今朝、北朝鮮がミサイルを発射し、前回同様襟裳岬をかすめて太平洋上に落下しました。
前回はどうやら失敗したようですが、今回はグアムに届く距離で着弾したとか。
軍事大国のアメリカを恐れて、グアム方向ではなく日本を跨いで飛ばしたのです。
これも日本なら殆ど報復しないと見込んでの発射だと思うと悔しいし腹立たしいです。
昨日から発射の兆候があり、近々発射があるだろうと言われていましたが、
青山繁晴氏の個人ブログによれば、
今回の弾道ミサイル発射は、実際に発射されるかなり前から、日本政府は「発射されるようだ」と把握していました。
だそうです。
国民はそこまで具体的にも知らず、今朝はテレビ各局ともミサイル問題の放送でした。
突然だったのか、専門家と言えるコメンテーターが出演している局も少なかった事もあり
あちこちの番組を見ましたが、フジテレビの「とくダネ」の小倉氏が的外れな事を言っていました。
とくダネ! 2017年9月15日 170915
1：09：15～
突然原発の話をし、コメンテーターの中瀬さんが狼狽えていました。
対して中瀬さんは曖昧な感想。
その後本題に戻して 1：10：00～
「日本政府が、厳重抗議をするという事で、最も強い言葉で抗議すると言っていたが
いつも遺憾とか（言うが）、日本の強い言葉、
最も強い言葉とはどんな言葉で厳重抗議をするのか具体的に知りたい。
あれぐらいの事をされた時に、国家というか政府がどれぐらいの言葉で抗議するのか
なんか、あんまり腰砕けの事を言って欲しくない」← 意訳です
この発言こそ、日本人の多くが感じているのではないでしょうか。
遺憾遺憾は聞き飽きたと。
ところが、この中瀬さんの発言に小倉氏は何を勘違いしたのか、
1：11：55～
「さっきの中瀬さんの強い言葉をあまり発せられないというのは、
過去の歴史認識だとかそういう事にどうしても繋がってしまう
それもあまり強い口調で言えないという事もあるんじゃないですかね」
そんな事中瀬さんは言っていませんでしたよ。
腰砕けの事を言って欲しくないと言っていたのに、これじゃあ真逆じゃないですか。
歴史認識で強い事を言えないって、どういう事でしょう。
日本が朝鮮を植民地にし、朝鮮人を貶め、差別した、言葉も奪い、文字も奪った。
慰安婦も強制的に性奴隷とし、徴用工も過酷な場所で働かせ、奴隷の如くこき使った、
そう小倉氏は思っているのでしょうか。
朝のワイドショーと言えども、政治問題を扱い、歴史問題も扱う番組です。
勉強不足というか、流石フジテレビだと今日ほど思った事はありません。
日本は乞われて南北朝鮮を併合したのです。
日本人と同等の扱いをし、教育も充実させライフラインの整備もしたのです。
にも拘らず戦後、民主主義の時代に多くの日本人を拉致し、未だに解放していない国です。
更に核爆弾で日本列島を沈めてやる、とまで言っている国なのです。
それを歴史認識があるから強い事を言えない？
もう呆れ果てました。
これが国民に大きな影響を与えるテレビ出演者の認識かと思うと情けないです。
ご訪問ありがとうございます。よろしければクリックお願いします。
