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A Slow Life of Mister Masuda

定年退職後のスローライフを公開!

芹沢 鉎介

2016年04月13日 17時02分10秒 | 老後
4月8日(金)

東京国立近代美術館工芸館は本館より300メートル離れた所にある。
今日は少し風があるが桜吹雪の中を歩く幸運によくした。


人気の枝垂れ桜

櫻並木を皇居「乾門」まで行くと其のお向いが工芸館である。

今年の桜見物もこれで終りか。
”散る桜 残る桜も 散る桜”

東京国立近代美術館工芸館の建物は重要文化財に指定されている。
戦前は大日本帝国陸軍の近衛師団司令部庁舎であった。
今日はこの中で「芹沢鉎介展」



入り口正面の階段は立派、流石重要文化財。




人間国宝の芹沢鉎介は民芸の作家で
ミスターマスダは日本のウイリアム・モリスだと思っている。
銀座の民芸店「たくみ」で複製品をよく見かけるので馴染みがある。
大好きなグラフィック・デザイナーである。

金子量重コレクション













安田靭彦

2016年04月10日 04時57分17秒 | 老後
4月8日(金)

今日はゴルフの予定だったがパートナーの突然の体調不良
によりドタキャン。
せっかくの良い天気なので散歩がてら
竹橋の東京国立近代美術館まで出掛けて行った。

只今「安田靭彦展」開催中。
ミスターマスダが興味を持っている日本画家だ。
彼の歴史ものが好きだ。
横山大観と同時代の画家だが知名度が劣るのが残念だ。 



代表的作品。「貴瀬川陣」ー頼朝と義経初対面の図
6曲2双の屏風絵(重要文化財)


これは驚いた。「風神・雷神」だ。俵屋宗達や光琳は何と言うか?


飛鳥の春の額田王

織田信長の「出陣の舞い」

王昭君

卑弥呼

「夢殿」-聖徳太子(写真は展覧会パンフレットより)
安田靭彦は生涯かけて歴史画に取り組み誰も描かなかった
主題に揺るぎない形を与え古典の香り豊かに表現している。  
満足のいく展覧会であった。

これから隣の東京国立近代美術館の工芸館に向う。
芹沢銈介展の見学である。




逗子・鎌倉

2016年04月09日 21時16分43秒 | 老後
4月6日(水)

「通りすがり」さん

謹啓
4月5日付け「新宿御苑」のブログに対するコメント有難う御座いました。
7枚目の「庭の柵の中に入っている写真」にお怒りの御様子で
困惑いたして居ります。

あの新宿御苑では、はっきり「立ち入り禁止」と書かれて
いないところは立ち入りを許可されております。
本日9日も安倍首相主催の「桜を見る会」が新宿御苑で行われ
千人もの人が柵の中の芝生の上に集って居ります。

しかし一般的には柵の中に入ってはいけませんよね。
これからは、ああいう場合写真に説明を付け誤解されぬよう
注意したいと思います。

いつもご関心を持って弊ブログを御高覧賜り有難う御座います。
これからも宜しくお願い致します。
                 謹言

増田 忠夫





シカゴ在住のMS御夫妻が今年も日本へ帰って来た。
ミセスは二カ月、ミスターは一カ月の滞在。
ご一緒に早速鎌倉へ繰り出した。
JR横須賀線逗子行き前から三両目の車両に乗り合わせた。
先ず行き先はミセスマスダたっての希望で「マレー・ド・チャヤ。
前々からMS御夫妻を此処にご案内したいと言っていた。
3月30日リニューアルオープンでミスターマスダも少し興味がある。






クリーム・ブリュレ雅美味しかった。
二階がダイニングで一階がカフェとバー。
外のテラス席からの富士山の景は格別で
食後のお茶を此処で頂くのは最高の幸せだと思う。



逗子のマレー・ド・チャヤからタクシーで鎌倉の鶴岡八幡宮へ。平日なので参道の人出は少ない。


鶴岡八幡宮から北鎌倉まで歩いて行く。建長寺の桜は立派だ。


鎌倉の鶴岡八幡宮からJR北鎌倉駅まで3キロもあるだろうか。
結構長い道のりだったが土産物屋を覗いたり桜を愛でたり。

駅前の喫茶店で夕方まで話し込み楽しい散策は終りとなった。


新宿御苑

2016年04月07日 20時17分19秒 | 老後
4月5日(火)


春爛漫 時節柄桜が気になる。
今夕は勤め人時代の人達の親睦会の世話人の集まりがある。
親睦会での議事打ち合わせの前に花見ということになった。
代表世話人のミスターマスダも勿論お花見から参加だ。

