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A Slow Life of Mister Masuda

定年退職後のスローライフを公開!

雪後の朝(あした)

2006年01月22日 10時13分18秒 | 陶芸
昨年暮れよりマスダ窯では「御影土 黒砂岩2号」の陶土を使った器に
コンセントレート、注力している。

昨日の雪の上に作品を並べてみた。
これらの器には「玄耀」ゲンヨウと銘名したい。


作陶に際しては大変粗い陶土なので轆轤を挽く際は指先を傷めやすい。
また水漏れにも気を配り釉薬の厚さにも配慮が必要だった。
陶土によってこんなにも扱い方が違うのか実感した。
素人としては大変苦労した作陶であった。

抹茶茶碗
 (直径13センチ 高さ8センチ)

抹茶筒茶碗
 (直径10.5センチ 高さ10センチ)

平皿
 (直径23センチ)庭の蝋梅を折って,あしらってみた。
ちょっとしたお遊び。

小鉢
 (直径15センチ 高さ7.2センチ)


恭賀新年

2006年01月01日 17時02分25秒 | 陶芸
恭賀新年
明けましてお目出度う御座います。
旧年中はブログの御閲覧誠に有難う御座いました。
今年も続けさせて頂く所存で御座います。
どうぞ宜しくお願いいたします。

我が家の元旦のおせち料理は家内が小生の作った大皿に盛り付けて呉れました。
昨年末にに作った大皿で釉薬は「卯の斑」を全体に掛けた27センチX40センチ。

平成18年度の年賀状を我が家は出状先にあわせて数バージョン用意しました。




今年も倍旧の御支援、御鞭撻をお願い申し上げます。



安藤日出武

2005年12月14日 15時25分30秒 | 陶芸
師走になり御歳暮のシーズンとなった。
御目当は 岐阜多治見の陶工 安藤日出武さんからの贈り物だ。
年2回夏冬のこの時期になると心待ちに楽しみにしている。
今年も本日 多治見より宅配便で届けられた。

鼠志野椿紋様深鉢(直径20センチ)
鼠志野八角湯呑椿の季節に使ってみたい。

安藤日出武さんとは15年ぐらいのお付き合いで
多治見の工房、窯に何度かお尋ねして親しくさせて頂いている。

今年の初めに日本橋三越で「安藤日出武 作陶展」を開催された時
小生の古希の記念に家内が「古美濃大鉢」を購入。
それ以外にも先生の作品は沢山あり、日々折々、食卓の上で楽しまさせて頂いている。


赤御影土

2005年12月05日 21時18分07秒 | 陶芸
久し振りにマスダ窯の作品を紹介したい。
昨日曜日の出窯は3点。
クレーは全て赤御影土。
抹茶茶碗は少し小ぶり(直径13センチ)で御茶は点て易いと思う。
織部釉で景色を付け全体に透明釉を薄く掛けたもの。
角平皿(一辺24センチ)は素材の荒々しさを生かし
仕上は千切りっぱなし。
カナッペなどの盛り合わせに向いていると思う。
変形皿(長さ25センチ)はスノーボードのハーフ・パイプの形だ。
また京都の「八つ橋」の様にも見える。
秋刀魚に似合うかも。

日曜日と言えば久し振りに家内の投稿短歌が日本経済新聞の朝刊の載った。
世界一周クルーズでスリランカに立ち寄った時、詠んだ短歌、

”夥しき蓮花を仏陀に捧げゆく
   僧の衣にスリランカは雨”

何人からか日経に載ってるよとメールを頂いた。
永年やっているので、もう日経歌壇に採用された短歌も60首を上回っている。



イラボの酒器セット

2005年11月04日 18時14分46秒 | 陶芸
今日は11月なのに摂氏22度、晴天、無風と言う絶好のゴルフ日和に恵まれ
厚木で楽しいゴルフでした。
株に熱中しているパートナーがゲーム中に携帯で株価をチェック、
日経平均が遂に14000円になったとか
どうも気が散ってしまいスコアーはイマイチ。

しかし気を取り直し帰宅を急ぐ。
と言うのは夕方からマスダ窯の窯出しだ。
定年後南米のチリで日本向けの果物農園の社長をやっている
元会社の同僚からの注文の酒器セットが焼き上がる日だ。
窯から出た作品は想定内の出来上がり。
先ずひと安心。

