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ローリングフォーキャストという考え方

中小企業診断士の長谷川進です。こんにちは。
今日は経営計画についてのお話です。

「ローリングフォーキャスト」という考え方を皆さんご存知でしょうか。
http://www-935.ibm.com/services/jp/index.wss/ibvstudy/bcs/a1011604?cntxt=a1010188

企業の業績予測(フォーキャスト)について、いったん立案したものを固定化せず、経営環境の変化や直近の実情に応じて素早く見直す考え方です。

具体的には半期・四半期単位などで見直すことになります。

ローリングフォーキャストのポイントは、直近の実情を踏まえることで、より現実的な計画に基づいた企業経営が可能になる。その結果として、現場のモチベーションの高まりも期待できるというものです。

年に数回現状を分析して計画を策定することで、負荷が増大する可能性があるということが考慮点として挙げられます。

競争激化、世界的不況など、企業にとって厳しい環境を勝ち抜くためには、ローリングフォーキャストのような、生きた数字を活用した企業経営を行っていくことの重要性が高まるのではないでしょうか。

年1回の大イベントとして、大量のワークロードを投入して計画を策定し、計画を策定したら、それで満足してしまう。せっかく作った計画が、環境変化に対応できずに使い物にならない。

そんな事態は本来避けたいのですが、これからの時代は要注意です。

リーマン・ブラザーズ破綻以降の動きを見れば明らかです。

「ローリングフォーキャスト」のような柔軟な企業運営の考え方は、企業規模の小さい中堅・中小・ベンチャー企業だからこそ、大事にしたいものです。


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