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A Slow Life of Mister Masuda

定年退職後のスローライフを公開!

さくら

2012年03月11日 10時16分34秒 | 陶芸
3月10日(土)


長男のSクンが午前11時ごろ訪ねてきた。
ミセスマスダとマドレーヌを焼く約束になっていた。
ホワイトデーのプレゼントで娘達に渡すらしい。
ミスターマスダは早々とこの孫娘達にはチョコレートを手渡し済み。

気楽に親子二人でマドレーヌを焼いているのを傍観。
よい匂いがする。
一つだけ味見をさせてもらう。
一流のパテシィエ並みの出来栄え。

左半分がプレーン 右半分がレーズン入り


夕方からミセスマスダは短歌の先生・岩田 正氏の
「米寿と現代短歌大賞受賞を祝う会」の
レセプションに出掛けて行った。
ミスターマスダは陶芸三昧。

ミセスマスダが桜一枝を持ち帰った。
あの種のレセプションでは会場の生け花を散会後
みんなで貰って帰ってくるのが通例になっているようだ。
この間の六本木の公募展に出品したミスターマスダの花器に
桜はどうだろうとミセスマスダが貰ってきてくれたものだ。

この花器にこの桜一枝はよく合う。

今年の桜は遅いそうだが一足先に御花見が出来てラッキー。


ペア・スツール

2012年02月25日 20時53分24秒 | 陶芸
2月24日(土)

六本木の国立新美術館の公募展も終わり
出品作の引き取り搬出を行った。
出品作のペア・スツールは小平市のSGさんが貰ってくれることになっている。
早速御宅にお伺いし綺麗な芝生の御庭に置かさせてもらった。

左側のスツールの上にはSGさんが丹精の蘭を飾ってくれた




一方 我が家の庭も寒かった冬景色から少し春めいてきた。

福寿草









いつも御正月にはほころぶ白梅も
漸く一輪二輪 紅梅はまだまだ。









レモンは昨年末より色づいており数少ない我が庭の色どり

少し庭を明るくと家人が鉢を買ってきた



ゲートブリッジ

2012年02月18日 11時06分45秒 | 陶芸
2月16日(木)



弟夫婦が六本木の国立新美術館のミスターマスダの
出品作品を見てくれるという。
車で行くこととなった。
午前10時ミスターマスダの家に迎えが到着。

ミスターマスダの作品の前で記念撮影

面白い木彫 題名は「人生は夕方からが面白い」 


今日の予定は美術館の後 最近開通した「ゲートブリッジ」を
見に行こうということだ。
「ゲートブリッジ」はまだカーナビにも載っていないので
取り敢えず新木場を目指す。
遠くにテレビニュースで見た「ゲートブリッジ」が遠望できる。
どうも「若洲ゴルフリンクス」方面に行けば
ゲートブリッジに通じる道がありそうだ。



若洲ゴルフリンクス 曇りだが東京スカイツリーが見える


愈々ゲートブリッジに近づいてきた。
晴れていれば富士山と反対側に東京スカイツリーが見える筈だが
今日は生憎曇り更に雪がちらほら。
残念ながら何も見えない。

結構車が走っている 都心を迂回出来るので相当渋滞緩和となるだろう



左側の歩道は結構見学の人が歩いている





道は新木場から馬込の環7に通じている

最初はゲートブリッジをゆっくりドライブする積りだったが
車が多くスピードを落とすことができずアッと言う間に
ゲートブリッジを渡ってしまった。
橋は渡るのも良いがどうも遠くから橋全体の姿を眺める方が
楽しいような気がする。


ハッピーバースディ

2012年02月17日 10時36分47秒 | 陶芸
2月15日(水)


今日はO夫人のXX回目の誕生日。
六本木の国立新美術館で待ち合わせ。
公募展のミスターマスダの出品作を見てからランチの予定。







作品の前でO夫人と記念撮影。
ミスターマスダの持っている紙袋は
O夫人からのバレンタイン・チョコレート。
勤め人時代は自慢ではないが数え切れないほど沢山のチョコレートを頂いた。
最近は数もめっきり減って一袋でも大事。
今日現在7個。



今回の内閣総理大臣賞の受賞作品





ランチは西麻布のイタリアン 「アル・ポルト」








あんこう鍋

2012年02月13日 09時13分29秒 | 陶芸
2月11日(土)




勤め人時代の同僚と六本木の国立新美術館に
ミスターマスダの公募展を見に行く。
と云うより一杯飲み清談するのが目的でその前に見てやろうという事。





ミスターマスダの作品鑑賞も終わりさてどこで一杯やるか。
いつもの神田の蕎麦屋「砂場」で穴子を食べていとMSさんが云いだした。
いざ地下鉄を乗り継いで新橋へ。

JRの神田駅前にこんな彫刻あったっけ?



