すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

教職員歓迎式での「嫌ならどこかへ」市長発言と国交省副大臣の「忖たく」

2019年04月03日 | 日々思うこと

今日も朝から気温が上がらず寒い一日で、“政治家の言葉はいのちとり”が伝わってきます。先ず一つ目は2日付け糸魚川タイムス、市教職員歓迎式糸魚川市長の「嫌ならどこかへ」発言記事です。

これは1日に行われた市教職員歓迎式での米田市長の激励挨拶で、全小学校14校で取り組んでいる「陰山メゾット(反復学習法)」について、「嫌だという人は早めに言ってもらって、どこか他へ」、「共感しない人はしなくてよい」という発言です。何で教職員歓迎式で市長がこんな発言をするのか、教育現場に影響があるだけに巷では驚きの声です。

本日午後、その会場となった市役所と隣接する市民会館の前を通ると、開花した桜と「松本糸魚川連絡道路“事業化”」の垂れ幕が目に留まりました。

二つ目は、参院新潟選挙区選出の自民党塚田一郎国土交通省副大臣の「忖たく」発言です。こちらは1日に福岡県知事選での応援会場で、本州と九州を新たに結ぶ道路事業の調査で、アベ首相と麻生副総理の意向を「私が忖たくした」と発言で、こちらも驚くばかりです。

今夜の各局のニュース番組でも取り上げられ、報道ステーションでは全発言が流されて、塚田副大臣は道路事業化は民主党政権の時に凍結されたが、自分が国の直轄事業として新年度予算に調査費4,000万円計上したとの発言です。番組では直ぐに民主党政権ではなく、自民党政権福田首相の時であると報じましたが、副大臣としてのこの認識にも呆れるばかりです。

本日の衆院厚生労働委員会で、塚田副大臣は撤回と謝罪でアベ首相は塚田副大臣の続投を明言ですが、それで事が済むはずもなく“政治の私物化”を感じてしまいます。写真は強風で落ちてしまった庭の桜の蕾をグラスに入れ、菜の花と一緒に飾りました。

アベ首相にスリ寄る塚田副大臣の発言といい、4期目の糸魚川市長の教職員歓迎式での「嫌ならどこかへ」発言も、閉ざされた地域での“おごり”なのでしょうか。また教育分野に限らず“お気に入り”の市民しか充職としない市政の“ゆがみ”の一端をも垣間見てしまう凍える寒さの終日です。


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