しょーきゅーし

怪しい妖しい尚休の、一寸気抜けの(含む危ない、過激)プレゼンツ&箴言?を

恐怖のストレート

2006年03月31日 16時23分14秒 | お莫迦ネタ
 明日は、某花見だ! なので、一部でウケてるので、気を良くしてレースネタ。

 ある日のFISCO。相変わらずの1番ポスト。250ccの予選である。
 ロードの予選は、タイムアタック形式なので、へたすると、決勝レースよりタイムが上だったりする。それだけスピードが早い訳だ。

 最終コーナーを立ち上がりストレートを全開で走ってくるマシン。
 減速して第1コーナーへ・・・行かない!
 スピードを緩めるでもなく、そのままコースアウトしグラベルベルト(砂利敷きのセーフティー)を、60度バンク手前の壁にまっしぐら!
 危ない!ぶつかる~! 寸前でライダーは飛び降りマシンは激突!

 寂しそうに、項垂れながら歩いてきたライダー。震えながら言うには・・・
「第1コーナー立ち上がるときに、右膝にコツンと、何かが当たった。」
 ブレーキレバーが無くなっていた。らしい。

 普通では考えられない事が起こるもんだ。

 モトクロスの練習。昔はストレートが馬鹿げに長いコースがあったのだ。桶川とか、河川敷のコースに多かったが。

 125cc高速コース用のセッティング。ギヤ比を上げ、サスを硬くし、キャスターを寝かせる。焼付き防止でキャブは濃い目。

 ジャンプからの高速コーナーをアクセル全開のまま戻さず、クラッチだけでシフトアップ。6速全開!速度にして120kmオーバー!コーナーが近づき減速のためアクセルを戻しブレーキを・・・

 気付くと、空を飛んでいる。大の字で飛んでいる自分の股の間から、黄色いマシンがフロントから地面に突っ込んでいくのがスローモーションで映る。
 次は自分の番だ。・・・ドン! あわててコースの外に出て、うずくまる。

 無意識の内に受身をしていた。が・・・痛かった。

    今日の箴言
<怪我と弁当は自分持ち。>by宇都宮レーシングクラブ
 
 
 

ウケたのでレースネタ

2006年03月29日 15時58分51秒 | お莫迦ネタ
 痛い話は数あれど、他人の痛みはネタのもと。
 競技役員(オフィシャル)をやっていた頃の話。

 長野県で、全日本クラスの大会があった。
 偉い山奥で、黒部ダムに近い方。で、コースの脇に沢が流れていた。
 昼休みに、試しに竿を振ると(レースに釣り道具持ってくな!とか言わないように)そこそこの天然岩魚が出た。が、持ち帰れないので、バーベキューをしていた国際A級の若手の有望株A選手に「食べるか?」と聞くと、はい!との返事。そりゃそうだろう、天然の新鮮な生きている幻の魚「岩魚」である。大喜びで、炭火にかけていた。

 で、午後の予選である。自分は副救護長だったのだが、其の日は転倒負傷者続出で、担架も足らなければ、担ぎ手も足りない。白旗振りながら駆けつけると、そこには、A選手が。
 あ~あ!尚休君が釣った岩魚なんか食うから、みろ、転んじゃった。
     顰蹙を買ったのは言うまでも無く、わたしだった。

 富士スピードウェイのロードレース。これは、コース役員だったが、1番ポストに就いていた。
 1番は、ストレートの終わり、第一コーナーの始まる左側にあった。
 モトクロスもそうだが、レース中に転倒した選手に手を貸すと其の時点でリタイヤ扱いになる。為に、滅多に助けには行かない。のだが・・・。
 125ccクラスには、女性が多い。双眼鏡で監視しているのだが、大概の女子は、髪の毛をヘルメットの外に出しているので直ぐ判り、注目いや、注意して見守るのである。

 そして、転倒!見ると髪の毛が!急げ!第2ポストより先に助けてつれて来い!
双眼鏡で見守る中、まんまと連れ帰ってくる。
 長身でスレンダーで髪を肩まで伸ばした・・・薄汚い男。
 「誰だ!あんなの助けたのは~!」
   顰蹙を買ったのは、救助の指示を出した、わたしだった。