序に実験的に焼いた「粉引きの楕円鉢」は水漏りがする。
何故だろう?今度陶芸教室で聞いてこよう。      直径19センチ




楽茶碗

2005年11月02日 07時49分08秒 | 陶芸
京都に行ってきました。
元会社の後輩のO氏の新築邸を見に来るようお誘いを受けたからです。

新築祝いに小生の力作の「花器と大皿」を差し上げたところ陶芸に
興味がありそうなので御覧に入れたい楽茶碗があるとの
お話に釣られ新築邸訪問となった次第です。

拝見したのは楽長次郎の13代 楽惺入 別名善英 の白楽、赤楽茶碗です。
今は亡きO氏の御母堂が楽長次郎のところにお勤めになっておられ
昭和14年御結婚のために退社される際、当主の楽惺入さんより
お祝いに頂いた紅白茶碗だそうです。

色々楽家の茶碗を見て参りましたが絵柄のある白楽は珍しいと思いました。
楽家の茶碗は展覧会、美術館で眺めるだけでしたので
実際に手に取って見ますと聞いてはいましたがその軽さに少し驚きました。
箱も立派、箱書きも何て書いてあるか判りませんが凄そうです。
「何でも鑑定団」の中島誠之助さんになった様な気持ちで
茶碗を拝見させて頂きました。
眼福、至福の一時でした。

今から思えばあの楽茶碗でO夫人に一服所望すべきだったと
後悔しております。
次回京都へ行った時には是非実現させたいと念じて居ります。








魯山人の「ぐい飲み」

2005年10月28日 18時44分06秒 | 陶芸



四日ほど関西にゴルフに行って参りました。
年二回 会社のOBが集まり東西対抗戦を行っております。
オープン戦を二試合こなし本戦は鳴尾ゴルフ倶楽部です。
過去の実績は東軍三連敗でしたが今回はダブルぺりアの運もよく
東軍初優勝。芽出度し芽出度し。
鳴尾ゴルフ倶楽部は日本で三番目に出来た由緒正しき名門コースですが
何しろブルトーザーも無い時代に作られたコースなので
自然の地形を其のままのコース設計。
大変タフなスコアメーキングが難しいコースとなっております。
皆 この難コースが気に入り再チャレンジをしたいと言う事で
次回来年三月の東西対抗戦も鳴尾ゴルフ倶楽部でやろうと  
言う事になりました。


今回の関西遠征の楽しみの一つは京都の秋の食事を楽しむ事でした。
行き付けの祗園の割烹料理屋「なか一」の亭主が何時もの様に
魯山人の「ぐい飲み」を予約テーブルに置いて待っていて呉れるのが
何より嬉しい事です。
友人Aさんとの楽しい語らい
魯山人の「ぐい飲み」で頂く伏見の温めの御燗。
亭主の心尽くしの料理。
一時体調を崩していた女将も元気になり大層太ってしまい美貌は
少しマイナスですがその分 健康的で良かったと思います。
京の風情を堪能しました。

そして仕上げは場所を移してグランビアホテルのバーで
京都の夜景を眺めながらお決まりのマルガリータ。
楽しかった。


織部緑釉耳付瓶

2005年10月24日 10時13分31秒 | 陶芸
世界一周クルーズ後 初めてのマスダ窯作品。
「織部緑釉耳付瓶」
直径23センチ高さ17センチ。
何かまだ本調子では無い感じ。

昨日はシドニー会だった。
シドニー駐在員時代の異業種仲間家族と帰任後 年に一回会食をし、
その後お茶を飲んだり散策をしたりして
午後の一時を楽しく過ごすのがその会の趣旨だ。

昨日は「なだ万」で昼食それから最近開館した三井記念美術館、
長次郎「銘俊寛」光悦「銘雨雲」いずれも黒楽茶碗が素晴らしい,
また円山応挙の「雪松図屏風」も見ごたえがあった。
その後 日動画廊を冷やかして散会となった。

処で「なだ万」で出てきた向こう付けの小皿、
ちょっと真似してみようと言う気になった。
黒泥土に白化粧を縁に掛け、焼き締めにしたものの様だ。
いつか作品が出来たらブログで皆さんに御覧に入れたいと思います。


三島焼

2005年10月22日 20時41分56秒 | 陶芸
しばらく故障していたパソコンが直ったのでブログを再開します。

陶芸教室で焼いて貰った三島焼の「当たり鉢」です。
擦り鉢として使うよりは季節の果物とか野菜の炊き合わせを
盛ったら良いだろうと思います。
直径22センチです。
少し重たいところが安定感が有って良いと思います。




アヒル

2005年10月05日 14時08分51秒 | 陶芸
世界一周クルーズな際、立ち寄ったイタリヤ・シシリー島の陶芸の村
カルタジローネ。
写真はそこの工房で求めた鳥、アヒルのような焼き物。表情・形が面白いので買い求めてきたが漸く置き場所が決まった。
我が家の門の内側の煉瓦塀の上、ここがベストポジションだと思う。
孫娘が曰く、訪ねてきた人に「いらっしゃい!よくお出で下さいいました」 お帰りになる人に「さようなら!又いおで下さい」と言っている様だと。
旅の良い記念になった。


