ところで、小学校に派遣されている外国人英語講師は、自分で授業を組み立てている。
日本人の担任の先生が授業を計画し、授業中、会話の部分だけを外国人講師が担当するのではない。
メインは外国人講師。
成績をつける以外のすべてのことをやっている。
テーマは、一週間分がEメールで送られてくる。
英語で書かれていなければならないが、よく日本語で送られてくる。
わからない日本語があると妻が質問してくる。
単身で日本に滞在している外国人講師は多い。彼らはどうしているのかと少し心配になる。
授業のテーマにそって授業を組み立てる。
英語ノートという教材があるが、小学校の先生から詳しい説明を受けたことはない。
ときどき、英語教育やる気まんまんの先生がいる。
その場合は、その先生がメインで授業を行う。ティームティーチングといわれている。
中学、高校はこのパターン。
これが普通だ。
では、なぜ、多数の小学校の教室では、外国人講師が授業をしきらなければならないのだろうか。
理由はいくつか考えられる。
1
小学校の先生が、忙しいことを理由に、外国人講師に授業を任せている。
2
日本人の小学校の先生は、英語に苦手意識があり、外国人講師を頼りにしている。
中学、高校の英語の先生は専門性があり、英語を苦にしていない。
3
時間がなく、外国人講師と小学校の先生の間で、細かい事前の準備ができない。
4
教育委員会が語学講師派遣会社へ業務委託している。
この契約内容に、小学校の先生は業務委託した外国人講師の授業に対して助言、指導する権利がない、というようなことが書かれている。
というわけで、学習指導要領という教育の指針となる文部科学省の冊子を読んだこともない妻は、学校から指示されたテーマにそって、毎日、楽しく、小学校で英語の授業を行っている。
所属する派遣会社では定期的な研修がある。
独自の指導法がある。
しかし、肝心な学習指導要領については、あまり聞かさせていないようだ。
コミュニケーション中心ということはわかっているので、それでいいのかもしれない。
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ときどき、英語教育やる気まんまんの先生がいる。
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1
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2
日本人の小学校の先生は、英語に苦手意識があり、外国人講師を頼りにしている。
中学、高校の英語の先生は専門性があり、英語を苦にしていない。
3
時間がなく、外国人講師と小学校の先生の間で、細かい事前の準備ができない。
4
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この契約内容に、小学校の先生は業務委託した外国人講師の授業に対して助言、指導する権利がない、というようなことが書かれている。
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