   今日の箴言
<良かれと思う事でも、余計な事はしない方がいい。裏目に出て最悪の結果と成った時の覚悟があれば別だが。>

趣味のレースのネタ拾い。

2006年03月28日 17時37分21秒 | お莫迦ネタ
 思い話が続いたので、かる~い話を。

 今は昔の、自分が現役だった頃のモトクロスの話。
 偉そうに現役なんて言ってるが、万年ノービス(現国内B級)で、予選もロクに通過出来なかったが、お莫迦な話は、其の分だけたっぷり有る。
 其の頃のレーサーは、2ストロークの空冷で、オイルも混合で2本サスペンションだった。当然、整備もチュ-ニングも自分でやる訳だ。

 練習と本番では緊張の度合いも違い、考えられない事が起きる。
 練習走行は、マシンのコンディションも考え、全開では走らないし、其れ前に、コースの下見をする。
 この下見が問題で、文字通り下(コース)ばかり見ていた時があった。練習では右コーナーの入り口にジャンプがあり、皆アウト側を飛んでいく。どう見てもインのほうが早いので、本番ではイン側のラインに全開で突っ込んで行った。
 案の定、他は皆アウトに膨らんでいく。
 ジャンプ一番全開ドーン!

 コースの外から出ていた木の枝にヘルメットをぶつけ、転倒。

 其れからは、下見は、上も見るようにしている。

 下見も十分、練習も快調。さて、本番スタート。
 以前のスタート法は、ヘッドタッチと言うのが在って、エンジン掛けたまま左手をヘルメットに置き、合図と同時にクラッチを握りギアを入れて飛び出す。他に、クラッチスタートは、ギアを入れてクラッチを握ったまま合図で・・と言うのが在った。其の頃からスタートには定評があり、ホールショッター(第一コーナーに一番先に入った奴)などと言っていたもので。
 エンジンの回転を上げ、タイミングを合わせ、スタート!

 ギアを入れ忘れ、エンジンだけから回り、立ちゴケした。

 スタート最高!後続を引きつれ第一コーナーへ、ホールショーット!

 燃料コックを開け忘れてエンスト・・・・皆はどこ~。

    今日の箴言
<本人が、真面目であればあるほど、その失敗は・・・ネタになる。>

これからの戦い

2006年03月26日 12時22分01秒 | 
 今日、獣医さんに行って来た。
 ハクピョンの胸に出来物があったのが、傷口が開いて出血したのだ。
 医者の見立ては、乳腫、悪性ではないかと・・・。

 暫く前から気づいていたのだが、自分の希望的観測で、大丈夫だろうと思っていたのだが。

 で、免疫療法で様子を見ることにした。
 となれば、自分でもサポート出来るし、レメディとかもご指導頂けるし。

 これから頑張ってもらう。気合と、野生の自然治癒力に期待し、協力するのである。

    今日の箴言
<生あるもの滅せざる無。されど、生きる力、尊く強し。生き様にて、力与えたもう。>

赤い着物の女の子

2006年03月25日 17時52分36秒 | あっち
 調子悪くなるので書きたくなかったのだが・・・。

 例の人形の話である。その考察を少し。ほんの少し。ほんと少しだけ。

 夏の事である。ユーセンのGyaoで、座長の例の話を加美さんと見ていた。

 自分は、人形の話を聴くと鳥肌が立ってくる。以前、深夜の3夜連続のの時もそうだった。あの、H木K子さんによると、自分に憑いているらしい。赤い着物の女の子が。だから、視たくなかったのだが。

 視終わって、加美さんが訊いて来た。
「ねえ、その人形、赤い着物着てない?」
 自分「確かそうだね」
 すると加美さんは、真顔になり
「私知ってる!視た事ある!」と言い出した。

