すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

自民党政権はバラ色なのか、75年目のトラック島の真実

2019年02月13日 | 日々思うこと

今日も昨日の同じく、気温0度前後の雪がチラチラと舞う寒さで、上の孫がとうとうインフルエンザA型に感染し高熱で苦しんでいます。

10日の自民党大会でのアベ首相の「悪夢のような民主党政権」という発言を巡り、連休明けの衆院予算委員会では炎上です。撤回を求められても「自民党総裁として私の考えで、言論の自由がある」と開き直りですが、それではアベ政権はバラ色なのか、この6年間の“自民一強”のアベ政権こそが悪夢ではないのかと受け止めてしまいます。

また昨日、水泳の池江璃花子選手のツイッターでの突然の「白血病」について、桜田五輪大臣の無神経な発言を野党から追及されると、こちらは直ぐに撤回です。さらに「オリンピック憲章を読んだことがあるか」と問われると「話しは聞いたことがあるが、読んでいない」と、何とも大臣資質に呆れるばかりです。

写真は行きつけのスーパーイチコの書籍売り場での『通販生活』です。憲法改正について、国民投票の不平等さを訴えたカタログハウスのことは1月5日付けでも書き込み済みです。「9条球場」公平な国民投票を訴える通販生活

その国民投票について、11日の建国記念日に市内で行われた第4回「糸魚川建国記念の日奉祝式典」について、本日の地元タイムス紙に掲載です。元市議会議長の倉又稔実行委員長が挨拶で憲法改正の必要性に言及し、「最終的には国民が国民投票で決めること」とし、地元選出の高鳥修一衆議・農水副大臣が「建国記念日に寄せて」と国政報告を行ったそうで、地域のトップリーダーらが集まるだけに注視です。

そんなこともあって今夜のNHK、歴史秘話ヒストリア『南の島は戦場になった トラック空襲75年目の真実』を視聴です。75年前の太平洋戦争を左右する決戦の舞台となった南太平洋ミクロネシアのトラック諸島、周辺海域には空襲の標的となった40隻をこえる日本軍の船が沈む美しき海の墓場です。

 NHKHPより、日本の真珠湾 トラック島

太平洋戦争下のトラック島には、日本海軍の連合艦隊を支える物資輸送のため、民間からの徴用船がたくさん送られました。戦局の悪化でアメリカ軍の大艦隊に連合艦隊は決戦を挑まず撤退し、取り残された徴用船とその船員たちには壮絶な運命が待っていたことを知りました。

4Kカメラによる初の大規模潜水調査による数々のスクープ映像を取り上げ、零戦や戦車、乗組員と思われる大量の遺骨からは、戦争の生々しい爪痕が浮かび上がる衝撃映像で、75年前のトラック空襲の真相と船乗りたちの悲劇に迫る貴重な番組です。※再放送 2月16日(土)10:05~10:50

いかなる人も思想信条は自由ですが、大人たちは今、戦争とはどういうことだったのか、まだ100年も経たない先の戦争へ目を向けるべきで、再び同じ道を進むことは許されず見逃してはならないことを痛感する寒い夜です。