集合場所は新宿御苑の新宿門前。





ここ新宿御苑は上野とか千鳥ヶ淵、目黒川の様に桜・桜・桜と言う事
ではなく色々な樹木がバランス良く植えられている。
立派な「日本庭園」もあり入園者は静かに庭園を鑑賞している。
園内でお酒を飲むことは禁じられて居るが
「酒なくて何の己が桜かな」なんて言う事は言うまい。
只入園者の皆さん、イマイチ盛り上がりに欠ける様である。




少し寒くなったので午後4時半の閉園前に退出。 
新宿で打ち合わせか呑み会か分からぬ集まりとなり芽出度し・芽出度し。





岡本太郎記念館

2016年04月01日 21時05分53秒 | 老後
3月31日(木)

今日は「シドニー会」のお花見。
シドニ-会は33年続いている。
SGさんYKさん御夫婦と我々で6人一人も欠けずに
毎年集まっているだけでも凄い事だと思う。

花見だけと言うのも寂しいので青山・骨董道りの奥にある岡本太郎記念館
を見学して食事を済ませてから花見と言う段取りである。

先ず岡本太郎記念館






骨董道りのレストラン「スモーキー」はお気に入りの店だったが
今回訪ねて行ったら経営者が変わりありふれた
ファミレスの様に様変わりでがっかり。
少し寒くなって来たので食後はMUJIのカフェに移動夕方までお喋り。
タルトタターンとクイニアマンが美味しかった。
お花見は「まあいいか」。




ラストラン

2016年03月27日 19時50分37秒 | 老後
3月16日(水)


ミスターマスダは一大決心をした。
車を売ってしまいこれからは公共交通手段のお世話になることだ。
大きな事故を起こしてしまってから車を止めるのは具合が悪い。
そこで3月末で車を手放すことにした。

車を止めるにあたってラストランは伊豆の韮山の反射炉見学と
伊豆長岡の三養荘での温泉と決めた。

伊豆韮山では先ず反射炉の生みの親
江川太郎左衛門邸の見学。生憎の休館日
外回りだけの見学で残念。


江川邸から反射炉へ移動。ランチタイム。先ずビール。

豪華 和牛のバーベキュー
レストランの前は世界遺産の「反射炉」
愈々江川太郎左衛門さんとご対面。バックに見えるのは反射炉の特徴ある煙突。

反射炉ではお台場に据え付ける「大砲」を鋳造していた。
1500度に熱せられた銑鉄が炉から流れ出て大砲の鋳型に
流し込まれるそうだ。


世界遺産の「反射炉」見学で疲れた体は温泉で癒す事に限る。
近くの伊豆長岡・古奈温泉の「三養荘」を予約しておいたのは良かった。
三養荘はミセスマスダの父親のお気に入りで
家族行事の折には再々親族全員がここに集まったものだ。
ミスターマスダは海外生活の間は欠席していたがそれでも何回か三養荘で
食事や温泉を楽しんだ事がある懐かしい温泉である。

三養荘は岩崎小弥太の別邸だったので大変立派
まるで桂離宮の様で庭も見事だが庭から見る日本建築には圧倒されそう。







長岡から三津浜に下り、淡島や海辺の景観をエンジョイ
しながらのドライブ。夜9時ごろ無事帰宅。
ミセスマスダは父親が産まれ育ったところなので子供の頃伊豆の
この辺りへは何度も何度も来ているようで、どこを見ても懐かしさで
胸いっぱい、此処へくるのもこれが最後になるかもしれないと
感激している。とても素晴らしいラストランになった。

ミスターマスダの55年のドライブ生活も齢80を過ぎたので
事故・トラブルを起こす前にハンドルを握るのは止めようと言う事。
ミセスマスダもそれに賛同してくれたので今日の「ラストラン」となった。

3月末には車検が切れるので車はガリバーで買い取って
もらうことになっている。
何か一抹の寂しさを禁じえない。


お抹茶

2016年03月23日 06時13分19秒 | 老後
3月某日


三月に入っても寒い日が続くと春の到来が一入待たれる。
雛祭りの頃は尚更だ。
お雛様のお干菓子でお茶を。
この頃は自作の茶碗で頂くことが多いが、時には
昔、昔、求めた茶碗も使わないと可哀想とミセスマスダは云う。
これは三十年くらい前 京都に住んでいた頃求めたもの。