 そんな訳は無いのである。確かに、自分は、其の公演に役者で出ていたし、あの人形とも絡んだ。が、加美さんはそんな事は知らないし、体育会系の彼女が芝居を見ている筈も無いのである。

 それでは、何処で視たのか。

 打ち合わせで、座長の事務所に行った帰り道。
 桜並木から線路沿いの道を駅に向かって歩いていた時。
 マンションの窓に赤い着物の人形が、見下ろすように立っていたと言う。
 其の時は、気にも留めなかったが、絶対に視た!と言う。

 しかし・・・よーく考えると、視える訳が無いのである。
 すでに回りは暗くなっていたし、人形が在っても見えるわけが無いのである。
 部屋の明かりが点いていたとしても、逆光の筈だし、形として、下から見上げているのに、そんな置き方をするだろうか。
 普通、外向きには置かないと思うのだが。ましてや人形である、日焼けするような直射日光の当たる窓には・・・・置かない。

 それでも、言うのである。
「知ってる!視た事ある!」と

 これで解る事は、日本の神様と同じように、同一の時間空間に複数存在することが在ると言う事である。稲荷神社があちこちに在るのと同じである。

 自分の場合、その子が憑いているのは知っていたし、それなりに憑き易いので、気にしていないし、お世話にもなるので納得していたが、加美さんにも視得たとなると、分霊している様にも思える。

 自分達は、ある程度強いので、さして問題は無いのだが、周りに跳ね返ってしまうと、迷惑を掛ける事にも成りかねない。

 と言う事で、何か問題が起きても、自分に、文句を言わないで下さい。
 もしもの時は、神社で御祓いをしてもらって下さい。

    今日の箴言
<自分の手に負えない時、専門家を頼るのは、恥ずかしい事ではない。たとえ自分が其の専門家であったとしても。>
 

身体と陰陽

2006年03月24日 17時45分22秒 | 身体
 この時期、花粉症が時候の挨拶になるくらいで、お悩みの方も多いようで。
 其のヒントをひとつ。

 時期的なことを謂うと、季節は春。五行の「木」にあたり、陰気になかにも陽気の始まる「陰の陽」になります。

 身体も基本的には、同じ事が言えるのですが、具体的な見方を。

 身体の陰陽は、決まったものではありません。
 太陽に向かって、陽が当たっている所は陽、陰になる所は陰になります。
 日光浴を考えて下さい。うつ伏せならば、背中側が陽ですが、仰向けになれば、お腹側が陽になります。
 はいはいした場合、太陽に向かって頭を上げれば、顔、胸、手背、等が陽に、頭を下げれば、頭、肩、背中、等が陽になる訳です。

 単純に、痛みというのを考えた場合、陽と陰では、陰の方に痛みが集中します。
 導気の殺法では、陰への攻撃が基本で、如何に相手を陰に置くかが重視される訳です。活法では、陽の状態に置いて痛みを軽減する訳です。(但し、病気、怪我等の故障がある場合の施術については、痛みを信号と解釈するため、痛い事が殆どですが。)

 という事で、身体が、陰から陽に移る場合に障害が出ているのであれば、陽の状態にしてしまえば、楽になるのではないかと思うのです。

 花粉症自体が、ある種のアレルギー反応で免疫機能と関係がある、のかな?
 とすれば、免疫機能を抑える事は他の症状を引き起こしかねないので、毒物と認識された花粉を、無害なものと再認識させるか、排出させれば良い事になりましょ。ん?ですよね?

 一時的なものでも、楽になった例があるが、其の時でも、一時鼻水が止まらなくなり、その後なんの問題も無くなった。(但し、2シーズン経ったら又辛くなったようだが。)

 楽になっても、治ったとは限らないので、そこで防御も必要となるでしょうな。

 普段の生活で、自分がどのような状態にあるのかを考え、陰陽のバランスが崩れているようなら、其れを整える努力をしてみましょう。
 基本は呼吸だと言っても、陰の気ばかり取り込んでいたのでは、どんなに陰の気を吐き出しても、同じ事の繰り返しになってしまいます。

