たーさんの世界(意地悪じーさん)

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僕がトヨタ車が嫌いな理由

2014年10月05日 | Weblog

僕がここでトヨタの悪口を書くのは、本当はトヨタに良い車を作ってもらいたい気持ちも半分はあるのです。


はっきり言って、トヨタのコンパクトカーには全く興味が湧かないのです。


 


昭和50年以前は、一に日産で二がトヨタでした。


当時はマツダも奮闘してロータリー車やファミリアという乗用車もよく売れていたのですが、ホンダや三菱やスバルという車はあまり売れていませんでした。


 


昭和50年以前のトヨタのスポーツカーのエンジンはヤマハの製品で、トヨタの技術は二流でした。


しかしトヨタは社内を豪華に見せたりクッションを柔らかくしたり(本当は柔らかでないほうがいい車ですが、素人はにはあのフアフア感が好まれた)して、車に高級感をつける努力をしたり、販売網を拡げたり営業の社員教育を徹底したり、今と違って値引きも思い切ってしたりして、販売台数を伸ばして行ったのです。


思い切った値引き商法は、今までのマツダと似てました。)


 


しかし昭和の50年頃になると、トヨタは排ガス対策にレーザーエンジンと呼ぶ独自のエンジンを作り、それを大々的に宣伝し販売を拡大して行きました。


 


それに対し日産はチョット遅れてプラズマエンジンなるものを宣伝していましたが、トヨタは買って戴く姿勢に対し、日産は売ってやるという姿勢が治らないまま時間が過ぎたのです。


当時の日産の足回りには定評があり、トヨタのやぐい足回りに対し日産はキビキビした足回りでしが、日産のインテリアはトヨタよりも劣っていたのは事実です。


内装の下請けさんでも、日産の下請けは出来てもトヨタの下請けは出来ないと言われ、トヨタは例の下請け泣かせでもある看板方式の生産方法を確立して行きました。


今でも残っているトヨタの80点主義は、その頃の考え方だったように思えます。


 


日産は今までの技術にアグラをかいていましたが、トヨタは生産システムと販売方法に対しては地道な努力をコツコツ続け、いつの間にか日産を大きく引き離す企業に成長したのです。


 


しかしトヨタは当時から今まで下請けを泣かし、また見えない部分で手抜きをした車作りをしていたのですが、未だにその社風が治らずというよりも、トヨタのビッツやアクアなどにも見られるように、今では見える部分まで安っぽく面白くもない車を消費者に押し付けているように思えてならないのです。


 


けれども販売を拡げたトヨタは国民に信頼されトヨタブランドを築き上げ、今ではそのようなコストダウンの塊みたいな車でも値引きに渋くなり、莫大な営業利益を上げるに到りました。


 


トヨタの莫大な営業利益はトヨタの企業努力の結果なので僕がここでとやかく言いませんが、トヨタは危険予知支援装置の標準装備に対しては一番遅れているのです。


また内装を重点的に見るあまり、本来はハンドブレーキとかサイドブレーキと称される補助ブレーキを足元に移動して、ブレーキの解除まで足ふみにしてしまったのです。


これは極めて急な坂道発進には危険きわまりないのです。


 


説明は難しいのでしませんが、知りたい方は、急な坂道で前後に車が止まっているときに試してください。


 


僕がトヨタ車が嫌いな理由は、見栄えばかりに重点をおいてきたトヨタは、今では利用者の安全性までも犠牲にしている車作りをしているからなのです。


 


確かに燃費も良いし故障の少ないよい車を作っているのは認めますが、トヨタに要求できるのならしたい事は、もっと利用者の安全に重点をおいた装置を標準装備し、安全までもコストダウンしない車を作って欲しいという事です。


 


スバルやマツダが面白くてよい車作りを始めたのでトヨタもアグラをかいてるとは思いませんが、これほどの大企業ならば、もっと消費者の立場に立った車を作ってもらいたいのです。


 


正直、僕はこんなトヨタが嫌いで、貧乏ながらもコツコツまじめに車作りをしてきたマツダを応援したくなっています。


 


 


 


