国民へのツケ

私が原発事故に対してこの様にシツコク言うのは、最終的に安易に国民へツケを回そうとする国の構図が許せないからです。

今まで多くの天下りを抱え、東電社員も原発対策には湯水の如く金を使い、国民への安全を置き去りにして来た東電と、東電に露払いをさせて旨い汁を吸い続けた経産省は、今回の原発事故の補償費は、結局国民へのツケとして処理するしかないとの言い方をしています。

これが支配層と御用商人の構図です。

前段階として、マスコミを通じて福島県民の悲惨さを流しています。

確かに福島県民の被害は甚大ですので放ってはおけませんが、マスコミ報道は国民に対するマインドコントロールという見方もできます。

一時は補償費を国が立て替えたとしても、その返還を東電に科せるべきです。


国民にツケを回すなら、過去さかのぼって原発から得た収益を、その時代からの東電社員と霞が関の役人で負担してからなら国民は納得できる。

赤字国債もそうだが、国民はタワケ政府の尻ぬぐいばかりではやりきれない。