日々の戯れ

鈴柩の頼りない脳細胞に代わる記憶

兜(おりがみ)

2007-05-21 | おりがみ

昨日の運動会

騎馬戦の大将はこんな兜をかぶった

Kiba

昨年作成したものだが

日に当たって退色していたので

メタルシールでチョビリニューアル

Dsc07758

このカブトは折り方も簡単で

かなりリアルなので気に入っている

Dsc08385

例によって専用に色づけしたコピー用紙で折って見よう

Dsc08386

中央線に合わせてからつぶすように折る

Dsc08387

開く

Dsc08388

ここの手順はかなり省略(笑)

Dsc08390

Dsc08392

見事ではないか

これは

伝説のおりがみ作家「前川淳」氏の作品である

リアルにしようと思えば

もっとリアルにできる所を

シンプルに留めている所が素晴らしい

Dsc08420

折って見ればわかるのだが

伝承折紙のカブトへのリスペクトも感じられる

自分も折って見たいという人は

「ビバ!おりがみ」に折り図があるので

ビバ!おりがみ
価格:¥ 2,345(税込)
発売日:1989-06

購入してみては・・・

と書こうとしたらもう売ってないのね

ヤフオクで1万円位みたいだ

さすが伝説の本

いやむしろ

おりがみ愛好家の数が少ないのを嘆くべきなのだろうなあ

こんな良い本が

継続して書店に並んでいないのは

もったいないと思う

悪魔」なんか名作なのに・・・・

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運動会

2007-05-20 | 覚え書き(メイン)

今日は運動会

お天気が怪しかったので

延期するかどうかの判断のために

5時半に学校へ

天気予報では回復する予定だからと

決行決定

校庭の水たまりをスポンジで吸い取る

Dsc07839

子供達はがんばった

天気は良くならない

気温が上がらない

寒い上に小雨も降ってくる

Dsc08186

どうする

寒いだろうねえ

中止するか

これまで練習してきたしねえ

やっちゃえ

葛藤しながらも

全て終了

疲れた

くたくた

眠い

寝る

…z

 

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運動会のマーカー

2007-05-19 | 引き継ぎ事項

明日は運動会

Dsc07686

天気予報は曇り

今週は雨続きで準備不足だが

なんとか終わらせてしまいたいものだ

Dsc07700

運動会前になると校庭にこのような

マーカーを打ち込む

今年は基本のマークを青で

偶数学年の立ち位置を緑で

奇数学年の立ち位置を紫でマークした

校庭用のマーカーは9cmの釘を使用(下左)

校庭用の杭が市販されているが(下右)

Dsc07746

本校の校庭は数cm下は砂利なので

打ち込むたびに曲げてしまうことになる

Dsc07745

マーカー作成にはスズランテープを使用

30~40cmに切って下のように輪を作る

Dsc07747

2本の先端を輪に通す

Dsc07748

Dsc07749

できあがり

今年はこのマーカーを130本ほど打ち込んだ

 

なぜ変な結び方をするのかというと

使用後の回収を楽にするためである

2週間の使用で釘はすでに錆びついている

スズランテープはずたずた

Dsc07751

しかしテープの中央をひっぱることによって

Dsc07752

テープを外すことができる

釘はさび落としをして来年また使用する

Dsc07753

右がテープを外した釘

左はかた結びの従来の5寸釘

どうしても 結び目が ほどけない

 

さて お天気はどうなるかな

晴れますように

       ||
       ||
  ./ ̄ ̄ ̄\
  |         :::|
  | ●) ●) :::|
  ヽ....∀..::::::ノ
   //:i ヽ\
 /::/: |   ヽ \
く:::/::: |    ヽ  \
  \:|    ゝ /
     \/

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ジカルボン酸(分子模型)

2007-05-18 | 分子模型図鑑

一昨日

スイバに蓚酸が含まれていることを書いた

ついでなので

シュウ酸の仲間を紹介・・・

カルボキシル基が2つ付いた化合物を

ジカルボン酸と言う

脂肪酸とは言わない

 

シュウ酸(再褐)

Photo_169

紹介は済んでいるがシュウ酸

ジカルボン酸は

全てのシュウ酸の水素イオンが1個はずれると

2個目の水素イオンが外れ出す

一粒で二度すっぱいカルボン酸

シュウ酸はカタバミ・ホウレンソウなどにも

含まれる

 

マロン酸

Photo_170

マロン酸のマロンは

栗の事ではなくギリシャ語でりんごだそうだ

次に紹介するコハク酸に似ているために

体内でコハク酸と間違われる

体にとってあまり良くない

 

コハク酸

Photo_171

コハク酸は高校生物で習う

クエン酸回路の生成物の一つだ

そのせいか体はおいしいものと認識するのか

旨味を持つ

酸味を消して旨味だけにするために

中和するとコハク酸ナトリウムになり

旨味調味料として利用される

 

