すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

雪からの脱出と大雪時の原発事故の避難

2018年02月09日 | 地震・原発

大雪の峠を越えたという今朝は放射冷却で道路だけでなく、昨日は柔らかかった雪もカチカチ状態です。日中は気温6度まで上昇し、外出の予定もあるのでスコップ片手に何度も休憩しながら、車の周辺の硬い雪をやっと除いて久しぶりの脱出です。

 

庭の雪の下には雪割り草などの山野草だけでなく、バラの鉢植えなども埋まっており、大きな黒松の一番下の枝も雪の重みで折れそうです。こんな大雪ならばもっと事前に備えて置くべきだったと後悔しきりです。

備えといえば、7日に柏崎市で開かれた東京電力柏崎刈羽原発の安全性について、地元住民が議論する「原発の透明性を確保する地域の会」に出席予定だった米山知事、大雪による北陸自動車道の渋滞でやむなく引き返したことが話題になっています。知事は大雪時に原発事故が発生した場合、避難困難となる可能性が「図らずも、証明された」と、昨日の記者会見で述べています。

また会議で原発に反対する委員から、「このような天候では住民は避難できない」といった意見があり、原発推進派からも原発事故時の冬季避難路の確保を求める声が相次いだそうです。一度事故が起こると原発推進反対に関わらず、すべての住民の問題ですから当然の意見で、原発50キロ圏内だけでよいはずもなく、若杉冽著の『原発ホワイトアウト』を思い出しました。何よりも事故を起こした東京電力に原発再稼働の適格性があるのか、失われた信頼性とともに首を傾げてしまいます。

明日からは三連休で、初日の空模様はまずまずの気温上昇の予報です。隣りの孫たちはスキーを楽しみ、私は早く春が来ないかと待ちわびるこの頃です。


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1 コメント

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4年前の関東の豪雪 (けんもち)
2018-02-09 18:40:24
4年前の悪夢を思い出しました。
120年振りの大雪が降った我が家周辺も大変な想いで、雪かきした思い出がありました。
その最中に黒岩議員からどういうわけか電話が入って、今でこそ笑い話になりましたが、あの時は、こちらの事情がうまく伝わらず、もどかしく感じたこともありました。
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