悪い予感が少ししていたが「砂場」は今日は祭日で御休み。
タクシーでワンメーター 「まつや」に行ったがそこは満員、
近くの「藪蕎麦」を覗いたがそこも長い行列。








そこで取り敢えず「蕎麦」は諦めアンコウ鍋はどうだと云う事になった。
幸い「いせ源」は空いていた。



店頭には氷詰めの鮟鱇(あんこう)





アンコウ鍋3人分 少し少ない感じだ

最後は卵をたっぷりかけた「おじや」

店を出る時は少し薄暗くなりかけていた

FKさんがもう少し呑みたい、食べたいと言い出した。
時間どきを過ぎているのでもう向かいの「藪蕎麦」も席が取れそうだ。
結構御客はいたが庭に面したテーブル席に案内してもらえた。







MSさんが食べたいと言っていた「あなご」に漸くありついた

FSさんの好物「天たね」もきた



御勘定を済ませて釣銭を数えながら出てくるMSさん




コーヒーを呑んで御開きにしよう。
ステンドグラスの綺麗な「ショパン」で静かに名曲でも聞こうと思ったが
ここも祭日の為か休業日。







まだコーヒーにこだわっている。
JR新橋駅前のスターバックスにたどり着く。

セルフサービスのコーヒーを2階に運ぶFSさん

まだ何か食べてる

70歳を過ぎた老人としては食べ過ぎかそれともそれが元気の元か?

これにて目出度く本日の御遊びは御開きの運びとなった。





公募展 初日

2012年02月10日 21時29分47秒 | 陶芸
2月8日(水)



午後1時 六本木の国立新美術館でSM御夫妻と待ち合わせだ。
今日は国立新美術館で開催される新隗樹社の公募展の初日である。
いつものことだがSM御夫妻が一緒に見学してくれる有り難い。



受付で記帳

各部門の入賞者が張り出されている

今年も総理大臣賞、文部科学大臣賞など大きな賞は絵画部門の独占

早速ミスターマスダの作品の前で記念写真





ミスターマスダの作品 「ぺア・スツール」SM御夫妻の芝生の庭へ貰われて行くことになっている

ミスターマスダの作品 「春・淡雪」韓国旅行でインスピレーションを受けた作品






会場で旧知のNJ副会長と雑談。
出品作2点の前でパチリ。 
ヨーロッパにスケッチ旅行に行って制作した油彩2点 
左の絵は「トスカーナの午後」、右の絵は 「プロバンスの朝」
はたしてスケッチに行ってまで描く絵だろうか。




時間がだいぶ過ぎたがこれからランチだ。
久し振りにシシリー料理をと云う事になった。
乃木坂にある「レストランテ・ニーノ」。



改造して店の面積が倍増 景気が良いんだ

シシリーのビールに続いてシシリーの赤ワイン ソムリエがデカンタしてくれている

セパージュはシラーズ もう少しタンニンが効いて渋みが欲しいがライトボディでまずまず

シシリー風アンティパスタ コロッケみたいなものもある サーモンのマリネは秀逸

アルデンテのスパゲッティボンゴーラは普通

食後のリキュールはサンブーカ コーヒービーンズを3粒浮かしてもらった

食事中結構お喋りをしたがまだまだ話したらないようなので
場所を変えて御話の続きを行う。
表参道から青山通りを少し歩いたのち「スパイラル」に入店。

ここなら長時間座っていられる

奥方達は何か「大盛りドルチェ」


スパイラルはカフェと雑貨店と展示場のある複合施設。
今日は展示場では多摩美術大学のテキスタイルデザイン科の
卒業制作展をやっていた。
場所柄スペースの賃借料も相当掛かるだろうが
学校経営上必要経費なのだろう。











ビッグランチだったので帰宅後の夕食は軽く
お昼にレストランから貰ってきたグリッシーニにパルマの生ハムを蒔きつけて少々のワイン。
太めのグリッシーニは美味しかった。



夕食後は少し小腹が空いたので御抹茶と和菓子、 茶碗は韓国慶州の三島手 御菓子は「椿餅」

茶碗は京焼き 梅の絵柄 御菓子は「梅一枝」

茶碗は美濃焼(黄瀬戸) 安藤日出武作 御菓子は「鶯餅」


作品搬入

2012年01月30日 19時35分38秒 | 陶芸
1月30日(月)