フマル酸

Photo_172

不飽和ジカルボン酸

フマル酸もクエン酸回路を構成する物質の一つ

クエン酸回路については後述の予定・・・

コハク酸やフマル酸は

家庭生活に関わりがないかというと

実は

発泡入浴剤の成分である

重曹(炭酸水素ナトリウム)のナトリウムを

酸が強引に横取りし

フリーになった炭酸がガスとなって

あわのお風呂を作りあげる

「バブ」の場合はフマル酸が使われている

 

マレイン酸

Photo_173

マレイン酸は前項のフマル酸と

実は部品は全て同じである

比較して見てほしい

炭素4、水素4、酸素4

ただカルボキシル基の付く位置が異なる

これを幾何異性体という

マレイン酸は

カルボキシル基同士が近すぎるために

酸素1個水素2個が「水分子」として

逃げ出してしまう状態になる

それを無水マレイン酸という

無水マレイン酸

2_9

無水マレイン酸は

水が十分あればマレイン酸に戻る

フマル酸の場合は無水にはならない

幾何異性体についても後述の予定

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虎杖葉虫(イタドリハムシ)

2007-05-17 | 昆虫

Dsc07644

書き忘れていたが昨日紹介したスイバは

タデ科の植物である

「蓼食う虫も好きずき」という諺がある

そこで言われる蓼は「ヤナギタデ」といって

酸っぱいのではなくて辛いらしいが

今日紹介するのも広義の

蓼食う虫と言っていいだろう

Photo_166

イタドリハムシである

イタドリスイバギシギシ

などのタデ科の草を食べる

ハムシというのは

テントウムシに近い仲間の昆虫で

主に葉っぱを食べる

種類によって食べる植物が違う

Photo_167

大きさは7mmぐらい

小さな虫なので見過ごすことも多いが

このイタドリハムシはハムシの中でも

派手な方なので

スイバの中でしゃがみこめば

見つけることができるだろう

Photo_168

さて今日の写真には

罠が仕掛けてあったのだがおわかりか

簡単だね

1番上の写真はイタドリハムシではないのだった

配色は似ているが

カメムシの仲間で

菜亀(ナガメ)

アブラナ科の植物を主食にしている

スイバの所にいたのは

ただの通りすがりだろう

食っていたのではない(と思う)

 

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蓚(スイバ)

2007-05-16 | 写真

Photo_159

タンポポの種がひっかかっている植物が

今日の主役「蓚(スイバ)」

Photo_160 

これも雑草シリーズ

酸葉」酸っぱい葉とも書く

別名が「酸模(すかんぽ)」(これも酸っぱいということ)

酸っぱいことがアイデンティティになっている草だね

Photo_161

子どもの頃父親と一緒に歩くと

スイバを見つけるたびに

「昔の子供はおやつにこんなものしか食えなかった」

と言って

毟っては口にするのだった

「お前も食って見ろ」と言われて

食ってみたのは最初の時だけだった

酸っぱい酸っぱい

成分はシュウ酸(蓚酸)

蓚酸の「蓚」はスイバの事だ

昨日紹介したカルボキシル基が2つ付いた酸だ

蓚酸(しゅうさん)

Photo_165

 

フランス料理では

「ソレル」とか「ソレイユ」とかいうしゃれた名前で

立派な食材となっている

だから父も「こんなものしか」と

卑下することはないのだろう

もちろん

調理もせずに食べすぎてはいけない 

 

どこにでもある草だが

スイバは面白い奴で

オスとメスがあるのだ

Photo_162  

上の写真は雌株

雌花の方が色鮮やか

Photo_163  

上の写真が雄株

雄花は稲のような花だ

そして下の写真

Photo_164

これはスイバの実

 

水彩画の蜉蝣のような 君の細い腕がふわりと
ぼくの替わりに宙を抱く 蛍祭りの夕間暮れ
時折 君が散りばめた 土産代わりの町言葉
空回り 立ち止まり 大人びた分だけ遠ざかる
きらきら輝き覚えた 君を見上げるように
すかんぽの小さな花が 埃だらけで揺れているよ 

              (さだまさし「風の篝火」)

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短鎖脂肪酸(分子模型)

2007-05-15 | 分子模型図鑑

カルボキシル基

新しい官能基である

水酸基に酸素が追加されたような形をしている

これはカルボキシル基というものだ

カルボキシル基の付いた化合物の特徴は

酸だということだ

Dsc06765

もう一つの酸素に電子をひっぱられて

電子を失った水素は旅に出る

その水素を水素イオンといい

水素イオンこそが酸の正体だ・・・と

フェノールの回にも述べた

これから述べていくカルボキシル基の付いた化合物を

カルボン酸という

そのうちカルボキシル基が1個だけのものは脂肪酸といい

炭素数が8から10のものが中鎖脂肪酸

それ以上が長鎖、短いのが短鎖である

 

蟻酸(ぎさん)

蟻酸

最も簡単なカルボン酸

アリの仲間が持つ毒液の正体がこの蟻酸だ

メタノールを飲んで失明に至るのは

メタノールがホルムアルデヒドを経て

酸化された時にできるこの蟻酸が

原因だといわれている

 

