百獣の王といえばライオン
海の王は・・・クジラかな
で、「草の王」という植物があった
どんな植物か想像してみよう
ハデハデのでっかい草だろうか
実はいつもの校舎裏の山に生えていたので
とても庶民的な王様だった
王?・・・雑草じゃん
・・・雑草です
メシベの形がすごいね
立ち上がった青虫のようだ
「草の王」は「瘡の王(くさのおう)」
皮膚病に効く薬草として利用されていた
「草の王」は「草の黄(くさのおう)」
花びらが黄色で4枚
切り口からは黄色い汁が出る
これに触るとかぶれる
薬草であるということは毒草であるということだ
ケシ科の植物
ケシからモルヒネが取れるように
クサノオウからもアルカロイドが取れる
ケリドニン
弱いながらも沈痛・麻酔作用がある
完全に名前負けしている草の王だけど
身近な雑草であるという所は気に入っている