昨夜、首相官邸のタイムラインで驚きました。被災地への初動の遅れについては何の説明もなく、この場に及んでのこのアピールです。
【SNS更新】「本日、生活に欠かせない飲料水やカップ麺などを、自衛隊が各店舗まで直接運ぶ、緊急輸送を実施しています。――この緊急事態に際し、官民一体となって、物資不足の解消、生活への不安の解消に取り組んでまいります。」
写真は自衛隊が広島県呉市の各店舗まで直接運ぶ緊急輸送です。生活道路が寸断され孤立している住民がどうやってコンビにへ行けるのでしょうか。
【SNS更新】「広島県呉市内の同じコンビニの今日の朝7時と昨日の朝7時の食品棚の写真です。自衛隊による緊急輸送など、昨日の官民一体となった物流強化によって、おにぎりや弁当については、欠品なく商品を提供できるようになるなど、物資供給は大きく改善しました。」
森ゆうこ参院議員も昨日のTwitterで驚いています。
「政府が自衛隊に輸送させた“支援物資”は、すべてを流され体ひとつで避難所にたどり着いた人たちのところではなく、コンビニの店頭に並べられました。自分のお友達には手厚く補助金を出す首相は、ひとりひとりの国民(被災者)にはとことん援助を渋るつもりのようです。」と・・・。
「政府が自衛隊に輸送させた“支援物資”は、すべてを流され体ひとつで避難所にたどり着いた人たちのところではなく、コンビニの店頭に並べられました。自分のお友達には手厚く補助金を出す首相は、ひとりひとりの国民(被災者)にはとことん援助を渋るつもりのようです。」と・・・。
そんな中で豪雨が明けた8日、道路が寸断され断水した愛媛県宇和島市吉田町へ、生活用水を水槽に積んだ漁船が突然現れ、トイレにも困っていた住民に“恵みの水”を届けたというニュースメールです。漁師のお名前は「オカザキ」さんとしか分からず、住民は感謝を募らせているそうです。
広域で甚大な災害被災地への支援は、何を優先するかが問われています。自衛隊によるコンビニへの緊急輸送も必要でしょうが、先ずは被災者への直接支援ではないのかと、今回の政府対応に悲しくさえなりました。
また日本赤十字社や各県などでも義援金の募集がスタートですが、敏速に被災者へ対応していく方法が一番ではと考えます。