

2015年04月19日 14時37分28秒 | 老後
4月18日(土)

ミセスマスダの勧めもあり横浜高島屋の
琳派400年記念
京都・細見美術館
琳派のきらめき
ー宗達・光琳・抱一・雪佳ー

を観に出掛けた。



毛織物で財を成した実業家・細見亮市(1901-1978)と
その長男・細見實(1922-2006)、三代細見良行(1954- )の3代が
収集した東洋古美術品を展示するために開設されたのが細見美術館である。

細見家の収集品は、琳派や伊藤若冲らなど江戸時代の絵画や
平安時代の仏画をはじめ、仏像、仏具などから古墳出土品に至るまで、
日本美術のほとんどの分野にわたり、
重要文化財指定物件、重要美術品認定物件を多数含む。

2代目の細見實も早くから父の薫陶を受けていたが、
彼の関心の中心は琳派・若冲を中心とした江戸絵画であった。
父は宗教美術を至上と信じていたため、
息子とコレクションをめぐり確執があったという。
しかし、細見實は当時一般にはあまり知られていなかった若冲や
酒井抱一などの江戸琳派の作も、
後の研究に役立つとして念入りに収集した。
細見美術館に「琳派美術館」の異名があるのはこうした所以である。

今回の展示は俵屋宗達たちが400年前に創設した琳派、
それから約100年間隔で現われた琳派の名手たち
光琳・抱一・雪佳の時代に整理して展示している。



第1章 琳派誕生ー光悦・宗達の美ー
本阿弥光悦・書 俵屋宗達・下絵

本阿弥光悦・書 俵屋宗達・下絵



第2章 花咲く琳派ー光琳・乾山と上方の絵師ー
尾形光琳
尾形乾山
中村芳中



第3章 新たなる展開ー抱一と江戸琳派ー
酒井抱一
鈴木其一
酒井道一



第4章 京琳派ルネサンスー神坂雪佳ー
池田孤邨
神坂雪佳
神坂雪佳・画 高橋道八・作
神坂雪佳



尾形乾山の角皿の予約販売をやっていた。
12か月の色絵角皿12枚セットだがバラ売りもする。
予約の受付をしていたので気に入った絵柄2枚を注文。






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シシリア料理

2015年04月16日 16時01分28秒 | 老後
4月15日(水)

友あり遠方より来たる また楽しからずや
毎年のようにシカゴ在住のMS御夫妻が日本にやって来た。
御夫妻とは我々のNY時代同じマンションだったと言う御縁で
御厚誼を頂いている。
御一緒にゴルフや食事 よくジャズも聞きに行ったものだ。
ベービーだった御二人のお子さんももう社会人 
娘さんは結婚 秒読み
坊ちゃんは今はオーストラリアに居てビジネスで日豪のかけ橋となっている。

今日は乃木坂にあるイタリアのシシリー料理店。
通い出してから10年位になろうか。
カジュアルで入りやすいレストラン 
オーナーシェフはいつ行っても気さくだ。






ギャレーは明るく整理整頓が行き届いている。


ダイニングルームにはシシリーの絵皿が壁にディスプレーされている。
シェフのお母さんがモザイクのタイルの装飾で有名なヴィッラ・ローマ遺跡
のあるピアッツア・アルメリーナの出身である事や、
ここの近くにある陶芸の町カルタジローネの事など、
この両所共、我々も昔訪れた事があるので話が弾んだ。

個室にはオーナー自慢のシシリーの細工物、操り人形が飾られている。




シシリーの白ワインが美人ソムリエの御勧めだ。
ドライで良く冷えていて飲みやすい。

水牛のミルクから作ったモッツレラは抜群 トマトと良く合うこの店の器はリチャード・ジノリに統一されている。

アンティパスタ
スパゲティー・ボンゴレ ミスターマスダのとどっちが美味いか?
ニョッキ
チーズプレート ウオッシュ・タイプのチーズが良かった。

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