たびびと

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サウンドエナジー療法

2012年05月14日 | こころの旅
ホメオパシーのことを書いていて思い出した。
海外から一時帰国していたときのこと。
わざわざ静岡まで行って、サウンドエナジー療法を受けた。

そのときに処方されたのがフラワーエッセンス。
人生で初めてのフラワーエッセスンとの出会い。

「すべての存在へ」という本を読み感銘を受けた。その著者の開設している病院でサウンドエナジー療法を取り入れていた。
専門は脳神経外科だが、原則、どのような症状にも対応していた。

インターネットは発達していない。
電話と手紙で療法の詳細を質問。受け入れてもらえることを確認した。

小田原から静岡まで新幹線で移動。
初めて降りた静岡駅からバスに乗る。40分くらい経過して目的の停留所のボタンを押す。

地図を頼りに、早めに到着。クリニックの場所を確認した。
予約時刻までまだ1時間以上ある。あまりに早かったので、すこし周囲の田舎を歩いてブラブラしていた。

時間10分前。
ドアを開けて入室。受け付けをすませて2回に移動。
すぐに診察となった。

奥から、小柄だから、おだやかな先生が顔を出す。
著書に書かれているサウンドエナジー療法について、詳しく理論を説明してくれた。

いよいよ診断だ。
大型のソファーに腰掛ける。ヘッドフォンを装着。

先生の指示に従って、向けられたマイクの前で、
「アーアーアーアー…」
大きな声を繰り返した。

声に反応して、モニターにはたくさんの曲線が表れる。
音質がデジタル表示されたのだ。

声には、心の問題、体の問題など、すべての情報が含まれている。
検査が終わり、先生の診断だ。

じっくりモニターを見ながら、分析をする先生。
1分後、ぼくの顔をみた。

「小さい頃、親から見捨てられたと感じるような言葉を言われたことはありますか」
「見捨てられるですか…」

「言葉でなくてもいいのですが、何かそのような経験はありませんでしたか」

記憶ではそのような事実があるようなないような。
ハッキリしたことは思い出せない。

親からの愛の欠如が読み取れるという。
最も身近な人に見捨てられたという不安感、恐怖感が顕著な波形だと言われた。
先生の分析結果だ。

説明が続く。

「小さいときに、親から、生まれてこなかった方がよかったとか言われて傷ついたことはありませんか」
「そうですねー…」
「あるいは、虐待を受けたとか」

叱られていろいろなことを言われたことはあったような気がした。
でも、どこの家庭でもありがちな叱り方。とくに気になるような厳しさではなかった。

記憶に残らないような幼少期のできごとに、そのようなことがあった可能性があるのかもしれない。
自分では確認できない。




とりあえず、幼少からの不安感、よくうつ感、やるせなさは、「親から愛されていない」という思いこみが原因の一つであることがわかった。

母親なのか、父親なのか…
妹が生まれて、愛を独り占めされたと勘違いしたのだろうか…


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