 無理やりこじつけた様になってしまいましたが、楽しんで戴けたでしょうか。

    今日の箴言
<戦いは攻撃と防御のバランスが取れている事が必要。だが、「百戦百勝は善の善に非ず」戦う必要のないのが一番。>

リードストレッチ3:腕と肩のリード

2006年03月22日 16時41分55秒 | 身体
 第3回です。腕、肩から背中にかけてになります。
 
 前回の⑦⑧で、首から背中をストレッチしたので、その続きに。

 しつこいようですが、呼吸は、息を吐ききった時点でスタンバイです。この先、特に指摘しませんが、「息を吸う」とあった場合、すでに息を吐いて準備が整っている事を前提としております。

 ①息を吸う。
  この時点ではリラックス。
 
 ②息を吐きながら、少しづつ両腕を上げる。(腕が耳の後ろに来るように。)
  意識は、上肢(腕から手全体)から肩甲骨に。

 ③手を手首の処で交差させる。(手を組んだり、握って引っ張ったりしない。)
  意識は、両方の腕が牽かれる感じで。

 ④大きく廻すように下ろす。

 専門的に、作用する筋肉の名前を挙げるのが良いのだが、この辺から筋肉の数が増えていくので、省略させてね。専用のソフトじゃないので、名前が出ないのですよ。専門用語は。

 上に挙げた所で、一呼吸し、そのままの姿勢で側屈したり、前後屈や捻る(捻転、回旋)等のバリエーションを入れても良いのではないかと思います。

 ⑤息を吸いながら、左腕で伸ばした右腕の肘を挟むように、腕を交差させる。(左手は右肘より肩に近い方にくるように。)
  意識は、腕よりも肩や肩甲骨の方に。

 ⑥息を吐きながら、腰は動かさない気持ちで、左手で右手を引き寄せる様に上体を左に回転させる。
 意識は、上半身の右側全部に。

 ⑦同様に反対側も。

 ・意識の集中点について

 どんな運動でも、基本は同じ。動かしている筋肉、この場合は、伸ばされている筋肉に意識を持っていくこと。
 自動運動をしている筋肉ではなく、受動運動をしている(されている方の)筋肉に意識を集中。
 そして、荷重なり、重圧なり・・・・言い換え:テンションなり、プレッシャーなり、ストレスが懸かっている筋肉を意識する事。

    今日の箴言
<義務感を持って強制しても効果は期待したほどではない。ならば、気楽にのんびりゆったり、ゆとりの中で行動した方が、余程ましである。>

祝日

2006年03月21日 14時44分24秒 | こっち
 今日は、春分の日、春のお彼岸の中日である。
 現行の法律では、あくまでも祝日で、祭日では無い模様。(休日であって祝日ではないかも)
 
 本日、お仕事は、休みである。で、お墓参りを二箇所。父方と母方。

 田舎なので、お墓も田舎というか郊外にある。父方の墓地は本家のそばにある。ということは、家は分家から、又出ているので二里半から三里くらい離れている。母方はそこからさらに南に五里か六里下がる。で、自宅はそこから七、八里だ。
 尤も、自宅から家まで十里近くあるから、毎日が結構なドライブではある。
 勿論、県境を越えての通勤である。腰も痛くなろうと言うものだ。

 休みの日には、何か、創造的なことをする様にしている。
 今はまだ、洗濯の途中なので、一段落したら、料理に掛かる。心算だ。

 今日のメニューは、米粉と小豆があるので、団子のお汁粉。そば粉もあるが、ぶつのがめんどい。(捏ね鉢はあるが、麺棒がない。)ので、乾麺を使用。つゆは、葱と油揚げの味噌仕立。プラス舞茸となめこの醤油仕立。両方とも豚ばら肉で(余れば、お汁に)。それに、がんもどきの甘辛煮つけ。

 メインのつまみが問題である。焼酎を呑む心算なので、油揚げの七味出汁の付け焼きと、焼き団子の磯部醤油で決まりだな。お汁粉もあるし。
 ん?餡子だと日本酒の方が合うな。うん!

