太平洋戦争中に旧日本軍の捕虜となった元アメリカ兵などで作る団体は、オバマ大統領の広島訪問を前に記者会見し、メンバーたちが「大統領は、われわれの苦しみについても広島で話すべきだ」などと思いを述べるとともに、ホワイトハウスの打診を受けて、メンバーがオバマ大統領と一緒に広島を訪問することを明らかにしました。

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NHKニュースの詳細は↓

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160522/k10010530801000.html

産経ニュースでも

http://www.sankei.com/west/news/160522/wst1605220034-n1.html

 

オバマ大統領の広島訪問について、日本人は比較的好意的に受け止めていると思います。

これで一つの区切りになり、日米同盟が今後強固なものになることを期待する気持ちもあります。

 

ところが元米兵捕虜の一人が大統領の広島訪問に同行するとか。

それも米政府からの打診の結果であり、

その目的が戦争の被害者は日本だけではないと内外に示す事らしいです。


これで歓迎ムードが半減し、オバマ大統領の訪問が薄汚れたものに感じるとともに

米国に対し怒りも込み上げてきました。

 

市民を標的にし、それも人体実験でもあった原爆投下と、

米兵捕虜の待遇と同レベルで考え、原爆投下を正当化する米国に姑息さのようなものを感じました。

 

オバマ大統領が広島に訪問するなら、安倍首相は真珠湾に行くべきだという声も聞きますが

それもおかしなことです。

一般市民を大虐殺するのと、兵士を標的するのと比べる発想が理解できません。

 

オバマ大統領が原爆犠牲者を追悼するのは歓迎しますが

あたかも「日本だって悪かった」と言いたいがために元捕虜を同行させるとは

米国の傲慢さのようなものを感じます。

 

オバマ大統領は原爆投下について謝罪の言葉は発しないにせよ、

謙虚な気持ちで犠牲者を悼み、そして核兵器削減への誓いを述べる事を期待していましたが

元米兵捕虜同行で、それも上辺だけのもの、ただのパフォーマンスと感じます。

 

これでオバマ大統領の誠実な気持ちを期待したのが馬鹿らしく

本当に米政府には「失望」しました。

 

 

 

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