上川外相はアメリカ上院議員の発言「広島と長崎への原爆投下が戦争終結に繋がった」に対して
「発言は適切ではなかった」と、アメリカ側に日本政府の立場を申し入れたとの事。
これは松原仁議員の質問に対する答弁ですが、これでは真意が伝わりません。
松原仁議員はもっと強く上川外相に迫っています。
※松原仁議員の国会質問 ⇩
https://youtu.be/msINxZS-lII?si=joOCnjJlsE8UBEcb&t=631
上院議員の発言の前に下院議員が個人の集会で同様の発言をしていますが、
上川外相は訪米時にこの発言に抗議はしなかったようです。
その流れの後の上院議員の公聴会での同様の発言ですが、
その事に対して松原仁さんは上川外相に抗議するかどうか質したのです。
しかし上川さんはどうもアメリカを庇う様な発言ですし、
イスラエル情勢をみれば原爆発言は致し方ないと思っているような気がします。
この問題は昨日も拙ブログで取り上げていますが、
今朝の報道番組を観ていて再度原爆投下についての上川さんの答弁がどうしても引っ掛かるのです。
今でも米国議員は公聴会という公的なところで広島長崎への原爆投下は適切だったと言っています。
という事はもしも米朝関係が悪くなったり、朝鮮戦争が始まり、最後の最後には原爆投下もあり得るのではと。
その最悪な事態になれば日本も大きな被害を被るのではと思うのです。
それはあり得ない事だと言えばそれまでですが、しかし極東と米国本土の地理的状況を考え、
そして今でも広島長崎への原爆投下を正当化している米国議員です。
ですから万が一の事が起こらない様に、もっともっと強く日本は抗議すべきです。
発言の撤回を求めるぐらい強く抗議するべきです。
日米関係は大事です。
大事とは分かっていても言うべき事は言ってもらいたいです。
それにしても上川さんにはガッカリです。
官僚の用意した原稿を読み、自分の言葉では答弁しない上川さん。
外交はケンカ腰ではいけないとは思いますが、それでも言うべき事はきちんと言ってもらいたいです。
そう、難しい問題です。
原爆投下は正しかったと言われれば反論するのは当たり前です。
ジェノサイドであり、当時も国際法違反でしたから。
しかし、現在進行形のパレスチナ問題を考えるとあの様な発言は脅しとなり抑止力にもなるのは確かです。
ただ日本としてはアメリカに反論し、抗議すべきです。
とは言え、綺麗事で核保有を否定すればどうなるかはウクライナを見ればよくわかります。核廃棄しなければロシアは傍若無人な攻撃をしなかった筈。
核保有こそが抑止力になるとよく分かりました。
ですから広島選出の岸田さんは核拡散防止条約に拘っているところがありますが、日本の総理として日本を守る為に核保有は避けて通れません。
ですから日本も核開発もしくは米軍が核を持ち込む事を考えるべきです。
それが抑止力になりこの国を守る為には必要不可欠です。
思います。
勝ち組というのは何でも正当化するものですね。
負け組は極悪非道だと非難します。
これはどちらも正しいと考えるのが一般的でしょうか?
もしも日本が積極的な発言をするなら当然ですが
独立国家でなければいけないと思います。
最も分かり易く言えば、自国の攻撃防衛は自国で
対応できなければ全く意味がありません。
もう少し具体的に言えば、日本は核保有すれば良い
と思います。それがなければ犬の遠吠えですから
主張しても無駄だと考えるのが普通だろうと思います。
要するに、植民地状態では同盟国以下の扱いだと
思います。この点は、敗戦国ドイツと大きく違う。