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FREAKY 13 DEAKY

酔いどれの誇りと踊る熊へ

アラスカへ

2010-05-10 18:10:53 | 日記
開高健が人には二つの故郷があると言っていた。

一つは出身地。

もう一つはここが自分の住みたい場所、
住むべき場所と心が叫んでいる、欲している場所だ。

今はテレビ番組も世界中の放送が見やすくなっている時代なので
世界の色んなところの様子が映し出されると、その場所が
目に焼きついて離れないなんてことがたまにある。

本当は直にその場所へ行ければ理想なんだけれども、まあそう
なかなか難しい問題もある。
ショーン・ペンがアラスカに無一文で旅に出た青年が白骨化されて
発見されるまでの物語を映画化したが、全てのものから離れて
自由になることはどこへ向かうのかを描いたのだろうか?

生きることは縛られることなのかもしれない。
縛られなければ学べないこともあるのだろう。
縛りがあるからこそ、命が守られることもある。
縛りがあるから秩序が保たれていることもある。

人との関係であっても、シガラミは縛りだ。
夫婦関係だって縛りだ。
肉体だって限りある縛りかもしれない。
生を受けて死を向かえるまでの寿命だってしばりだ。

だから人間は考える。
ナゼ?なぜ?何故?と・・・。

じゃあ限界の無い永遠がいいのか?

良くないよね。コワイよ。無限なんて。

不自由に思えることでも、実はそれが
あるから、意識していてもしてなくても
その恩恵を受けていることってあるんだろうね。
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