 さーて、作り始めるか。

    今日の箴言
<お墓参りで幽に親しみ、食で顕を振り返る。酒と団子で甘辛両党を嗜み、顕幽の狭間を実感する。これも、たまーにだから好いので、しょっちゅうでは辛い。>

地図を読む

2006年03月18日 16時30分34秒 | 趣味
 自分にとって、<地図は見る物ではなく、読むものである。>

 あ! 先に箴言が来てしまった。

 地図と一言で言っても、色々な種類があるし、使い方も色々である。最近は便利なものが出ているので、情報収集には楽できるのだが、其の手の~マップというのは、自分で調べてチューニングするのが楽しみなので、あまり購入はしない。

 自分が良く使うのは、所謂ロードマップと地形図である。10万分の1と5万分の1が、使いやすい。
 で、何に使うかと言うと、釣りである。(ツーリングは釣りのついでに林道へ)
 
 最近は、殆ど海釣りなので場所は限られる為、現場までの経路を調べるだけだが。渓流に行くときには、場所きめの段階から活用する。

 特に、新規開拓する場合、穴場探しに使うのだ。但し、そのままでは使えない。
 チューニングするのだ。ロードマップでは山と川の持つ潜在力(どれだけの魚を育めるか其の力)が、わから無いので地形図を使う。これは5万図をしよう。本当ならば2万5千図とか1万図が良いのだが、枚数も経済性も大きくなりすぎるので。

 まづ、西と北から2cmの罫線を引いて、2cm角の方眼にする。これで1枡1kmになり、大体の距離から時間が読めるようになる。

 次に、山の稜線に沿って赤線を入れ、川に沿って青線を入れる。これによって、その山の保水面積の大小が解り、沢や川の水量が読める。但し、地図上の川の線は、実際の川幅1m以下は表示していないので、等高線の曲がりで谷を判断し、水源が何処にあるか、何処まで川があるのかを推測する必要が在る。これで、その水系が視やすくなり、分水嶺もはっきりする。

 最後に、川の青線と等高線の交点に、赤店をポイントしていく。等高線の幅は確か25m間隔のはずだから、この間隔が広ければ、川の流れは緩く、狭ければ急流と言う事になる。滝も同じで、落差の低いものは記載されていないが、このポイントを読むことで推測できるし、そんな場所が、いい穴場ポイントだったりするのである。

 当然の事ながら、現場に行くまでの行程、帰りの行程を読む場合でも、崖の有無、斜面の方角(北斜面は植物の生育が良くないので崩れやすい)、地図に無い道等をチェックすることで、余計な負担も減り、危険も回避できるのである。

 あ~、渓流に行きたくなってきた。魚が呼んでいる~。

(地図で読むのは難しいのだが、植生や樹木の種類に注意しないと、とんでもない事になる時も在る。ある渓流で、入渓点以外は川から上がれないよ!と言われていたのだが、そんなに急斜面が在る訳でもなく、楽勝の心算で上がり過ぎ、途中の啓けた斜面を林道まで登り始めると・・・たらの木、しどみ、木瓜に茨・・・上がれないの意味が違っていた。ちゃんと教えてくれれば好いのに!)

ある家の話

2006年03月17日 18時18分24秒 | あっち
 とある家。現在は立て替えられているが、その裏に、以前からある平屋が、物置代わりになっている。

 その家の、昔の話である。

 場所で言うと、所謂、寺町の中にある。その一角は、国道に面し、西側に川が流れ、南角からL型にお寺がある。そのお寺の南はお墓で、もう一つのお寺が境を接している。北東には赤いお堂が在ったが、それは四方結界の西の赤堂であった。さして広くも無い区画のなかに、祠がいくつか在った(現在2箇所残存)。