信楽大皿

2005年10月04日 21時59分50秒 | 陶芸
世界一周クルーズに出掛けたりして永らく御無沙汰していた陶芸教室に
久し振りに出かける。
旅行前依頼していた作品5点が焼き上がっていた。
出来の良い作品を順次このブログで紹介したい。

今夜は早速家人が作品の一つ信楽大皿を使った一品で夕食の
テーブルを賑わして呉れた。
大皿にウォルドルフ・アストリア・サラダはよく映えている。
ウォルドルフ・アストリア・サラダはニューヨークの
ウォルドルフ・アストリア・ホテルのシェフのオリジナルメニュー。

御参考までにレシピを御紹介致しますが至って簡単。
リンゴの薄切り、セロリの薄切り、レーズン、砕いた胡桃を
マヨネーズで和える。
食べる時黒胡椒を挽き味を引き立たせると良い。


窯出し

2005年05月18日 16時10分55秒 | 陶芸
このところ少し忙しかったので今日は休息日。
明日のゴルフに備えて練習場で一時間程軽く調整。
 
また今日はマスダ窯の窯出しの日です。
出来上がった作品を一点御紹介致します。
「織部の柄付き皿」24センチX19センチ 高さは22センチ。

今日は庭の花たちを紹介します
綺麗な薔薇の花です。
デジカメとしては上手く撮れていると思います。直径10センチぐらいの大きな薔薇です。亡き親父の丹精した薔薇です。
主じ無しとて初夏を忘れな、と言うところでしょうか。

山法師が咲き始めました。
息子が結婚したり孫が生まれたりすると記念に色々な樹を植えています。
山法師は唯一の孫息子(五月生まれ)の誕生記念樹です。


家内の短歌仲間のOさんから今年頂いた蘭です。
Oさんは、八十七歳になられるが大層な花好きで、始終、花を下さる。
朴半・白拍子・西王母・初霜・黒椿・梅芯椿等々、椿の苗木はどれほど頂戴したか・・・。
写真は、東洋蘭「金陵辺」ーキンリョウヘンーである。
御夫君,遺愛の蘭の由,有り難い話である。



蜻蛉の平皿

2005年05月16日 19時41分42秒 | 陶芸
昨日の日経朝刊の日経歌壇に投稿した短歌の選に入り
家人はルンルン気分で実家の老母のお見舞いに。
老母は老齢の為、喋れなくなったが、このところ病状も安定しており
ニコニコ穏やかに療養生活を送っており
見舞いに行くほうも安心だし見舞いに行き甲斐が有ると言うものでしょう。



今日は家内も居ないし自分一人、全部自分の時間。

何をしよう。
先ず気に掛かっていた庭の草木の消毒をしよう。
天気も続きそうだし良いタイミングだ。
消毒後雨に降られたら消毒液のスミチオンはすぐ流されてしまって
骨折り損になってしまう。

そうだ、それから19日のゴルフの為にゴルフレンジで100発ほど練習して来よう。

午後からは工房で終日作陶に耽る。
写真の蜻蛉の平皿は直径25センチ、蜻蛉の絵は織部の釉薬で描き、
全体に黄瀬戸の釉薬を掛けて仕上げた。


伊羅保の花器

2005年05月09日 19時50分05秒 | 陶芸
今日は亡くなった母の実家より八十八夜の新茶が届きました。
夕食後家人が何時になくじっくり時間をかけて、
その新茶をいれて呉れました。
ちょっと青臭いところが、ああ新茶だなあと感じさせます。
ご馳走様。

裏庭で咲いていた名も知らぬ花を新作の瓶に入れてみました。
「…野に置け蓮華草」とも言いますが
花も場所を得て心なしか活き活きと見えます。
花器は高さ18センチ 信楽の赤土で轆轤を挽きました。
釉薬は伊羅保を少し厚めに掛け伊羅保独特の縞模様を強調してみました。


菖蒲湯

2005年05月05日 21時05分53秒 | 陶芸
今日はゴールデンウイーク最後の日、端午の節句。
最新のマスダ窯の「粉引き平皿」に柏餅を盛り付けました。
(直径25センチ)

午後から横浜高島屋で長男家族と落ち合い、
上の孫娘に、少し早めの誕生祝を。
その後、子供の日なので孫娘達中心のディナー。
デザートは場所を移しバスキン・エンド・ロビンズでアイスクリーム。
孫達はすこぶる御満足の態。
帰宅後、庭の菖蒲を切り取り菖蒲湯に入る。
静かにスローライフが過ぎて行きます。