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7 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
トヨタ車が嫌いな理由 (通りすがりの旅男)
2017-02-15 09:09:29
トヨタ車は嫌いではないですが(好きでもないですが)
とても面白い?良いブログでした。
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もう見ないでしょうが (たーさん)
2017-04-23 08:37:24
トヨタは販売力だけは超一流です。
トヨタはエンジン自動車よりも、電気自動車を作るべし。
トヨタは安全装備は、後だしジャンケン。
トヨタは女性向けの車作りが得意。
トヨタの良い車の考え方は、ピカピカ光れば良い。

しかし、利益率の高い高級車作りは、ピカ一だろう。
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通りすがりです (スカイライン)
2017-05-20 16:05:01
私もトヨタ車は好きではありません。ただ、日産にも昔程の魅力は感じません。スカイラインがV35でガラリと変わってから周りの目を気にした車が多くなっている気がします。かと言って販売台数ではトヨタに大差。中途半端です。仰る通り日産は『売ってやる』気質が良かった気がします。少なくとも一部にでもそんなクルマがあれば日産らしいかと。確かに今のZとGTRは非常に魅力的ですが庶民には手が出せないシロモノ。庶民にも買えるスポーツモデルを出して欲しいものです。日産は『スポーツカーは大人のクルマ』と言ってましたが、いくらスバルエンジンでごまかしたとは言え86を出したトヨタを見れば、日産の言い分も単なる言い訳にしか私は感じません。マツダは新型ロータリーを間違いなく出すでしょう。商業的な事のみを考えればロータリー復活はない筈ですが、敢えてそれをやるマツダの情熱とプライドは尊敬に値すると思います。スポーツモデルには優れた操縦性、制動性、動力性能が求められます。今は高次元での動力性能と燃費排ガスとのバランスも必須でしょう。スポーツモデルに投じた高い技術は一般車にも生かせるものがあります。私はスポーツモデル開発は、技術の進歩の大きな礎になると思います。スポーツモデルを開発してこそ『技術の日産』と言える気がします。
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おっしゃる通り (たーさん)
2017-05-21 14:34:41
コメントありがとうございます。

以前は僕も日産車に乗り継いでいましたが、僕が乗っていた日産車(最後はグロリアグランツーリスモ)からは、日産自動車の技術者の心意気が、殆んど伝わって来ませんでした。

しかし一方トヨタ車は、性能や面白さやコストパフォーマンス、そして安全性は二の次でも、デザインをちょこっと弄り、女性や無難な車を求める消費者に対して、購買力をそそる車作りをして来ました。

確かにレクサスクラスの車なんかはトヨタの独壇場ですが、大衆車はコストダウンミエミエの車か、走りは二の次にしてペコペコの燃費重視のハイブリッド車作りに力を入れ、オプション装備を餌に、上手に値段をつり上げる商法に徹していました。

今でもトヨタ車の自動ブレーキ等の安全装備は、一流とは言えないモノがあるそうですが、ここまで来ると、トヨタ車に乗ると言う安心感(何が安心?)を国民に植え付けたトヨタ自動車は流石です。

日産は、もう以前の日産に戻るのはまだまだ先の様に思いますが、マツダやスバルが日本の自動車の質を上げてくれる事を期待します。
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続き (たーさん)
2017-05-21 14:39:28
因みに今のデミオは今年で三年目ですが、全く飽きが来ない車です。
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Unknown (名無し)
2017-11-08 22:27:06
POLO乗りですが、
マツダ以外乗り換えようとは思わない。
トヨタはまじで日本で販売してる
自動車のデザインをどうにかしろと。
欧州カローラとかアメリカのハイランダーとか
なぜ海外販売の車はかっこいいんだろね。
日本人を一番馬鹿にしてるのはトヨタ
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polo乗りの名無しさんへ (たーさん)
2017-11-14 21:39:05
先ず、名無しさん!良い車を所有されていますね。

以前に僕もフォルクスワーゲンに乗っていましたが、結構面白い車でしたので次もと思いましたが、結局はマツダのディーゼル車にしました。

トヨタ車は高級車にはお金を掛けていますが、大衆車には最近はピアノブラックを多用して其れなりに高級感を出していますが、何だか成金趣味で面白味が無く利益最優先の面が目立つ車が目立ちます。

トヨタ車はオプションで機能アップさせてバカ高い車を消費者に買わせていますが、だいたい、スピードメーターをセンターに配置する事に寄り視線がズレますが、安全機能の面から言っても、設計者の安全感覚を疑いたくなります。

ただ日産と違い、品質管理だけは信用出来ます。
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