 建物自体は大正の建築だったが、当時としては珍しい水道が引かれていた。大谷石の土台に、丸木の梁、仕事場は洋風の白壁で照明周りには飾り塗りが施してあった。住まいの方は、回り廊下に、天井は板張り、台所とお風呂場は土間だった。
 庭と小屋を挟んで、裏に平屋。四部屋ならんだ長屋のような感じである。
 土地が、東西に長い長方形で、和弓の練習も出来るよう巻藁もあった。
 裏の家には狸穴があり、最近まで狸の親子が住んでいた。

 この家の主は次男で、早くに亡くなったが、それ以前に長男も亡くなっていた。
 その主には、男女二人の子供があった。

 女の子は、所謂霊感が強く。幼い頃より、あれやこれやを視ていた。
 よく視ていたのが、鎧武者で、血を流した姿で、裏の家から出てくるモノ。

 一時期、母親が病気になり入院手術。飼っている犬たちが具合が悪くなり、自分も体調を壊す。等が重なった時も、裏に何か在るのではないか。と不安になり、自分に相談が廻ってきたのである。

 裏の家には問題は無かったが、町内をぐるり廻って診て見ると、その裏にある祠が・・・。
 例の神社を紹介し、お払いをしてもらうと、翌日の夢の中に、亡くなった当主と白い犬が、笑いながら裏の家から走ってくると言う映像が出てきた。
 これで安心した筈だが、彼女は、未だに裏の家には行けないで居る。

    今日の箴言
<障りが在るのが解っていても、原因を解決することが出来ないのならば、防御するに越した事は無い。>

リードストレッチ2:頸部のリード

2006年03月15日 18時39分10秒 | 身体
 要するに、首のストレッチである。

 姿勢は安座、基本は呼吸と意識。

 ①まず息を吐ききる。
 ・意識は首の筋肉に置く。

 ②息を吸いながら、手を横から頭に載せる。

 ③息を吐きながら、ゆっくりと頭を真横に倒す。(肩は床と平行の状態)
 この時、首筋が引っ張られる感じになれば良い。(腕の重さを利用して自然に曲げる感じ)手で牽くのではない。
 ・意識は伸ばされる筋肉に置く。(斜角筋、僧帽筋など)

 ④同様に反対側へ倒す。

 ⑤息を吐きながら後ろを見る感じで、ゆっくりと顔を横に向ける。(肩は動かさない)
 ・意識は顔を向ける反対側の筋肉に置く。(胸鎖乳突筋、板状筋、斜角筋、僧帽筋など)

 ⑥同様に反対側にむける。

 ⑦息を吸いながら、両手を頭の後ろへ持っていく。(肘は開いて耳の後ろに来るように)

 ⑧息を吐きながら、ゆっくりと頭を前へ倒していく。(背筋は伸ばしたまま、両肘を閉めて、腕の重さを利用して自然に曲げる感じ)
 ・意識は首筋から頭、背中までの伸ばされる筋肉に置く。(胸鎖乳突筋、板状筋、僧帽筋など)

 リードストレッチは加美さんの担当なので、以前、導気健康法及びリードストレッチの講習会で使用した、彼女の作ったテキストを参考にさせて戴いております。が、文責は自分にあります。

    今日の箴言
<首は身体の中心をなす頭を支えるもの。首が据わらなければ腰も据わらない。>

リードストレッチ1:呼吸法

2006年03月14日 18時26分32秒 | 身体
 導気法によるストレッチです。
 当然の事ながら、基本は呼吸と意識です。

 絵が入れば解りやすいのであるが、適当な絵が無い!
 よって、暫くは、私の拙い文章能力で表現できるかどうか。そのうちに写真でも撮って入れ込みますので。想像力を働かせて下さい。

 ①仰向けに寝て、臍の下あたりに手を置く。
 ・この時、体と共に意識もリラックスさせ、呼吸に集中する。

 ②口から「シュー」と音を出しながら、少しずつ吐き出す。(息を吸う時間より息を吐くほうが長くなるように。)
 ・体内の悪い気を吐き出し、吐ききる様に意識する。

 ③鼻から息を吸い、おなか(下腹)が膨らむように。
 ・新鮮な気を体内に取り込むように意識する。

 慣れるまでは、手でおなかを押す気持ちで息を吐く。息を吐ききれば自然と吸い込む事になる。その時も手が押し出される気持ちで。

 慣れてきたら、安座の姿勢で。(座布を使って胡坐)

