たーさんの世界(意地悪じーさん)

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市大病院にて

2011年07月13日 | Weblog
今日はMGの診察で市大病院に来ました。

脊柱管狭窄症による脚の痛みも3ヶ月前の診察の時よりずいぶんと回復し、歩道から受付迄休まずに歩けました。(^.^)

市大病院に来るといつも思い出すのは、ここで白血病と闘っていた高校の同級生の藤本君の事です。

彼は柔道部に属していて身体は均整の取れた筋肉質でしたが、高校を卒業して間もなく不治の病の白血病に犯され、短い人生に幕を閉じました。

当時の僕は名古屋で浪人生活をしていたので、同級の友人達と彼を見舞いに行きました。

その頃の市大病院は古い建物だったので、随分と薄暗いイメージがあります。

病室には彼と彼の母親が居たと思いますが、藤本君が【俺も大学に行きたい】と言った時、彼の母親の顔が寂しそうな表情になった事を覚えています。

間もなく彼は帰らぬ人となりましたが、僕は市大病院へ行く度に彼の事を思い出します。

合掌

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2 コメント

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忘れられない人ですね (アンパンウーマン)
2011-07-13 23:59:08
私も昨年のブログにアップしましたが・・・。
7月8日は 親友の命日でした。
リンパ腺の癌でした。
7月7日がMG記念日なので 尚更 忘れる事が出来ません。

病院に行くたびに 7月が来るたびに・・・。
心の中で彼女に話かけてしまいます。
今の自分は 彼女に認めてもらえる生き方ができているのか? 自問自答しては 反省します。

大切な人の死は 埋められない大きな喪失感がありますね。

合掌。
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Unknown (たーさん)
2011-07-14 20:10:11
大袈裟な言い方かも知れませんが、人生には出会いがある分だけ別れがあると言われています。

僕は年齢を重ねる毎に哀しい事が増えていく様な気がしますが、哀しい事の経験の分だけ人に優しくなれるようにも思えます。

今こうしていろんな方々とお話をさせて戴いておりますが、一人一人の方々に優しい気持ちで接する事が出来ると、自分で満足感を得られる様になりました。

僕は当時(今から40年以上過去ですが)、彼の【大学に行きたい】と言った言葉と情景を、今でもはっきり覚えております。

人間の一生なんてはかないものなんでしょうから、互いに今をシッカリ生きていきましょう。
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