庭の椿が咲き続く。十二,三種類もあるだろうか・・・?
嬉しい季節である。
椿の主菓子で。茶碗は自作、小鹿田の飛び鉋を模して引いたもの。


三月も半ば過ぎた頃には、白木蓮が一斉に花開き、これは美しい。
玄関先では雲南黄梅もこれでもか、これでもかとばかりに咲いている。
この黄梅は先年 高遠へ花見に行った折、小さな苗木を求め、以来
十二,三年も経つだろうか5メートリもの大樹となった。

ここ数日、あちらこちらでの桜の開花が伝えられ、漸く、本当の春が
やって来たようだ。「ヤレ、ヤレ 」というところ。


フレンチトースト・ファクトリー

2016年03月21日 21時00分27秒 | 老後
3月某日



近くのショッピングセンターにあるレストラン
「フレンチトースト・ファクトリー」のチラシを新聞の折り込みで見つけた。
ミスターマスダはフレンチトーストには異常な関心を
持っているのでさっそく出かけてみた。

以前弊ブログで書いたように巴里のカフェのフレンチトーストは頂けない。
何といってもNYのマジソンのフレンチトーストがベスト。
古くなったフランスパンから作る我が家のフレンチトーストも
中々いける。

さて、ここのフレンチトーストはどうだろう。
果物などの飾りが多すぎ一皿2千円近くと言う事を除けば
フレンチトーストそのものは立派なものだ。
トーストの表面はカリッとしていて内部はミルクを
たっぷり含くんでしっとり。
果物などを除いてトーストだけを食べてみたい。



このレストランではエッグベネディクトも出している。
最近はファミレスでも出しているがイマイチ。

NYのウォードルフアストリアホテルやプラザホテルの朝食の
エッグベネディクトが忘れられない。
家でも作ってみるが中々満足のゆくものが出来ない。
ポーチドエッグの出来上がりと湯せんしてスタンバイしている
オランデーズ.ソースのタイミングが難しい。
NYのYさんの奥さんはソースの代わりにマヨネーズと
アドヴァイスしてくれたが程々いける。

此のレストランでは、いとも簡単にエッグベネディクトが
出てきたが驚くほど上手に出来ている。
キッチンを見るとアルバイトの坊やの様な青年がやっているようだ。
余程よいマニアルがあるのだろう。
左側はオランディソース、右はハーブを主にしたソースだが、
このソースは珍しい。

鄙には稀と言うが鶴見でこの様な本格的なフレンチトーストや
エッグベネディクトが食べられるとは思わなかった。

新発見である。
  



アップルパイ

2016年03月20日 05時36分55秒 | 老後
3月某日

ケーキ屋さんやパン屋さんでいつもアップルパイを見ている
のだが今日は無性にアップルパイが食べたくなった。

ミセスマスダの指導のもとミスターマスダが
アップルパイ作りに初チャレンジ。

材料の林檎も云いだすときりがないが
スーパーで120円の林檎を3ツ。
大きなお鍋に砂糖をまぶした林檎を入れて
煮だすと林檎の水分が出て来てよく煮えて来た。
ラム酒が無かったのでブランデーを垂らすと良い香り。
これだけでアップルパイを作ったかいがある。アップルパイはパイ皮造りが大変だそうだが省略してパイシートをスーパーで買ってきた。
ミセスマスダの指導のもとアルミトレーに材料を詰め込み
220度に余熱しておいたオーブンに入れれば
後は焼きあがりを待つばかり。

ミセスマスダの指導宜しきを得て思ったより簡単に
アップルパイを作ることが出来た。
自己採点では上出来。
ご近所にもお裾分け、上々の評判。







お蕎麦

2016年03月19日 05時00分38秒 | 老後
3月某日

孫娘のYちゃんがわが家に来たのでお昼は蕎麦屋に行くことになった。
Yちゃんは4月から大学生。
看護師さんの学科に進むことになっている。
自分の進む道をしっかり決めている。えらいと思う。

さて蕎麦屋だが「登茂吉」と言って家族で経営しているが
日本の蕎麦100店に選ばれた鶴見の自慢の蕎麦屋である。
少し早めに行ったので窓際の良い席が取れたが
あとから入って来るお客が席があったと胸をなでおろす姿を見ると
この店の繁盛さ具合が分かる人気の蕎麦屋だ。



店頭の石臼で使う分だけゆっくり蕎麦を引く。

いつもは「十四代」を注文するのだが残念ながら品切れ。
三千盛をトライ。下手な字だ。

天婦羅は海老が抜群。




三ツ池公園の寒桜

2016年03月12日 13時49分59秒 | 老後
3月12日(土)


散歩の途中に神奈川県立「三ツ池公園」に立ち寄った。
桜の名所として知られている。
ミスターマスダの家から徒歩5分である。
桜の季節には大勢の花見客で賑わうが今は閑散としている。
地元の人の散歩道だ。

梅が終り辛夷ぐらいかと思っていたが寒桜が満開だ。
予期せぬ「眼福」に預った。
一組の老夫婦が花の下でお弁当を遣っていた。少し寒そう・・・・

大寒桜


修善寺寒桜






暖かい天気の良い日に又観にこよう!



