すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

ローマ教皇の被爆地からの訴えと住井すゑさん「人間宣言」と

2019年11月25日 | 日々思うこと

来日中のフランシスコ・ローマ教皇、昨日の長崎、広島両市を訪問され被爆地での核廃絶への訴えを聞き入りました。長崎では「核兵器や大量破壊兵器を所有することは、平和と安定の望みへの最良の答えではない」と世界に向けて核兵器廃絶を求めるメッセージを発信です。

広島では「戦争のために原子力を使用することは犯罪だ」と訴え、教皇は「広島と長崎から人類は学んでいない」と発言するなど、2013年の就任以来一貫して核兵器廃絶の必要性を呼び掛けてきました。

広島平和記念公園での「平和のための集い」で、核廃絶を訴えるローマ教皇 (写真は時事ドットコムニュースより)

13億人の信者を持つカトリック教会トップのローマ教皇、核開発はテロ行為に等しいという言葉に心を揺さぶられた多くの日本国民、世界で唯一の被爆国からのローマ教皇の重い訴えに、国連「核兵器禁止条約」に背を向けるアベ政権や否定的な地方議員らはどう応えるのでしょうか。

一年ほど前のブログで、「核兵器廃絶」と書かれた広島ナンバーのトラックのことを綴っていました。トラックには原爆ドームをバックによく見ると、峠 三吉氏の原爆詩集「序」の「父を返せ 母を返せ・・・」が書かれており、見上げるまでのこのアクションにリスペクトです。(写真の出どころは不明です)

見上げるまでといえば、住井すゑさんの続きです。「住井すゑ 九十歳の人間宣言」と長岡講演