今年は例年よりも早く雪が降りましたが、街なかではすっかり消えて今日はホワイトクリスマスではありません。クリスマスといえばプレゼントが付き物で、商業ベースに乗せられているとはいえ、この年齢になっても嬉しいものです。我がファミリーは少し早めの22日の夜、隣りの孫たちの家で総勢14人が集まり「メリークリスマス!」です。根知のM子お母さんから可愛い猫の模様の赤い室内履きをいただき、その他にも娘たちから気の効くプレゼントがあり、私は孫たちと同様に大喜びです。そしてブログに何度も登場したご近所の温州みかん、Y子さんが丹精込めたそのミカンを収穫したのでとたくさん届けてくれました。
そして私から孫たちへは毛糸の手編み帽子で、NHKテキスト通りに予定の3個を編み上げプレゼントです。ついでにと自分用と3人目の小さな孫へと合わせて5個も編み上げ、我ながら“凝り性”に驚きです。この編み方はモチーフをつなげながら6枚に仕上げてゆくニット作家の広瀬光治さんならではのアイデアで、今度はテディベアの帽子を編んでみようかなあと・・・。
今日から小学校は冬休みで、孫と一緒に日本海の荒波を横目に強風の中を上越市まで出かけました。 小さな孫はこの黄色い帽子が気に入らないのか、なかなか被ってくれずオモチャの方に集中です。4時半過ぎに帰途に着きましたが、車の中では孫の“マシンガントーク”はいつの間にか止まってスヤスヤ・・・、家に到着する頃は暗くなって小雪がチラチラです。
ところでクリスマスということもあって、子どもの貧困率がふと頭を過ぎりました。厚生労働省が7月に発表した「国民生活基礎調査」では、17歳以下の子どもの貧困率は前回を0.6ポイント上回る過去最悪の16.3%で、6人に1人が貧困という数字です。その後、NHKクローズアップ現代でも取り上げていましたが、空腹で夜も眠れないというその映像に驚き胸が痛みました。貧困の連鎖とアベノミクスの社会的損失、その先に見えるのはアメリカの「貧困と戦争へのスパイラル」であることはいうまでもありません。いま家族でこうしてプレゼントを交換し、ケーキを食べることができるクリスマスに感謝の思いの終日です。