すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

大はしゃぎのアベ側近と生涯反戦を訴えた俳優加藤剛さん

2018年07月10日 | 日々思うこと

梅雨明けの今日は曇り空ながら湿度が高く蒸し暑い一日で、昼過ぎに室温が30度を超えたので熱中症になったら大変とエアコンを付けました。西日本を中心とする豪雨災害による被害は甚大で、政府が一丸となって早期復旧に取り組んでいくことが当然で、あえて昨日の書き込みとしました.

NHKの世論調査ではアベ政権の支持率44%にアップで、どうして国民の支持率が上がるのでしょうか。11日から欧州中東歴訪の首相でしたが、フランスでの軍事パレードもあることで批判が出て、外遊を取り止めですがこちらも当然のことと受け止めています。

昨日のLITERA、安倍首相の豪雨対策そっちのけ自民飲み会参加に非難轟々!

鉢植えのルドベキアが今年も咲き出しました。夏の暑さにも強く、花言葉は「正義・公正」、「強い精神力」です。

俳優の加藤剛さん(享年80才)の訃報です。加藤剛さんといえば時代劇の「大岡越前」ですが、糸魚川市内での自主上映の『日本の青空』シリーズを思い浮かべます。

『日本の青空』は敗戦後の日本国憲法誕生の真相を描いた映画で、憲法学者の鈴木安蔵を中心に民間人で結成された憲法研究会の憲法草案作成までの歩みや、彼ら日本人の草案をもとにして作られたGHQ案と日本政府とのやりとりとが鮮明に描かれ内容でした。

また『いのちの山河~日本の青空Ⅱ』(2010年)では、岩手県沢内村の深沢晟訓村長の「人間はみな自由で平等、いのちに格差があってはならない」と、全国初の60歳以上と乳幼児医療費無料を実現した村を描いた心に残る映画でした。

戦争の悲劇を伝える作品に多く出演した加藤剛さん、日本国憲法は人類の到達した最高の英知で、日本が世界に誇れる地球の永遠の平和への指針と語っていました。「戦争を伝え、憲法を守る。それが俳優としての自分の使命」と生涯反戦を訴え、アベ政権の狙う憲法9条改憲に反対し続けた気骨ある俳優でした。心よりご冥福を祈ります。


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