昨日は、横浜市訪問看護連絡協議会の総会でした。
総会の最後に、24年度に開始される予定の「24時間地域巡回型サービス」についてのアンケート調査の依頼があり、横浜市の担当者から簡単な説明がありました。
24時間地域巡回型訪問サービスとは、在宅生活の限界点を上げることを目的として、適切なアセスメントとマネジメントに基づいて、時間帯を問わず、利用者に「必要なタイミング」で「必要な量と内容」の介護・看護サービスを提供するもの・・だそうです。
要するに24時間、アセスメントにより必要なサービスを適時行い、看護・介護一体でサポートするという構想のもとに作られたらしいのですが・・。
現在要支援の訪問介護サービスは、定額料金内でサービスを1回入れても2回入れても同じなわけで、多く入れれば事業所の負担が大きくなり、少なく入れれば事業所は儲かるようになっています。
「24時間地域巡回型サービス」も、定額でのサービスで行うと言う事で、訪問は短時間で行いオペレーターがコールの内容を聴いて、看護師が行くべきかヘルパーが行くべきか、話だけで済ませるのかを判断して、振り分けるようです。
ケアマネは、同じ事業所以外でなければいけないそうで、現存する事業所がこれを始めるには、今いるケアマネはどうするのだろうかとまず疑問。
オペレーターは、コールしてきた患者さんの普段の状況を知っているわけでもないのに、電話だけで振り分けが出来るのだろうか?
今、夜間訪問料金がかかるので、出来るだけお互いに緊急訪問を避けるよう工夫していて、それでも緊急訪問はあるというのに、定額料金となれば一気にコールは増えるだろうな・・と予測できるのだけれど。
ヘルパーか看護師かを選ぶのに、どっちか判断が難しい場合、看護師が出動する頻度が高くなるような気がしますが・・。
介護度3以上だそうですが、医療ニードも高くなっているのに、看護師の配属はかなり少ない人数が想定されているのが疑問・・。
特定疾患やターミナルの患者さんは、医療保険になるけれど、この時の看護師の位置ずけはどうなるのかな??
そして一番の疑問。
24時間対応で動くスタッフ、看護師もヘルパーも、そんなに集まるのかな????
賃金はどうなるのかな??
さらに、看護師の人数はきっと集まらないと思うから、訪問看護ステーションに協力をしてもらいたいらしく、そのためにアンケートを持ってきた様子。
でも、どう考えても訪問看護ステーションが提携するのは無理。
ただでさえ人手不足のこの業界。
まして、24時間対応の電話当番ですら、持ち手がいなくて困っているのに、夜中に何件も呼ばれた挙句、翌日の日中の訪問も行くなんて、だめでしょう。
でも、もし夜中が忙しくて翌日疲れて働けないとしたら、その訪問するはずだった訪問料金は、保証してくれるんでしょうか??
今、緊急訪問行くたびに一件当たりの賃金が時間外料金として支払われるのに、定額の収益の中で、支払えるんでしょうか??
