とりとめもないBLOG

ただの日記です

FMトランスミッターを試す BSFM02 Seriese

2009-02-13 01:44:54 | 日常
バッファローコクヨサプライのモニタープレゼントに応募したところ、タイトルにある商品が当たってしまったので、有り難く頂きました。
さて、この商品「BSFM02 Seriese」ですが、ホームページにもあるとおり、低ノイズが売りとなっています。ただ、iPod専用なので、他のオーディオ機器には利用できません。 もっとも、イヤホン端子から音を取るタイプはゲイン過剰で音が割れてしまう事が多いので、むしろドックコネクターのオーディオ出力を使うのは、音質の面では正解かと思います。
 さて、とりあえず同じようなトランスミッターを3つほど用意しました。
左から、BSFM02、CA-212、LAT-FMN02GBKです。CA-212以外はiPod専用です。


  
とりあえず車で利用する前に、本来の性能を最大限に生かした場合の音を聴いてみます。シガーソケットからの電源はノイズだらけですので、比較的マシだと思われるDIAMOND GSV3000という安定化電源を利用します。FMラジオは普通のミニコンポです。

実験の様子は面倒なので端折りますが、LAT-FMN02GBK以外は比較的まともに電波が飛んでいて、音の歪みも見受けられませんでした。LAT-FMN02GBKは、もうほとんど波が飛んでいないようです。他の2点の製品がケーブルをアンテナ代わりに利用できるのに対して、まったくケーブルレスなLAT-FMN02Gは電波的に不利なようです。
  
操作性はどれも一長一短ですが、BSFM02はオートスキャンで空き周波数を検索して、自動的に設定します。一見便利なようですが、任意の周波数に固定したい時に、ものすごく不便です。利用できる周波数は非常に広くて76.0MHz~90.0MHz(0.1MHzステップ)となっています。流石にこれだけカバーしていれば、かならずどこかに空き周波数がある筈で、その点に関しては優秀なのではないでしょうか。
CA-212は88.1MHz~89.9MHzで、利用できる周波数が狭く、商用FM放送の波が被らない周波数を選ぶのに苦労します。しかし、液晶ディスプレイに現在の周波数が表示されており、また任意に選択可能です。イヤホン端子から音を取るタイプなので、何にでも使えますが、楽曲によっては、音割れ、歪みが起こるのが残念な所です。
LAT-FMN02Gは選択できる周波数が4つしか無く、また空き周波数であったとしても、電波の出力が弱すぎて、ラジオが受信できるのかどうか怪しいです。というわけで、ほとんど評価対象になりません。

それぞれの最低動作電圧は
BSFM02

CA-212

LAT-FMN02G

でした。CA-212の動作可能最低電圧が低いのはiPodへの充電機能が無いからかなぁ…

そんなこんなで、とりあえず、車に持ち込んでテストしてみました。Logitecの製品はもう、端からお話にならなかったので、割愛します。
buffalo BSFM02は、なるほど確かに普通のFM放送並に綺麗に聞こえます。空き周波数を探すオートチューニングも特に問題なく動いているようです。ただ、そこそこのアンテナなら拾ってしまうFM局は取りこぼしてしまうようで、野良FM局の隣の周波数にプリセットされたりするような感じです。弱電地帯だとNHKの隣にセットされたりすることもあるようです。
それでも特に干渉を受けないということは、そこそこの出力なんでしょうか…その辺、少し気をつけて周波数をセットしないと、もしかすると近所迷惑になるかもしれませんね。地元地域のFM局の周波数ぐらいは把握して、その隣にセットされてしまうようなら、ボタンを長押しして、別の周波数に変更するぐらいの配慮は必要でしょう。

総括
BSFM02
FMトランスミッターとしては、ノイズも少なくて、とても良くできていると思います。iPod専用の設計ですので、他の機器では利用できませんが、現在のiPodのシェアを考えれば、それほど問題では無いかもしれません。またDockコネクターを利用するので、充電しながら演奏となりますから、電池切れの心配もありません。 オートスキャンによる電波の選択は楽なのですが、周波数を任意に選ぶ事が出来ないのが残念です。カバーしている周波数は広いので、困るような事はありませんが…画面の無いiPodを利用する場合はどの周波数に設定されるかわかりませんので、使い勝手としては…。画面付きのiPodを利用していればどの周波数に設定されたかわかりますので、それほど困りませんけどね。

CA-212
φ3.5のオーディオミニジャックに対応しているので、殆どのオーディオ機器に使える点では非常に便利です。ポータブルオーディオのようにイヤホン出力ベースの場合、音量を最大まで上げないと、ゲインが足りず、音が小さくなってしまいますし、音量を上げすぎると音割れの原因になったりするので、なかなかバランスが難しいです。 使用する周波数は液晶画面に表示されますので、それほど使いにくくはありません。 充電といった機能はありませんので、長時間使う際にはポータブルオーディオが電池切れにならないように注意が必要です。また使用できる周波数が狭いので、野良FM局や周囲のFMトランスミッターと被ってしまうと、逃げにくいというデメリットがあります。

LAT-FMN02G
音が比較でき無い程、出力が弱くて、評価対象になりませんでした。たまたまハズレを引いてしまったのかも…いずれにしても使用できる周波数が4つしかなくて、少々使いづらいと思われます。メリットはDockコネクターを採用していますので、iPodの充電ができる事とトランスミッター部を充電部分から分離して使用できるので、シガーソケットが無くても、iPodからの給電でFMトランスミッターとして動作する事でしょう。

そんなわけで、お勧めとしては、ひいき目無しで、やはり最新のトランスミッターが一番ということで、BSFM02かなと思います。iPodじゃないと使えないですけどね。
コメント
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