六本木の「国立 新美術館」の新隗樹社の公募展にはいつも応募している。
今日・明日 二日にわたって公募作品を受け付けている。
入選を期して初日一番の午前10時過ぎに国立 新美術館に到着。
既に油絵など作品の搬入は始まっていたが陶芸部門では
ミスターマスダの作品が受付番号1番。
2月3日には入選・入賞の結果が判明するが
文科大臣賞とか都知事賞は期待していないが
せめて佳作賞ぐらいは頂きたいものだ。


審査を待つミスターマスダの作品。

ペア・スツール高さ45センチ

花器2器 銘「春・淡雪 」



ちょっと足を伸ばして東京ミッドタウンへ。
ウインドウショッピングと昼食。




昼食は3階にある「ナプレ」イタリアンである。
後で知ったことだが小泉さんとか鳩山さん黒柳徹子さんなど
よく出入りしているレストランらしい。



ボリュームのあるマルゲリータに吃驚

ワインはよく冷えたソアーベ 先ず前祝いの乾杯

昼食の後は、ここへ来た時は必ず訪れる幾つかの店で
陶器や一品物の工芸作品を見て回る。
リーゾナブルな値段、日常使いの作品ではあるが
モダンなデザインの内に日本の伝統を受け継いだ趣の
ある品々もあり、これからの作陶のヒントを得ることが出来た。


帰りはミセスマスダの運転となった。
六本木から見る「東京タワー」 てっぺんのアンテナの先端が
3・11の地震のショックでまがってしまったと聞いていたが
肉眼で見ると確かに先端がまがっている。
写真にうまく写ったかな?




初窯

2012年01月01日 10時43分58秒 | 陶芸
1月1日 (日) 



元旦の「初窯」
午前9時ごろ窯から出した。
黒天目釉と藁灰釉の二種類の釉薬をかけ合わせた「朝鮮唐津の御猪口」である。



早速年末の挨拶に来てくれたM君御持参の「金箔入りの日本酒」で
御屠蘇代わりにまず一杯。




そうこうしている間に近くに住む長男家族4人も訪ねて来てくれて
御正月のブランチは大盛り上がり。



金箔入りの御酒も午前中に殆んどカラッポ。


長男家族4人はそれから近くの師岡熊野神社に初詣
サッカーで有名な「やたカラス」の師岡熊野神社なので大人気。
参道から本殿まで一時間かかったそうだ。

次男家族はみんなでスキー行き 寒むそうな写真が
新年の挨拶代わりに「フェースブック」に載っていた。

皆さま 今年も宜しく。    元旦


全陶展

2011年12月29日 09時08分10秒 | 陶芸
11月28日~12月3日



JR京浜東北線の「館内」駅前の
横浜公園の入り口には大きなロダンの立像が建っている。
その前に立っているのが5階建ての少し古びているが
横浜市民に親しまれている横浜市民ギャラリーである。
絵画芸術展は勿論書道展・写真展陶芸展も開催されている。

このたびこの横浜市民ギャラリーで開催された陶芸専門の公募展
「全陶展」に運よく入選した。

ギャラリー前の「ロダン 瞑想」

全陶展の会場ビル

会場は一階神奈川県支部展なので規模は少し小さい

出品作品(1)on the beach

出品作品(2)ハンカチーフ


今まで出品していた公募展は総合美術展で絵画から彫刻まで幅広く
今回の様な陶芸だけの公募展である「全陶展」への試みは初めてである。

文化大臣賞・神奈川県知事賞の受賞者はセミプロ

文化大臣賞

神奈川県知事賞






友人たちも見に来てくれたが見学後の食事・散歩が目的である。
彼らの展覧会の感想としては陶芸専門展なので
出品作品のレベルが高いと意外にまともに展覧会を見ているなと感じた。








ミスターマスダの女性親衛隊も見に来た。
こちらの昼食はイタリアン














埼玉からクルーズ旅行友達のM御夫妻も見に来てくれた。



チャイニーズでタイパン気分


会場で気になった「作品群」
良いとこどりで いつか作品にとりこんでみたい。















ゴルフ仲間ヨット仲間陶芸教室の仲間など
多数御来場御高覧頂き大いに励みとなった。
感謝に堪えない。


陶芸の里

2011年09月28日 19時54分23秒 | 陶芸
9月28日(水)


