すずきせいこの「日々雑感」

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上越市議会『女性フォーラム』、女性議員を増やそうとは言うものの・・・

2019年08月18日 | 日々思うこと

お盆過ぎの日曜日、上越市議会主催の『女性フォーラム』へ、高田公園内のオーレンプラザへと急ぎました。テーマは「女性が議員を目指しやすい環境作り」で、第一部の基調講演は慶応義塾大学大大学院准教授谷口尚子さんで、第二部は県内外の3人の女性議員と上越市議会議長によるパネルディスカッションです。

女性議員ゼロの上越市議会として、来春の市議選で女性議員をと願う初企画で、テーマが難題だけに答えは一つでないことが伝わってきます。「女性が議員を目指しやすい環境作り」は立候補する方の家庭サポートなどよりも、市議会を取り巻く周辺に糸口があるように受け止め、時間をかけて議論を深める必要性を感じるフォーラムです。

(イラストは橋爪市議)

また会場では県内の知り合いの女性市議も多く、柿崎区のNさんやKさんら思わぬ出会いもありました。何よりも南魚沼市からほくほく線で参加の黒岩秩子さんとの送迎を含めた4時間あまりの時間が一番有意義で、たくさんの情報キャッチです。

その一つが、この29日に国立女性教育会館(独立行政法人)での「2019年男女共同参画フォーラムワークショップ政治分野における男女共同参画推進法制定から1年~」です。主催は赤松良子さん代表のクオータ制を推進する会(略称 Qの会)で、秩子さんも参加されるそうで、その後は国交のない北朝鮮への訪問とのことで見上げるまでの行動力です。また黒岩たかひろ応援団の『政(まつりごと)通信』20号では、先の参院選での打越さくらさんの当選を「越後で季節外れのさくらが咲いた」と・・・。

そうそう本日の『女性フォーラム』のパネリストからの「旦那」や「主人」という言葉、気になったのは私だけではなかったようで、国立女性教育会館はもとより、この分野での集会で「旦那・主人」が発せられるとブーイングであることは言うまでもありません。単に女性議員数を増やすだけで市議会の資質が上がるはずもなく、その目的をもっと明確に示し、男女共同参画推進法にしっかりと向き合うところから解決策がありそうな暑い一日でした。


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