日々の戯れ

鈴柩の頼りない脳細胞に代わる記憶

草の王(クサノオウ)

2007-05-09 | 写真

百獣の王といえばライオン

海の王は・・・クジラかな

で、「草の王」という植物があった

どんな植物か想像してみよう

ハデハデのでっかい草だろうか

 

実はいつもの校舎裏の山に生えていたので

とても庶民的な王様だった

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王?・・・雑草じゃん

・・・雑草です

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メシベの形がすごいね

立ち上がった青虫のようだ

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「草の王」は「瘡の王(くさのおう)」

皮膚病に効く薬草として利用されていた

「草の王」は「草の黄(くさのおう)」

花びらが黄色で4枚

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切り口からは黄色い汁が出る

これに触るとかぶれる

薬草であるということは毒草であるということだ

ケシ科の植物

ケシからモルヒネが取れるように

クサノオウからもアルカロイドが取れる

ケリドニン

Dsc06892

弱いながらも沈痛・麻酔作用がある

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完全に名前負けしている草の王だけど

身近な雑草であるという所は気に入っている

コメント
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