今日は二十四節気の一つの大雪(たいせつ)で、昨夜からの冷え込みで近郊の山々も白くなりました。午後からは小雨の中を気分転換で、久しぶりに能生谷まで車を走らせました。先ずは南能生保育園の跡地に先月中旬に竣工した「農家キッチン ひだまり」へ・・・、お昼時を過ぎていたこともあって斉藤チーフと久しぶりにお話しをすることができました。
昨年夏に上南地区地域づくり協議会を発足させ、住民主体の地域づくりで地場産食材の郷土料理を提供する構想を進めてきました。県と市の「地域プロジェクトモデル事業」補助を受け、住民や地域出身者65名が出資し「(株)鉾・権現(ほこ・ごんげん)ジオの里」を立ち上げで、地元産のそばと笹寿しをメーンにしたお店のオープンです。地域の女性たちが中心となって15人が登録で、みなさん生き生きとした表情で動いており店内のペレットストーブと共に温もりのある雰囲気です。
次はもう少し県道を南下して棚口地区の「えほん」へ・・・、鉾岳も雪に被われ周辺の里山や田んぼも白くなって冬の到来が伝わってきます。郷の茶店「えほん」ではコーヒーとオーナー手作りの米粉のロールケーキで、久しぶりに会った友人らと“おしゃべり”に花を咲かせました。帰途に街なかの友人のところへ寄ると、断舎離中で「不要なものを片付けると気持ちまでスッキリとするわね」と、まさに同感です。
スッキリとしないのは昨日の特定秘密保護法の成立ですが、さらにヒドイのは読売新聞で『民主主義 誰が「破壊」? 多数決の否定はおかしい』の見出しで、政治部次長の署名記事の掲載です。法案そのものが持つ広範な危険性には一切の言及なしで、国会での決定プロセスは憲法に沿った正当なものであり、なおも反対するのは「少数者の横暴」だと決め付けています。読売新聞の民主主義への理解度はこの程度で驚くこともないのでしょうが、では「多数者の横暴」で何でもやり放題の国会ならばファシズムではないのかと気分転換のできない今週末です。
素早いコメントありがとうございます。
ここまで言い切る読売新聞の陰を考えてしまいました。
マスメディアに加担される衆愚政治は恐ろしいですね。
記者の視点が片寄っていてはいけませんね。