3交代だとしたら、その人員配置は3倍以上必要でしょうね。
翌日の訪問に影響がありすぎて、とても訪問看護ステーションでは対応できません。
などなど、考えれば考えるほど現実離れした構想にしか思えず、看護師に限らずヘルパーさんだって、夜間巡回型が人手不足でどんどん減っている現状なのに、昼も夜も動いてくれる人なんて、なかなか集まらないでしょうにね。
だいたい、当初莫大なお金をつぎ込んで、事業所が儲かるように初めても、介護保険のように数年後には暫時改定されて、どんどん給付がへっちゃうに決まっているしね。
国のやり方は、介護保険でみんな痛い目見ているので、よくわかっているんですよね。
(あ~眠くて死にそうです)
そんなわけで、今の構想だとまず人が集まらず、ごくわずかの事業所しか稼働できないと思います。
って、眠くてこれ以上考えられません。
今日はこれでお休みなさい。
総会の最後に、24年度に開始される予定の「24時間地域巡回型サービス」についてのアンケート調査の依頼があり、横浜市の担当者から簡単な説明がありました。
24時間地域巡回型訪問サービスとは、在宅生活の限界点を上げることを目的として、適切なアセスメントとマネジメントに基づいて、時間帯を問わず、利用者に「必要なタイミング」で「必要な量と内容」の介護・看護サービスを提供するもの・・だそうです。
要するに24時間、アセスメントにより必要なサービスを適時行い、看護・介護一体でサポートするという構想のもとに作られたらしいのですが・・。
現在要支援の訪問介護サービスは、定額料金内でサービスを1回入れても2回入れても同じなわけで、多く入れれば事業所の負担が大きくなり、少なく入れれば事業所は儲かるようになっています。
「24時間地域巡回型サービス」も、定額でのサービスで行うと言う事で、訪問は短時間で行いオペレーターがコールの内容を聴いて、看護師が行くべきかヘルパーが行くべきか、話だけで済ませるのかを判断して、振り分けるようです。
ケアマネは、同じ事業所以外でなければいけないそうで、現存する事業所がこれを始めるには、今いるケアマネはどうするのだろうかとまず疑問。
オペレーターは、コールしてきた患者さんの普段の状況を知っているわけでもないのに、電話だけで振り分けが出来るのだろうか?
今、夜間訪問料金がかかるので、出来るだけお互いに緊急訪問を避けるよう工夫していて、それでも緊急訪問はあるというのに、定額料金となれば一気にコールは増えるだろうな・・と予測できるのだけれど。
ヘルパーか看護師かを選ぶのに、どっちか判断が難しい場合、看護師が出動する頻度が高くなるような気がしますが・・。
介護度3以上だそうですが、医療ニードも高くなっているのに、看護師の配属はかなり少ない人数が想定されているのが疑問・・。
特定疾患やターミナルの患者さんは、医療保険になるけれど、この時の看護師の位置ずけはどうなるのかな??
そして一番の疑問。
24時間対応で動くスタッフ、看護師もヘルパーも、そんなに集まるのかな????
賃金はどうなるのかな??
さらに、看護師の人数はきっと集まらないと思うから、訪問看護ステーションに協力をしてもらいたいらしく、そのためにアンケートを持ってきた様子。
でも、どう考えても訪問看護ステーションが提携するのは無理。
ただでさえ人手不足のこの業界。
まして、24時間対応の電話当番ですら、持ち手がいなくて困っているのに、夜中に何件も呼ばれた挙句、翌日の日中の訪問も行くなんて、だめでしょう。
でも、もし夜中が忙しくて翌日疲れて働けないとしたら、その訪問するはずだった訪問料金は、保証してくれるんでしょうか??
今、緊急訪問行くたびに一件当たりの賃金が時間外料金として支払われるのに、定額の収益の中で、支払えるんでしょうか??
3交代だとしたら、その人員配置は3倍以上必要でしょうね。
翌日の訪問に影響がありすぎて、とても訪問看護ステーションでは対応できません。
などなど、考えれば考えるほど現実離れした構想にしか思えず、看護師に限らずヘルパーさんだって、夜間巡回型が人手不足でどんどん減っている現状なのに、昼も夜も動いてくれる人なんて、なかなか集まらないでしょうにね。
だいたい、当初莫大なお金をつぎ込んで、事業所が儲かるように初めても、介護保険のように数年後には暫時改定されて、どんどん給付がへっちゃうに決まっているしね。
国のやり方は、介護保険でみんな痛い目見ているので、よくわかっているんですよね。
(あ~眠くて死にそうです)
そんなわけで、今の構想だとまず人が集まらず、ごくわずかの事業所しか稼働できないと思います。
って、眠くてこれ以上考えられません。
今日はこれでお休みなさい。