しょーきゅーし

怪しい妖しい尚休の、一寸気抜けの(含む危ない、過激)プレゼンツ&箴言?を

名越の祓

2006年06月30日 16時16分19秒 | こっち
 六月の晦日であります。
 名越の祓であります。
 夏越とも言いますが、疫神を和し(なごし)て祓うからとも言われております。

 この辺では、茅の輪を潜ります。これは、牛頭天王が蘇民将来に教えた、疫神除けの秘法とされております。牛頭天王は、スサノウの尊とも言われる天王祭の祭神であります。夏祭りの御神輿は大体がこのお方であります。

 自分は、残念ながら今年の祓が、地元に行けそうに無いので、何処かで(海に行ったついでにでも)潜ってこようと思っております。

 ので、それなりの作法をひとつ。

 まづ、紙で作った人形(ひとがた)に名前を書き、息を3回吹きかけます。
 次に、手水舎でお清めをします。
 茅の輪の前に行って、祭文を唱えながら、右から8の字を描く様に3回廻り潜ります。

         大祓式祭文
    
        水無月の
        夏越の祓へする人は
        千年の命 延ぶというなり

 読めますよね。みなづき、なごし、はらへ、ちとせ、いのち、のぶ。

 後は、人形をお焚き上げして頂く様に、奉納所に預けましょう。

 気持ちの問題ですが、実感できる筈です。