気ままにスケッチ

82歳まだ生きています、絵の制作はなかなか構想が浮かびません、思考能力が? 尚コメントは事前承認の許可制です。

松柏美術館

2009-03-01 07:15:07 | 素描・クロッキー
公募展第15回松柏美術館花鳥画展を鑑賞して来ました、入選作は素晴らしいものばかりで作品に制作者のコメントが添えられていました、制作者の心や発想の様子を伺い知ることが出来て楽しく鑑賞することが出来ました、一部コメントをメモして来ました。
大賞の柳澤優子さん題「闇舞」のコメント・・「晩秋の大空に舞う大水青を非常に美しいと思う感情・・・」から発想されたそうです。
橋田純さん「落葉」のコメント・・・落葉をスケッチしているとすぐに動く葉と何日も動かない葉があることに気づきます、葉がどこに落ちるかは偶然の要素が多いけれども、その場所に留まっているのは決して偶然ではなくその・・・(地形等)・・自然が呼んでいる場所に落ち着く。
中内共路さん「月のない夜」・・・人は眠れない時に「羊が一匹、羊が二匹・・・」と数えます、しかし、その時羊は人のために走り回り眠れないのではと思いました、そこで羊が安らげる場をつくってあげたいと思いこの絵を描きました・・・」絵は中央に羊・まわりは睡蓮が全体に配置されていました。
その他絵を制作した人の思い色々
○人によっては子供との会話から 
○次の季節が訪づれる匂いや気配を感じる瞬間が好きだから、その時の気持ちを表現  
○現実の喧騒から離れたゆっくりした穏やかな時の流れから発想・・・
本当に楽しかった、このコメントの小冊子があればと係りの人に聞きましたが作っていないとの事でした。