以前から使用していた中華の安定化電源「LONGWEI LW-K3010D」の電圧調整用のポテンショメータの調子が悪くなってきた為、新しく電源を購入した。
また中華製品だが私が趣味で作る工作物に使うには全く問題ない。 今回購入したのは「WPS3010H」という機種で、スペック的には前に使っていた物と変わらず、DC30V/10Aまで出せる電源となっている。
因みにこれを購入したのは4月17日で当時amazonで7199円だったのだが、現在は販売元が変わって16923円にまで値上がりしている。流石にこの価格だと購入する気が起きない。
今回、この機種にしたのは、電圧調整や電流調整をアナログなポテンショメータ制御なのが面倒になったのと、メイン電源とは別にOutputスイッチが欲しかったからだ。
以前の機種は電源投入で即アウトプットだったので、負荷がよくわからないデバイスに対してCCモードで動作させるには、電流値を0に設定しておき、電源を入れた後に徐々に電流値を上げていく必要があったし、電源投入時のオーバーシュートについても制御されている風ではなかったので、電源を入れっぱなしで使う分には良かったのだけれど、出力を切ったり入れたりしながら使うには使いにくかったのだ。
今回の機種については、各ボリュームはロータリースイッチ式になっている。またロータリースイッチはプッシュスイッチにもなっていて、操作桁移動や、パラメーターの設定、OCPモードのON/OFFが行えるようになっている。
USB出力もついているので、とりあえず5Vの電源が欲しい時には便利が良い。フロントパネル部にはQuickChargeと書かれているが、本当にQuickChargeに対応しているかどうかは分からない。