たーさんの世界(意地悪じーさん)

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建設業界の現実

2013年03月10日 | Weblog
先週、レッカー車の運転手さんと話す機会がありました。

昔と違い、今はダンプ屋を廃業したり、大工や鉄筋屋さんを廃業が進んだという認識で一致した。

例えば今の相場(愛知県)は、ダンプの常用単価の実勢価格が一日当り、三万五千円~三万六千円となっています。

ダンプは一日走ると、燃料を一万円炊くと言われています。

円安で燃料価格が値上がりしている現在、それよりもっと多い金額かも知れません。

ダンプの運転手の給料を一日当り1万五千(20日稼動で月収30万)とすると残りは一万円となりますが、その一万円で車の購入費用やタイヤの滅損費、メンテナンスの為の各種機械部材や油脂、車両の税金や保険代や車庫代を賄わねばなりません。

因み大型ダンプの車輪は10個ありますが、タイヤ一個が数万円かかります。


いつも言っていますが、大の大人が一ヶ月30万(国民健康保険代、税金等込み)で家族を養えますか?


最近の競争入札の施工単価下落傾向で、元請がダンプの常用単価を三万五千円以上で計算するとおそらく採算が取れないでしょうが、本当なら四万円以上(出来たら四万五千円以上)で積算すべきでしょう。

役所を騙さない限り、建設業従事者は減る一方です。

公共投資に税金を使うといっても、無いよりはマシでしょうが、どの程度効果があるのかは疑問です。


今まで建設業を目の敵にしていた連中は、危ない橋や道路やトンネルを走りなさいwwwwwww


更に今は大工さんや鉄筋屋さんが少なく、高齢化しています。



無理は、何処かに必ずツケが来ます。

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