沖縄の施政権が米国から日本に返還された「沖縄県の本土復帰」から45年、施設面積の割合は1972年の58・7%から、最大で75%にまで膨らみ、基地の過重負担がのしかかったままの45年間です。
NHKをはじめとするメディアの伝え方を注視で、産経新聞は「沖縄返還45年“県民大会”…実態は反基地集会」と報じていますが、沖縄県民にとっては基地がある故の事件・事故が続発ですから、反基地集会は当然のことでは受け止めました。
朝日新聞は「光と影 観光急成長・子の貧困率最悪…」ですが、沖縄タイムス社説は「復帰45年 子宝の島で 問われる次世代育成力」で、沖縄が持つ全国一の指標の中でも際立つ出生率の高さを取り上げ、“子に勝る宝はない”との価値観です。
昨日曜日の「母の日」に上の娘からは鉢植えのラベンダーのプレゼントで、いくつになっても嬉しいもので目を細めるひと時です。
そして今日は朝から気温上昇の中を上越市へ、穏やかな日本海を横目に沖縄に思いを寄せながらの運転です。下の娘と久しぶりのランチで、ブティックで麻のシャツブラウスのプレゼントです。ただし予算オーバーということで私が半分負担でしたが、それでも嬉しい「母の日」です。
ところで「共謀罪」はメールやラインも対象とされ、核兵器廃絶にも背を向けるこんな日本政府を次の世代にバトンタッチすることはできないと思いを新たにしました。そして沖縄を忘れて遠くのことと思う国民性と、夜のNHKニュース9では「本土と沖縄の格差」と経済性を中心に伝えています。