この間 旅行をしたとき陶芸の里を何カ所か訪ずれる機会があった。
旅日記はいずれ詳しく弊ブログで御紹介するつもりだが
訪ねた窯場で記念の為に購入した陶器を御紹介したい。



唐津

朝鮮唐津の湯呑み

三島手の湯呑み





韓国・慶州

見込みは赤い辰砂 外側は青磁の抹茶茶碗

三島手・搔き落としの抹茶茶碗



小鹿田


小皿





福岡・中華街

産地不明 来年の干支の辰 (参考資料)




ハンカチーフ

2011年09月11日 11時57分18秒 | 陶芸
9月11日(日)


マスダ窯の最近の作品の紹介。

これは花器である。
花器のフレアーがハンカチーフというか紺の風呂敷を絞った
感じにフワーと見えれば作者の意図どうりである。

直径35センチ



酒器とぐい飲み。
高さ11センチ 一合入ります。





向う付け。
12センチX9センチ
洋食にも和食・中華にも合う。





最近凝っている色もの。
チタン白マット釉を全体に掛けて
織部釉とか鉄赤釉とかカラフルな釉薬の
バランスを考えながら色釉薬を重ねてゆく。

片口 直径12センチ

片口 直径12センチ

ぐい飲み 直径5センチ

一合徳利 高さ8センチ

片口 直径16センチ


白生地に呉須の染め付け。
 
飯茶碗 直径12センチX2

どんぶり 直径20センチ



麦わら手

飯茶碗 直径12センチX2

小皿 直径11センチ

「ぬた」がよく合う







直径35センチの大皿に見えるが
作者の意図は水をはって花器として使ってもらいたい。

さざ波 色を白にすればデューン砂丘にもなる



モダ^ン水指

エスキモーの雰囲気 高さ21センチ










東田茂正展

2011年09月04日 10時15分45秒 | 陶芸
9月3日(土)



大型台風12号が高知に上陸のニュースが流れる中
東京の天気は何とか持ちそう。
予定どうりSG御夫妻と連れだって銀座・和光の
東田茂正陶展に出掛けて行った。

陶芸家・東田茂正さんは55歳 
多治見で陶芸の勉強をし小金井に築窯をしている。

小平在住のSG御夫妻と4年ぐらい昔
東田茂正さんの工房・陶芸窯を訪ねた事があり
その作風には関心・興味を持っていた。
和光から東田茂正陶展の案内を受けた時から
オープン初日に会場に行くことを決めていた。









東田茂正さんの得意は織部の陶である。
荒れた土に半透明に掛かった織部釉 
窪んだ部分に溶けて溜まった釉薬の色の変化の面白さ。











会場で東田茂正さんにお会いして色々お話を伺った。
ミスターマスダの事をアマチュアー陶芸家として
判り易く御自身の製作工程を説明してくれた。
陶土は「五斗蒔土」に「もぐさ土」を30%
釉薬は4種類の調合が異なる「織部釉」を重ね塗りするそうだ。
焼成は還元焼成と酸化焼成を半々。
近々マスダ窯で試作してみよう。




東田茂正さんの作品では作風は違うが
抹茶茶碗も異彩・偉才を放っていた。






東田茂正さんの工房を再訪することを約して
よいものを見せてもらったという満足感で会場を後にした。



図録に東田茂正のサイン 陶戯



昼食は東京駅の近くのビストロ「VIRON」
デザートの「サバラン」がお目当て

カプチーノ 「ハート」はよく見るが「熊さん」は珍しい

喋り足りない 場所を新丸ビル へ。
ジャズフェスティバル中だがどんな曲だったか4人で2時間ほどチャット。
満足! 満足!





仏様

2011年08月27日 09時43分16秒 | 陶芸
8月227日(土)




日頃は生活雑器の器とか花器を作っているが
ふと置物オーナメントなどを作ってみたくなる。
そうなると土仏とかお地蔵さんなどや
身近の小動物を作ってみたくなる。


衆生悉く仏性有り
シュジョウ コトゴトク ブッセイ アリ
(この宇宙を構成するもの森羅万象が仏である)
仏教の言葉だそうだ。


斎戒沐浴とまでは言わないが
円空さんの様な気持になって
マーラーを聞きながら
ひたすら世界平和と家内安全を念じながら
仏さんや小動物を作ってみた。

出来の悪い作品にも仏が宿っているそうなので
処分せず作品棚に飾っている。
























セント・アイヴィス

2011年08月20日 11時54分07秒 | 陶芸
8月19日(木)