酢酸(さくさん)

酢酸

炭素数が一つ増えただけで

蟻酸よりずいぶん優しくなった

酢酸は食酢の主成分だ

酸っぱい酸っぱい

エチルアルコールが酸化されてできるのが酢酸だ

これは体の中でも外でも変わらないので

お酒が古くなって酸化が進むと

酸っぱくなる

「酢」 は微生物の力で酸化を促進させて作っている

 

プロピオン酸

プロピオン酸

炭素数3つ

酢酸はかなり刺激の強いにおいだが

プロピオン酸もかなり不快なにおいだそうだ

脂肪酸は嫌なにおいが多いようだ

アルコールとは大違いだ

そして炭素数が増えるにつれて

酸っぱいにおいから動物的なにおいがまじっていく

 

酪酸(らくさん)

酪酸

炭素数4

酪酸というだけあって

牛乳を加工した時に見つかった酸

チーズのにおい、銀杏の皮の悪臭

体臭にも含まれる

 

吉草酸(きっそうさん)

吉草酸

炭素数5

これもくさい

足のむれたにおい

納豆のにおい

汗のにおいにも含まれていそう

 

カプロン酸

カプロン酸

炭素数6

カプロン酸のカプロンは

ヤギの事

ヤギの毛の油から得られたそうだ

ヤギのにおいがする

この辺から

獣臭が強くなっていくのだなあ

そして

液体のカプロン酸以降

中鎖・長鎖の脂肪酸は固体になり

酸よりも油としての性格を濃くしていくのだった

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八重桜(ヤエザクラ)

2007-05-14 | 写真

校庭の桜

ソメイヨシノは駄目だったが八重桜はきれいに咲いた

ウソの好みの味ではないのだろう

Dsc07255

いつも運動会の練習とともに咲いているように思う

ねぼ助なんだね

Dsc07252

ピントをどこに合わせたらいいのか

迷う被写体だ

Dsc07256

花撮りの基本「蕊(しべ)」に合わせて見た 

コメント (3)
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観劇

2007-05-13 | 覚え書き(メイン)

ピーターパンのミュージカルを見に行った

チャリティで地域の子供達も60人ばかり出演

本校の子も4人出ておった

実はその内の一人から直々に

見に来て下さいと整理券を頂いたので

見に行かないわけにはいかなかった

ミュージカルに先立って

高校の音楽部による反戦の合唱

Dsc07114

さらに地元出身の新人歌手によるポップス&ダンス

Dsc07117

観客は親子連れがほとんど

1時間ほどしてから

小学生のうじゃうじゃ出てくるミュージカル

・・・どういうコンテンツ編成なのだこれは

 

ミュージカルは「撮影をご遠慮下さい」ということだったので

写真は載せない(撮ったんかい)

とても若さあふれる舞台だった

 

家に帰ってから母の日だったと気づく

でも

離れて暮らす弟と妹から電話をもらって

母はごきげんだったのでまあ何もせんでいいか

それにしても

「母の日にチョコレート」という各社の宣伝は

実に「姑息」で「なりふり構わなく」みえてつらいぞ

ドコモもだったね

逆効果でないかい・・・

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カホン

2007-05-12 | 覚え書き(メイン)

今日の話ではないが

cobaのライブがNHKで流れていた

狙って見ていたわけではない

cobaさんといえば

おしゃれカンケイという番組の

「16小節のLOVE SONG」というコーナーで

古舘伊知郎が手紙を読むときのBGMや

ズームインスーパーのお天気コーナーのBGMを作った

アコーディオン奏者という認識しかなかったが

アコーディオンのライブというものにも興味があったので

最後まで見てしまった

 

ステージ上には3人だけ

アコーディオンギター・・・

もう一人が問題だった

 

制服っぽいファッションで

女子高生か?というルックス

ミカン箱のような箱の上に足を広げて座っている

???

箱の右脇だったり足の間だったり

ぱかぱか叩いている

これが楽器だということに一瞬気づかなかった

聞こえてくるのは

ドラムセットで叩いているような

豊かなパーカッションサウンドだったから・・・

 

目で見えているのは貧相なミカン箱

耳に聞こえてくるのは

バスドラムからスネアまで揃ったような多彩な音

違和感だらけだった

 

見終った後

さっそく検索・・・

「箱型 楽器」で見つかった

あのミカン箱はカホンという楽器だった

ペルーの打楽器らしい

こちらのページでは

http://www.asahi-mullion.com/mullion/column/w-music/050217index.html

演奏動画も見られる

スゴイでしょ

魅了された

消えそうになっていた音楽家魂に火がつき

購入を考えた

部屋がもっと広ければ買っていたかもなあ

 

世の中にはまだ知らない楽器があるものだ

おもしろい

ちなみに

演奏していた方は

仙道さおりさんというそうだ

・・・女子高生ではなかった

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