すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

北朝鮮のおかげ発言と原発再稼働と

2017年10月27日 | 日々思うこと

今日は二日続きの晴れ渡る青空です。解散権を乱用してのアベ首相、635億円の血税で衆院選を終え、”国難突破”ができたのでしょうか。自民圧勝の昨26日、麻生副総理の「北朝鮮のおかげ」発言の波紋が広がっていますが、早くも本日の釈明には呆れるばかりです。

今回の衆院選で自民党は選挙公約に「原子力は重要なベースロード(基幹)電源。原発再稼働を進める」と掲げていながら争点にせず、新潟選挙区の自民党候補らは柏崎刈羽原発の再稼働の言及を避け触れずじまいでした。しかし結果的に圧勝した自民党は原発の新増設に含みを持たせ、国民の信を得たとして原発依存への逆戻りを着々と進めようとしております。

さらに自民党二階幹事長といえば、「選挙結果が全てで、結果的に(安倍政権の)信任をいただいた」と述べていますが、国民の半数以上はアベ政権を信任してはおらず、支持率50%未満で議席占有率の増は小選挙区制度によるもので大政党ほど有利な仕組みです。

そして本日、東京電力の小早川社長が就任後初めて新潟県庁を訪れ、米山知事と会談で、柏崎刈羽原子力発電所について「再稼働は必要だと考えている」との立場を示しました。米山知事は「安全確保がされない限り、再稼働に対しイエスというつもりはない」と、従来の姿勢と変わらぬ主張です。

去る9月19日、都内明治公園で原発廃炉を訴える『さよなら原発5万人集会』があり、この日集まった参加者が6万人で集会後はデモ行進を行なっていました。集会の呼びかけ人でもあるノーベル文学賞受賞作家の大江健三郎氏(76)が、車中からプラカードを掲げるサプライズです。

また直木賞作家の中島京子さんは、“加計疑惑ロンダリング”と化した総選挙に「国民をバカにするひどさは安倍政権で底が抜けた」〈週刊朝日〉と、痛烈な批判です。https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171024-00000074-sasahi-pol 


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