セント・アイヴィスはイギリスの漁師町
行ったことも無ければ、これから訪ねるという事も無かろう。
然しセント・アイヴィスの名前を聞くと何か心が惹かれる。

昔 観音崎にある横須賀美術館 セント・アイヴィスの
画家アルフレッド・ウォリスの展覧会を
見たことがある。
画風は技巧の無い、心に感じ取ったままを
板切れとかカンバスに写し取っている。
独学の画家である。
セント・アイヴィスの街並みとか漁港-灯台など風景ばかりである。





行ったことのない街だが澄んだ色使いがセント・アイヴィスの街を
平和な静かな町だと感じさせる。
これらの絵を通じて益々セント・アイヴィスが気になるようになった。

然しミスターマスダはセント・アイヴィスの名前は前々から知っていた。
陶芸に興味がある人なら多分御存じた思うが
濱田庄司が若かりし頃バーナード・リーチ「登り窯」
築いたのが、このセント・アイヴィスである。

そのような次第で自由が丘に住む義弟から
「セント・アイヴィス」という画廊がある、
見に行かないかとお誘いを受けた時は一つ返事でOK.。


ランチかたがた等々力のベクトルというハンバーグが売り物のビストロで落ち合う。
義弟の奥さんの御推奨である。



メニューを見ると「サルティンボッカ」 とある。迷わずこれを注文。
サルティンボッカとはロサンジェルス以来の御対面。
結果として味は、日光の手前 その心は今市(イマイチ)。
ただしコーヒーは美味しかった。
飲み放題という事もあり2杯頂いてしまった。
お喋りも一段落したところでギャラリーへ出発。

お目当ての「セント・アイヴィス」ギャラリー
等々力 にあるスーパーの紀伊国屋の近くである。
義弟の散歩コースにあたり偶々見つけたそうだ。

ギャラリイ・セント・アイヴスは日本で初めて、そして唯一の
近代・現代イギリス陶芸のギャラリーだと称している。
10年ほど前にオープンしたそうだが、それ以降ずっと
英国アーティストの企画展を随時開催し、イギリスの風土に
育まれた温かみのある陶芸作品を紹介しているそうだ。



8坪ぐらいの展示場で今日はリーチの息子さんの
お弟子さんの作品を主に展示しているようだ。
スリップウエア^の技法を駆使して
伝統的なイギリスの生活雑器である。
柳宗悦の云う「民芸」であろう。

写真はこの夏開かれた「ART FAIR TOKYO 2011]に出品された作品。





ミセスマスダはスリップ・ウエアの器を買いたがったが
辛うじて押し止めた。
「俺が作ってやる。」

そこで何故かハッと気がついた。
濱田庄司の60年と15秒「かけ流し」は
スリップウエアの進化系ではないか?
色々考えながら展示作品を拝見させて頂くのは至福の時間である。









神奈川県公募美術展

2011年08月07日 14時28分07秒 | 陶芸
7月23日(金)




9月の芸術の秋に向けて色々な美術展の公募が始まっている。
今年も何かチャレンジしてみたいと
昨年に引き続き「神奈川県美術展」に公募をこころみた。
この美術展は入賞すると最高200万円の賞金が出るだけに
入選するのは大変難しい。
昨年はあえなく落選の憂き目にあった。
今年こその意気込みで応募し作品をも持ち込んだ。



神奈川県公募美術展の会場

今回の応募作品 花器 銘は「村雨」

必勝を期して審査台に置く

この作品はライバルになりそう 出来が良い




既に審査会場には沢山の作品が搬入され
審査を受けるべくセットされている。
コンテンプラリーのインスタレーションが多い。




















応募手続きを完了 ホッとした気分で外に出る。
久し振りの山下公園 ランチ前にあたりを少し散歩してみた。













ここらあたりに来たら「例によって例の如く」元町に出て
軽くランチをとる。

暑さのせいか景気のせいか元町の人出は少ない

お気に入りのレストラン「エル・エラ」は結構御婦人がたで混んでいる。





神奈川県公募美術展の入選を期して乾杯

速報 後日 残念ながら落選のはがきが配達された。
   感想 審査員に恵まれていない。
   反省 二年続けての落選 伝統的な陶器(花器)では
インパクトがない。
   対策 来年はアバンギャルドで行こう。

尚 神奈川県公募美術展は
   9月21日~10月2日 神奈川県民ホール・ギャラリー