福井県立美術館

2016年01月27日 19時17分46秒 | 老後
1月25日(月)

今年初めて横浜の「そごう美術館」に行った。
タイトルは「日本画の革新者たち」。
福井県立美術館の所蔵品の展示である。
福井藩士を父に持つ岡倉天心ゆかりの
初期院展作家を主としたコレクションの展示である。


何といっても目玉は特別出品の”菱田春草の(落葉)”
それ以外にもビッグネームが一杯速水御舟
狩野芳崖
江戸時代初期に福井で20年過ごした奇想の絵師・岩佐又兵衛

60点ぐらいの日本画が紹介されている。
岡倉天心が創設した「日本美術院」の大観、春草,観山。
又前田青邨、加山又造など有名作家の作品も福井県立美術館展にはあるのだ。
一見の価値あり。御鑑賞をお薦めする。


神楽坂

2015年12月17日 07時51分41秒 | 老後
12月11日(土)



今日はシドニー・ニューヨークで親しくしていたOK夫人とのランチ。
神楽坂のフランス風ブラッセリーの雰囲気のあるフレンチ・レストラン。
この7年 連続ミッシュランの星一つを獲得しているそうだ。
神楽坂は久し振りだが雰囲気はあまり変わっていない.

先ずは毘沙門天 にお参り。


毘沙門天の前で篭屋が篭・笊を売っている。
ミセスマスダが「ざるそば」用の笊を購入。

本道りから脇道に入るとそのレストランはある。



血のソーセージをリンゴと一緒に平らに焼居たメインでッシュ。

ババ・オ・ラムラムでもアルマニャックでも どちらもミスターマスダのお気に入り。
デザートは色々ショーアップして工夫している。
帰途神楽坂の本通りに出て和菓子やで「椿餅」を求める。
今夜のお茶で楽しめそう。OK夫人と別れてから日比谷公園のクリスマスフェスタに向う。




忘年会

2015年12月09日 14時03分26秒 | 老後
12月8日(火)


年の暮れになり同窓会とか忘年会とか色々の集まりが盛んになった。
この間は関西まで出ばって行き六甲山の麓で一泊の同窓会も
あった。
今日は昔の勤め人仲間が重要得意先を接待すると言う事で
ミスターマスダも招集され久し振りに夜の銀座に出掛けて行った。
場所は新橋の近くの電通通り
寿司割烹の「乾山」。
寿司屋の経営者が尾形乾山のコレクターと言うことで
「乾山」と言う名前を付けたらしい。

酒は「だっさい」マイルドな美味しいお酒である。「だっさい」とは粋な名前、中々宜しい。

おつまみも御寿司も美味しかったが期待していた器はイマイチ。
乾山写しの器が見たかった。

会社の接待なので色々おみやげを貰ったが印象的だったのは
お得意先の人から頂いた「ジャンボ^-宝くじ」。
大晦日の抽せん日が楽しみ。
万が一、ジャンボーが当選しても誰にも喋らないぞ。

これからも年忘れゴルフ、忘年会、お茶会、クリスマス・ドリンク
と忙しいことだ。
暴飲暴食を慎み、気分の良い年末を迎えたいものだ。


海老で鯛

2015年08月12日 13時09分05秒 | 老後
8月6日(木)


この間 熊本の人吉から球磨川の「鮎」を贈って来た。
やはり 年に一度は「天然鮎」を食べてみたい。
少し苦味のある天然鮎の「はらわた」が大好き。
鮎は魚へんにつくりは占うだが香りとも書く。
ほんのりと「藻の香り」か鼻をつく。
あと何回 こんな幸福を味わえるだろうか。

鮎は10匹ぐらい送られてきた。
幸福のお裾分けに近くに住むEDさんご夫妻に挿し上げた。
大変喜んでくれて差し上げて良かったと思っていた。

所が「大吟醸」が届けられた。
この間の鮎の「お返し」であろう。
喜んで貰ったのは良かったが却って気を使わせてしまったと思っている。

世に言う「海老で鯛」である。
ラッキー!  EDさんご馳走さま。