 呼吸は所謂、腹式呼吸。
 呼吸を繰り返しながら意識を集中する対象を変えることで、効果が実感できるようになる。
 呼吸を続けるだけで、血行が良くなり、体が温かく感じられる様になるはずである。

 ・取り込んだ気を、体の中を廻すように意識(ある種イメージ)することで、コントロールしていく。冷え性で、足が冷たければ、足に気が集中するようにイメージして呼吸を繰り返せば、足が温かくなってくるのである。

 
    今日の箴言
<人に気を使うばかりでなく、自分にも気を使うべきである。結局自分を守るのは自分だけだから。>

今日はお供で

2006年03月12日 13時49分54秒 | 趣味
 釣りに行ってきた。

 だ・か・ら!

 お供なの!ボーズの言い訳でなくて・・・・・

 今回は、餌を予約し万全の体制で出かけたが、波が高く、潮の流れが速すぎ。
 正面に入れた仕掛けが右に左に流される流される。
 其のうち風も強くなり、11時にはあがりました。

 相変わらずの強運(実力か?)の上さんは、星鰈をゲット。思わず磯ダモ(網)を使ってしまいました。
 他に、蟹、今回はお持ち帰りしました。


 来週、電話の回線を変更する事に。・・・・・うまく繋げないと。

   今日の箴言
<言い訳をする時は、人のせいにしないこと。さもないと、・・・・・ね!>

肩こりのほぐし方2

2006年03月10日 17時00分17秒 | 身体
 一度書いたのが消えた・・・。
 同じ事を書くのもなんだかな~。

 で、前回、書きはぐっていた事を。

 腕の運動と合わせて、首(頭)の運動を。

 ・首を前に曲げて、限界点で2.3秒止める。これを2.3回。
 ・首を後ろに曲げて、限界点で2.3秒止める。これを2.3回。
 ・首を右に曲げて、限界点で2.3秒止める。これを2.3回。
 ・首を左に曲げて、限界点で2.3秒止める。これを2.3回。
 ・首を右回しで2.3回廻す。
 ・首を左回しで2.3回廻す。

 是を繰り返すだけの簡単な方法である。

 運動一般について言えることだが、適度な緊張感を持って行なう事。下手に、たるむ(弛緩しすぎる)と怪我に繋がりかねない。逆に緊張しすぎると、硬くなってほぐれない。

 そして、運動時の呼吸法だが、基本は腹式呼吸。
 で、力を入れる時に吐くこと。ストレッチする場合も、止めた時に吐く。
 運動中、体が止まっていても、呼吸は止めては駄目。

 こんな所ですかね。そのうちに、リードストレッチの方法を書いて行きましょ。

    今日の箴言
<二度手間は、倍の体力とその倍の気力を消耗する。>

昔取った杵柄

2006年03月09日 21時36分29秒 | 趣味
 今日は、自分のとこではない。若い衆の所のお手伝いである。
 古いバイクを整備(というか、レストアだな)していて、ポイントで躓いたようだ。ポイントというのは点火装置の一部なのだが、現在は電子制御になっている。為に、歳若い彼は、詰まった。

 送り迎えと、酒で、話がついて此処にいるわけだ。
 が、そこは彼も商売人である。デジカメとスキャナーを購入してしまった。

 自分が現役の頃から、整備にこき使っていたので、未だに何かあると聞きに来る。確かに、キャブレターのセッティングなどは、それなりのデータと経験の蓄積が重要になってくる。ましてや、レーサーのチューニング・セッティングはセンスが必要になる。
 古いバイクだと、交換する部品も無いし、大変なのだ。

 が、未だに、問題の仕事に取り掛かっていない。自分も酒飲んでるしー。

    今日の箴言
<仕事の前の飲酒は控えるべし。たどり着くまで時間がかかり過ぎる。気分は悪くはないが。>